モンブラン（テート・ルース小屋まで）

2019年07月26日(金) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 7.8km
• 登り: 1,528m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:12

2:47 ニー・デーグル駅
2:52 3:00 ニー・デーグル小屋
4:00 4:10 Refuge des Rognes
4:55 17:00 十字架
5:18 5:32 テート・ルース監視所
5:42 6:10 テート・ルース小屋
6:55 17:00 Refuge des Rognes
7:59 ニー・デーグル駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ニーデーグルまでのトラムは整理券（事前予約）が必要。帰りの整理券も、ニーデーグルで下車後に取得のこと。

その他周辺情報

Le Fayet駅近くの温浴泉がいいらしい（現地ガイドのクリストフ推薦）。

写真

7/26 8:07

早朝にシャモニから電車に乗り、Le Fayet（ル・ファイエ）へ。

7/26 8:20

8H30発のトラムは赤紫色のJeanne（ジャンヌ）。景色は進行方向右側が良し。

7/26 9:05

車内から、モンブランの大きな山容。グーテ小屋が識別できる。

7/26 9:16

シャモニの谷

7/26 9:27

ビオナセイ氷河

7/26 9:33

最後の急勾配を上がっていく。

7/26 9:38

トンネルを抜けると、終着点のNid d'Aigle（ニー・デーグル。2,372m）。

7/26 9:47

終着点。素晴らしい眺め

7/26 9:49

ニー・デーグル小屋までのトレイルは5分ほど。

7/26 9:54

ニー・デーグル小屋

7/26 10:17

小屋から少し戻り、氷河を見に行く大半の観光客と別れ、斜面をゆっくりと登っていく。登りと、比較的平坦な部分を何度か繰り返す。

7/26 10:31

7/26 10:45

ところどころに残雪

7/26 10:57

1時間で、ロニャンの避難小屋（2,760m）。

7/26 11:11

ロニャン小屋の裏からは、シャモニ谷の絶景。

7/26 11:11

ここから方角を変え、Tete Rousseに向かっての登り。眼前にすると、こんな急勾配、とへこたれそうになるが、実際はそれほどでもない。

7/26 11:33

岩石の積もった谷を水平に横切り、尾根に取り付いてじっくり登っていく。テート・ルース氷河の左右に立つポールが目標。さらに上にはグーテ小屋がずっと見えている。

7/26 11:38

少しずつ高度が上がっていく。Aiguille du Midiが見える。

7/26 11:50

昨日歩いた山々が眼下に。

7/26 11:52

尾根上の大岩を左に巻いて進む。危険個所はない。

7/26 11:55

十字架が立つ。

7/26 12:04

登ってきた尾根を振り返る。

7/26 12:10

ポールの高さに近づいてきた。

7/26 12:13

氷河の向こうにテート・ルース小屋が視界に。もう少し。

7/26 12:31

登り切ったところに。監視小屋。クリストフさんとしばし山談義。ガイドとして300回登頂しているとのこと。

7/26 12:27

アルプスなどの高山鳥、ショカール。和名ではキバシガラス。いつもつがいで行動。

7/26 12:33

山頂へのルートを離れ、氷河をトラバースして小屋へ。

7/26 12:40

テート・ルース小屋。

7/26 12:44

標高3,167m

7/26 12:41

小屋前から望む、グランクロワールからグーテ小屋への登路。約2時間とのこと（クリストフ的感覚）。

7/26 12:45

小屋からのビオナセイ氷河。7月に入ってのcanicule（酷暑）の影響で、上部に張り付いた雪がいつ崩壊してもおかしくないとのこと。

7/26 12:46

登頂を目指すには、初日にテート・ルース小屋までとする（2泊3日）か、グーテ小屋まで上がってしまう（1泊2日）かがある。

7/26 13:14

偵察はここまで。だいぶ、登頂へのイメージが湧いた。来年か、再来年か。天候悪化を気にしながら下山開始。

7/26 14:01

下山路で、Bouquetin Alpine（英語でIbexアイベックス）の親子に遭遇。仲良し双子に、ふと我が子らを思い出す。朝はどこにもいなかったのに、何組もいる。

7/26 14:05

登路を振り返ると、天候は一気に悪化。

7/26 14:09

高山の蝶たち。

7/26 14:10

7/26 14:13

7/26 14:31

ニー・デーグルへ往路を下っていく。

7/26 14:55

登山口まで帰着。このあと予報よりは遅れて雷雨に。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

げん

フランス赴任が決まってから、アルプスの山への漠然とした想いが、具体的なものに変わってきた。やらないと思っていた雪山の講習を出国前に受け、最低限ではあるが知識と経験は身に着けた。今回はあくまで偵察。モンブランという山のイメージが、自分の中にできてきた。
来年か、再来年か、しっかり準備して、その頂きを目指したい。