鳥海山 払川より新山&千蛇谷

2012年06月02日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,489m
• 下り: 1,469m

天候

終日晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

鳥海山の地形/残雪の予習・復習には、こちらのサイトの画像が大変参考になります。解像度も高いのでおすすめです。

http://lsweb1.ess.bosai.go.jp/volcano/view/tohoku-n/chokai/index.html

写真

実に**年ぶりに鳥海山にやってきました。でもここを通った記憶は無いなあ・・・もっと西寄りを登ったような。駐車場から七高山頂までSoftBankの電波がずっと入ったのには驚きました。

6/2 10:09

暑いぞ〜！？（°〜°)　大汗かいて害悪化・・・夏山が苦手なのは暑さに弱くて汗っかきというせいもあります。夏でも圧倒的に涼しいというのは、富士山が好きな理由のひとつです。

6/2 10:24

で、七高山の登りは、なんとなくその富士山を感じさせます。はるか彼方には、これまた大好きな栗駒山が見えて大興奮でした！！！！

6/2 10:58

ということで、約3時間20分かかって七高山山頂に到着です。

6/2 11:03

すぐ隣には目指す鳥海山頂。こんもりと雪を蓄えています。記憶が蘇ってきました。でもこんなにちっこかったかなあ？僕が大人になったせいかな。

6/2 11:10

七高山頂につい先週立てられたばかりという標石です。

(特大画像)スキーヤー・テレマーカーさんたちが歓声をあげながら滑っていきます。今日はちょっと冒険をしようと思っているのでお預けです。

6/2 11:33

まずは鳥海山頂(新山)を目指します。意外とガレていて、板をかばうとちょっと危なかったです。ここもなんだか記憶と違います。前来たときはもっと左手を降りたような・・・？

6/2 11:37

火口の中に下り立ちました。新山までひと登りです。ここは吹き溜まりになっていてスゴい積雪量です。25mは固い？

6/2 11:33

(特大画像)新山をのぼる登山者。この方々、鳥海山の達人でした。色々と貴重なお話を伺いました。

6/2 11:37

新山への登り返しは見た目はいかついですが、実際に取り付くとそうでもありません。

6/2 12:00

ほんの数分で鳥海山頂着。おおおおおおお懐かしいw

6/2 12:18

大ベテランのお二方。鳥海山を知り尽くしていらっしゃるようです。的確なアドバイスありがとうございます。僕も50年後にああでありたい。

6/2 11:56

頂上にて撮っていただきました。賽銭箱が崩壊しとる。

6/2 12:29

大休憩のち、まず新山の山頂から大物忌神社へ滑りこみました。結構デロデロ崩れます。下から登ってくる方がいらっしゃったので、迷惑にならないように一度板を脱いで進路変更。

6/2 12:42

大物忌神社。お参りしました。新山の白が眩しいですね。

6/2 12:48

次に神社の西側に回り込み、そこの雪渓を少々詰め、そこから千蛇谷を滑りました。綺麗な雪面でした。

6/2 12:50

若干落石がありましたが快適快適。イヤッホーーーウウウウウウウウウ！！！！！！！

6/2 12:53

このままどこまでも千蛇谷を滑っていきたいところですが、下山する祓川は反対なので、どこかから登り返さねばなりません。ボード背負った状態での雪上歩行&岩の練習ということで、今回は火口壁の急斜を直登する、ちょっと冒険気味なコース取りをしてみました。雪壁を登りきってから岩登り、最後はハイマツの藪こぎという感じでしょうか・・・？

6/2 14:38

(特大画像)13:02直登開始。振り返ると滑った千蛇谷。素晴らしい！

6/2 13:12

だんだん傾斜がキツくなってくるのでピッケルに切り替え、ステップを作りつつ直登します。行ける所までジグザグにストックで登ったのは失敗でした。無駄に体力消費／(^o^)＼

6/2 13:51

クレバスをいくつか越え、雪壁登り終了。安全地帯をみつけてシュルンドを突破し、岩に取り付きました。クレバスを覗いた感じでは、積雪は10m近いようでした。

6/2 14:38

雪渓最上部のシュルンドから新山を望む。風がまともに吹き付けるこちら側はまったく雪がついていません。肉まん何処行った。

6/2 14:20

ここからは20mくらいの岩登りでした。背中のボードが邪魔に感じてしまう・・・まだまだ修行が足りません。最後はハイマツの藪漕ぎで14:25に登山道に合流。いい練習になりました。

6/2 14:51

そして、ここから七高山までが非常にキツかったですorz　昨年の白山・百四丈滝の際にも感じましたが、僕はアップダウンに殊更弱いようです・・・合流地点を14:37に出たのですが、なんと七高山頂までコースタイムの2倍近い1時間12分もかかって15:49着。もうバテバテ、大汗をかきました。25分くらいかな〜と思っていたのですが甘すぎた。滑降開始は15:59・・・　

しかしいざ滑り出すと、21分後の16:20には下に着いてしまいました。やっぱり早いw　頂上直下〜1800mあたりまでは面ツルザラメで最高でした。次回こそは猿倉口のロングコースを滑ってみたいものです。充実の山行でした。6月になりましたが、まだまだ滑りますよ〜

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX50 SONY

感想

kamatsuka

6月になり、いよいよ滑れる山も限られてきました・・・

七高山を滑るスキーヤー。イヤッホーウウウウ！！！


同上。最高のザラメでした。


新山〜千蛇谷を滑る。ちょっと柔らかい。