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Yamareco

記録ID: 1943058
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山滑走
磐梯・吾妻・安達太良

吾妻山・峠駅〜栂森〜関根駅 山スキー

1989年02月11日(土) 〜 1989年02月12日(日)
 - 拍手
usubashiro その他3人
GPS
29:00
距離
23.0km
登り
1,231m
下り
1,544m

コースタイム

1日目
山行
7:50
休憩
0:30
合計
8:20
9:40
185
峠駅
12:45
12:45
185
1203m
15:50
16:20
45
栂森
17:05
17:05
55
1663m
18:00
1751m手前のコル
2日目
山行
5:15
休憩
1:15
合計
6:30
8:10
60
1751m手前のコル
9:10
9:45
85
栂森
11:10
11:35
45
吾妻山麓放牧場
12:20
12:35
125
大小屋
14:40
関根駅
天候 2/11曇り時々晴れ、2/12晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
2/10 東浦和駅前(22:30)車=浦和I.C=東北自動車道=福島西I.C→福島駅前(1:50)
2/11 福島駅前(6:35)車→庭坂駅前(6:55/8:35)奥羽本線・427→峠駅(9:04)
2/12 関根駅(14:53)奥羽本線・428→庭坂駅(15:41/16:05)車=福島西I.C=東北自動車道=浦和I.C→東浦和駅前(21:16)
庭坂駅から奥羽本線・EF71が牽引するたった2両の客車に乗り、赤岩駅・板谷駅とスイッチバックの連続で峠駅へ。
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庭坂駅から奥羽本線・EF71が牽引するたった2両の客車に乗り、赤岩駅・板谷駅とスイッチバックの連続で峠駅へ。
記念写真を撮り、
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記念写真を撮り、
スキーをつけて出発。「峠の力餅」屋の庭先から右手の尾根に取りつきますが急で苦しい所でした。あとは明瞭な尾根伝いになりますが、いろいろ調子が悪く、元気な3人のブレーキになってしまい申し訳ありませんでした。
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スキーをつけて出発。「峠の力餅」屋の庭先から右手の尾根に取りつきますが急で苦しい所でした。あとは明瞭な尾根伝いになりますが、いろいろ調子が悪く、元気な3人のブレーキになってしまい申し訳ありませんでした。
1133mピーク付近では、雪庇が大きく張り出し途中鈍い音とともに足元に亀裂が入って緊張。ようやく栂森を目前にできたところで地図を確認します。
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1133mピーク付近では、雪庇が大きく張り出し途中鈍い音とともに足元に亀裂が入って緊張。ようやく栂森を目前にできたところで地図を確認します。
栂森南側のピークからは、吾妻連峰主稜線が夕日に赤く輝いて見えました。1663mピークを過ぎると星が見え始め、「サーチライトはあるし、ユーミンの歌でも聞こえて来れば・・」
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栂森南側のピークからは、吾妻連峰主稜線が夕日に赤く輝いて見えました。1663mピークを過ぎると星が見え始め、「サーチライトはあるし、ユーミンの歌でも聞こえて来れば・・」
とはいえ、目指す弥兵衛平の大雪原はまだまだ先。結局、目指す明月荘にはたどり着けず、1751mピーク手前のコルでビバーク。翌朝、弥兵衛平の大雪原をバックに、
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とはいえ、目指す弥兵衛平の大雪原はまだまだ先。結局、目指す明月荘にはたどり着けず、1751mピーク手前のコルでビバーク。翌朝、弥兵衛平の大雪原をバックに、
栂森(右奥のピーク)へ戻ります。
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栂森(右奥のピーク)へ戻ります。
真っ白なウサギが現れたりもしました。
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真っ白なウサギが現れたりもしました。
栂森までシールをつかった登降が1時間続きました。
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栂森までシールをつかった登降が1時間続きました。
昨夜、寝ようした22時、ツエルト内の温度計は−18℃をさしていました。
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昨夜、寝ようした22時、ツエルト内の温度計は−18℃をさしていました。
栂森からシュカブラと久蔵森。ここからシールをはずし、長い滑降となりました。
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栂森からシュカブラと久蔵森。ここからシールをはずし、長い滑降となりました。
栂森周辺の概念図と実際にたどったコースです。大沢駅を見過ごし、関根駅まで長い歩きのおまけもついてしまいました。
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栂森周辺の概念図と実際にたどったコースです。大沢駅を見過ごし、関根駅まで長い歩きのおまけもついてしまいました。

感想

 吾妻山との出会いは、高1の夏まで遡ります。その時、浄土平・吾妻小屋に3泊し、一切経・東吾妻などに登ったり、ヒメシジミ、クジャクチョウを夢中で追いかけたりしました。オオシラビソの純林、鳥子平・景場平・酸ケ平の湿原、桶沼・鎌沼の色、荒々しい火山といった自然景観ひとつひとつに心踊らせ、また、晴天から雷雨になって湿原で腰がつかるまでの時間の短さにも驚きました。
 その後、吾妻山を毎日見ながら生活をしたこともありました。ふもとから夏の雨上がりには緑が浮き上がり、冬の晴れ間には雪面が輝く様子も見えました。吾妻山は、季節がゆるやかに移っていく様子をダイレクトに伝えてくれました。
 また、虫さがしのフィールドとしての吾妻山麓も魅力的でした。北麓の奥羽本線・赤岩駅では、ウラクロシジミがホームに舞っていました。東麓では、オフロードバイクで林道を詰めて、ミズナラの梢を叩きました。初めて縦走登山をしたのも、この山です。3年続けて、一切経山に登ったことも・・・。社会人山岳会に入って、山スキーで冬の五色沼、弥兵衛平も見ました。
 伸びやかな連なりの南側に、険しく食い込んでいる2つの谷があります。地形図でも「どうです、立派でしょう。」という顔をしている中津川と大倉川。これらの溯行を果たせていないことが、ちょっと心残りな感じです。

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