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Yamareco

記録ID: 1971292
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ハイキング
東海

福地山 もう一つのアルプス展望台

2019年08月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.9km
登り
812m
下り
794m

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
0:40
合計
5:20
6:50
80
8:10
8:20
90
9:50
10:10
50
11:00
11:10
60
12:10
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:昨日登った奥丸山の帰り、新保高ロープウェイ6:11分の始発バスに乗り、6:41分に福地温泉で降りる。バス停のすぐ横が登山口である。 
コース状況/
危険箇所等
 登山口から山頂まで、歩いてすれ違いができるほどの幅広い登山道が造られて整備されており、安心して登ることができる。
その他周辺情報  登山口のすぐ近くに朝市があり、バスが着いた6:41分にはすでに店が開かれて、温泉の泊り客の人達が店を覗いていた。しかし、下山した12:00分には店はもう閉まっており、何時閉店かはわからないが、正しく朝だけの市場のようである。
 二連泊した「ニューホタカ」の玄関口。「露天風呂、内風呂、日帰り入浴できます。600円」と書いてある。贅沢言わなければ、山宿としては良い宿である。
2019年08月12日 05:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 5:47
 二連泊した「ニューホタカ」の玄関口。「露天風呂、内風呂、日帰り入浴できます。600円」と書いてある。贅沢言わなければ、山宿としては良い宿である。
 新保高ロープウェイの終点バス停であり、すぐ横がロープウェイ乗り場である。始発バスが待機しており時刻通り6:11分に出発した。お客は自分一人だけ。
2019年08月12日 06:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 6:00
 新保高ロープウェイの終点バス停であり、すぐ横がロープウェイ乗り場である。始発バスが待機しており時刻通り6:11分に出発した。お客は自分一人だけ。
 福地温泉バス停のすぐ脇に「福地山登山道入口」の案内がある。左の階段が登山道入り口である。ここを通るバスは2時間に1本だけなので調整が難しい。
2019年08月12日 06:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 6:48
 福地温泉バス停のすぐ脇に「福地山登山道入口」の案内がある。左の階段が登山道入り口である。ここを通るバスは2時間に1本だけなので調整が難しい。
 登山口から振り返ると、すでに朝市が開かれており、温泉泊り客と思しき人たちが歩いている。なお、バス停は約15分歩けば1時間に1本の福地温泉口バス停がある。
2019年08月12日 06:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 6:49
 登山口から振り返ると、すでに朝市が開かれており、温泉泊り客と思しき人たちが歩いている。なお、バス停は約15分歩けば1時間に1本の福地温泉口バス停がある。
 バス停から階段を登って少し歩くと、もうこの状態になって登山道らしくなる。登山口を6:50分に出発。
2019年08月12日 06:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 6:51
 バス停から階段を登って少し歩くと、もうこの状態になって登山道らしくなる。登山口を6:50分に出発。
 最初は杉林の中をゆっくりと登って行く。道は幅広くて歩き易い。
2019年08月12日 06:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 6:59
 最初は杉林の中をゆっくりと登って行く。道は幅広くて歩き易い。
 「獣出没注意」と書かれた標識。出来れば熊を見て写真を撮りたいが、突如出会うのは怖いので、熊よけ鈴を鳴らしながら歩く。
2019年08月12日 07:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 7:19
 「獣出没注意」と書かれた標識。出来れば熊を見て写真を撮りたいが、突如出会うのは怖いので、熊よけ鈴を鳴らしながら歩く。
 登山道に散らばったカケスの羽根。クマタカなどの猛禽類に襲われたようである。
2019年08月12日 07:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 7:37
 登山道に散らばったカケスの羽根。クマタカなどの猛禽類に襲われたようである。
 「尾根コース、谷川コース分岐、登り残り12カーブ」と書いてあるように見えたが、分岐の後に小さく「まで」とあり、この点が分岐点ではない。
2019年08月12日 07:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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8/12 7:40
 「尾根コース、谷川コース分岐、登り残り12カーブ」と書いてあるように見えたが、分岐の後に小さく「まで」とあり、この点が分岐点ではない。
 植林地を過ぎると雑木林になって、緑の木陰を気持ちよく歩けるようになる。昨日の約20km歩き疲れは無い感じである。
2019年08月12日 07:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 7:46
 植林地を過ぎると雑木林になって、緑の木陰を気持ちよく歩けるようになる。昨日の約20km歩き疲れは無い感じである。
 白い花。
2019年08月12日 07:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 7:48
 白い花。
 紫の花。
2019年08月12日 08:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:00
 紫の花。
 同じような紫でも、違う花である。
2019年08月12日 08:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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8/12 8:01
 同じような紫でも、違う花である。
 モグラが登山道の地中を横断した痕跡。
2019年08月12日 08:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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8/12 8:03
 モグラが登山道の地中を横断した痕跡。
 12カーブが終わって、最初の尾根コースと谷川コースの分岐点。登りは尾根コスをとることにする。
2019年08月12日 08:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:04
 12カーブが終わって、最初の尾根コースと谷川コースの分岐点。登りは尾根コスをとることにする。
 登山道は相変わらず広くて歩き易い。
2019年08月12日 08:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:07
 登山道は相変わらず広くて歩き易い。
 白い花。
2019年08月12日 08:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:08
 白い花。
 青い玉の実。
2019年08月12日 08:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:08
 青い玉の実。
 静かな新緑の木漏れ日の中を行く。今日出会ったのは降りの人1人と、登りの人1人の2人だけ。99.9%の人は鎗・穂などを目指しているようだ。
2019年08月12日 08:09撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:09
 静かな新緑の木漏れ日の中を行く。今日出会ったのは降りの人1人と、登りの人1人の2人だけ。99.9%の人は鎗・穂などを目指しているようだ。
 昨年の台風で倒れたと思われる白樺の風倒木。
2019年08月12日 08:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:17
 昨年の台風で倒れたと思われる白樺の風倒木。
 山頂までほゞ2/3地点の無然平に到着。ここに名を残す篠原無然は、明治中期に飛騨の地で青年の教育や女工の待遇改善に力を注いだ社会教育の先駆者とされる。
2019年08月12日 08:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:17
 山頂までほゞ2/3地点の無然平に到着。ここに名を残す篠原無然は、明治中期に飛騨の地で青年の教育や女工の待遇改善に力を注いだ社会教育の先駆者とされる。
 無然平にある篠原無然の像。早稲田を中退して上宝村の教員となり、乗鞍の登山道を整備した人でもある。雪の安房峠で遭難し、36歳の若さで亡くなったという。
2019年08月12日 08:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:22
 無然平にある篠原無然の像。早稲田を中退して上宝村の教員となり、乗鞍の登山道を整備した人でもある。雪の安房峠で遭難し、36歳の若さで亡くなったという。
 無然平を過ぎても、登山道は広くて歩き易い。
2019年08月12日 08:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:34
 無然平を過ぎても、登山道は広くて歩き易い。
 尾根コースと谷川コースの二回目の分岐点。ここからも先も、登りは尾根コースをとる。
2019年08月12日 08:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:37
 尾根コースと谷川コースの二回目の分岐点。ここからも先も、登りは尾根コースをとる。
 ここから先の尾根コースは、普通の登山道らしくなって木の株をよじ登ったり、切れ落ちたがけの上を歩くような所もある。
2019年08月12日 08:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 8:54
 ここから先の尾根コースは、普通の登山道らしくなって木の株をよじ登ったり、切れ落ちたがけの上を歩くような所もある。
 赤く実った草の実。
2019年08月12日 09:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:02
 赤く実った草の実。
 展望所から見る山並み。右奥は槍ヶ岳。左は大木場ノ辻の先に笠ヶ岳の山頂が覗き見える。
2019年08月12日 09:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:03
 展望所から見る山並み。右奥は槍ヶ岳。左は大木場ノ辻の先に笠ヶ岳の山頂が覗き見える。
 大木場ノ辻の奥に笠ヶ岳。
2019年08月12日 09:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:04
 大木場ノ辻の奥に笠ヶ岳。
 槍ヶ岳から南岳。
2019年08月12日 09:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:04
 槍ヶ岳から南岳。
 大きな朴の木の葉っぱ。
2019年08月12日 09:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:32
 大きな朴の木の葉っぱ。
 山頂付近も歩き易い登山道である。
2019年08月12日 09:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:38
 山頂付近も歩き易い登山道である。
 山頂近くの乗鞍岳展望台。
2019年08月12日 09:41撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:41
 山頂近くの乗鞍岳展望台。
 標高1,671mの福地山山頂。到着は9:50分。
2019年08月12日 09:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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8/12 9:46
 標高1,671mの福地山山頂。到着は9:50分。
 槍から続く穂高連峰。残念ながら穂高は木の陰に隠れて見えない。大きく育つと切りづらくなるので、出来れば小さいうちに切ってほしいと思うが・・・。
2019年08月12日 09:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:50
 槍から続く穂高連峰。残念ながら穂高は木の陰に隠れて見えない。大きく育つと切りづらくなるので、出来れば小さいうちに切ってほしいと思うが・・・。
 槍ヶ岳と大喰岳、南岳?
2019年08月12日 09:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 9:53
 槍ヶ岳と大喰岳、南岳?
 大木場ノ辻の先に笠ヶ岳と、右に槍ヶ岳。
山頂を独り占めして20分ほど過ごし、下山にかかる。
2019年08月12日 10:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 10:07
 大木場ノ辻の先に笠ヶ岳と、右に槍ヶ岳。
山頂を独り占めして20分ほど過ごし、下山にかかる。
 白いガクアジサイ。
2019年08月12日 10:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 10:11
 白いガクアジサイ。
 第4展望台から焼岳?
2019年08月12日 10:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 10:17
 第4展望台から焼岳?
 第3展望台すぐそこ・・・と書かれているので右の展望台へ進む。
2019年08月12日 10:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 10:27
 第3展望台すぐそこ・・・と書かれているので右の展望台へ進む。
 第3展望台の正面は焼岳。
2019年08月12日 10:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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8/12 10:30
 第3展望台の正面は焼岳。
 こちらは最高峰の奥穂高岳。手前に重なって西穂高岳、右は前穂高岳、左が北穂高と南岳あたりか?
2019年08月12日 10:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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8/12 10:30
 こちらは最高峰の奥穂高岳。手前に重なって西穂高岳、右は前穂高岳、左が北穂高と南岳あたりか?
 無然平まで戻って、ここからは右の谷川コースを降る。
2019年08月12日 10:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 10:56
 無然平まで戻って、ここからは右の谷川コースを降る。
 谷川コースにある雷雨避難小屋。どちらのコースも良く整備されて歩き易い。
2019年08月12日 11:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 11:04
 谷川コースにある雷雨避難小屋。どちらのコースも良く整備されて歩き易い。
 リスが好む山クルミ?
2019年08月12日 11:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 11:40
 リスが好む山クルミ?
 こちらはアケビの実。食べるにはまだ早い。
2019年08月12日 11:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 11:51
 こちらはアケビの実。食べるにはまだ早い。
 赤い水引のような草花。下に転がる石は石灰岩のようであるが?
2019年08月12日 11:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 11:57
 赤い水引のような草花。下に転がる石は石灰岩のようであるが?
 登山口まで戻って来たのは12:10分。何と幸運なことに、バスの時刻は12:16分。少し遅れて12:18分にバスが着いた。予定のバスより2時間早いバスに乗れた!
2019年08月12日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 12:12
 登山口まで戻って来たのは12:10分。何と幸運なことに、バスの時刻は12:16分。少し遅れて12:18分にバスが着いた。予定のバスより2時間早いバスに乗れた!
 お盆でも、帰省とは逆向きの名古屋行きは指定席の変更ができた。今日の福地山は昨日の奥丸山に続き、静かな良い山だった。また、幸運続きの山旅でもあった。
2019年08月12日 14:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/12 14:39
 お盆でも、帰省とは逆向きの名古屋行きは指定席の変更ができた。今日の福地山は昨日の奥丸山に続き、静かな良い山だった。また、幸運続きの山旅でもあった。
撮影機器:

感想

 今回の山旅は、お盆の帰省ラッシュと山の日の連休を挟んだ大混雑を予想していたが、宿の予約から、列車の指定席予約、バスへの乗り継ぎまで含めて、いくつもの幸運があって、良い行程を組むことができた。
 山登り自体も、もっと多くの人が押しかけて混雑することを予想していたが、予想に反して人の少ない静かな山旅ができ、幸運であった。夏山では、地味な奥丸山や福地山などのマイナーな山は若者にとって人気が無いようである。
 今シーズンは燕岳から蝶ヶ岳に至る常念山脈の縦走と、錫杖岳への挑戦を考えているので、体調に気を付けて頑張りたいと思う。

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