那岐山


- GPS
- 03:13
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 809m
- 下り
- 807m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:13
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前日の道後山から、近くの温泉に入り移動。那岐山の駐車場で車中泊をした。夏の車中泊では窓にネットを掛け、扇風機を回して寝るとそれなりに快適である。
起きてから飯を食べたところでしばらく車でダラダラする。着替えて車から出る頃には駐車場にそこそこ車が停まっていた。
天気は曇りで景色は見えない。
山を登り始めて早々にアブに纏わりつかれる。
耳元で羽音が聞こえるのはどうにも苦手で、蜂だろうがハエだろうが駄目である。特に重低音の羽音は怖さがある。
とにかく刺されないよう、立ち止まらずに進み続ける。羽音が遠くなったときに立ち止まって足元を見ると、カケスの羽が落ちている。それも特徴的な黒、青、白の段だら模様の羽である。
痛みがあり、羽柄も欠けていたが拾えると嬉しい羽である。ポリ袋に入れようとしたら羽を落として見失ってしまう。しばらく地面を探しまわりなんとか発見、きちんと納めて一息つく。
アブと一緒に登ることしばらく、前方に大学生だろうか若い三人組がいる。リュックを置いて止まっている。何してるのかと見に行くと、リュックの上にアブが留まっている。1人がアブに纏わりつかれてリュックも持たずに走っていってしまった。残った人に話を聞くと蜂が留まっていてリュックが取れないと言う。アブだと教えるとリュックを拾い上げていたので大丈夫そうだと思い先に進む。走っていった人に追いつき、後ろの2人が追ってくれてると伝えて先に行こうとしたら何故かついてくる。引き返すか待っていればいいと思うのだが。少しして話しかけられて何かと思えば、水をくださいと言う。飲みかけのペットボトルをそのまま渡した。大学生?がアブに纏わりつかれるたびに走って逃げているのでとうとう座り込んでしまう。相変わらずアブに纏わりつかれている。蜂を払ってくれませんか?と言うので、それはアブで、歩いてたら刺されないと言うと疲れて動けないと言う。ストックで適当に払ってやってから先に進む。しばらくして頂上に到着。景色は見えない。道に動物の足跡が続いている。ニホンジカのようで数も多い。ぬかるんでいるお陰ではっきりとした足跡になっている。下りに入るところでウグイスが目視できる位置で囀っている。カメラでしばらく撮影する。
杉林でカラスのような声がする。逆光でシルエットだけだがハトくらいの大きさだった。羽も拾っていたのでカケスであるとすぐに分かった。2羽いたがすぐに飛び去ってしまった。
下りの途中でやたらと鳴いている鳥がいる。数もかなりいるようだ。スズメくらいの大きさで尾が凹尾になっているのでカワラヒワかと思ったが嘴が赤く、体の色が派手に見えた。日本の鳥っぽくない、外来種かと思った。調べたところ、ソウシチョウのようである。初めて見る鳥は嬉しい反面、外来種というのはなんとも言えない気分だった。
その後は何事もなく下山。
登山をするなら最低限の知識や準備は必要だと実感できた一日だった。
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