暑さでバテバテ!香港の最も過酷なトレイル:Maclehose Trail ( Section 1~2)
コースタイム
11:50 Diamond Hill駅
12:00 バス乗車
12:55 バス下車
13:00 Section 1スタート地点
14:18 Section 2スタート地点
17:20 Section 2終点
17:30 バス乗車
17:50 Sai Kung着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
Po Lam - Diamond Hill バス: Diamond Hillから No.92でSai Kung そこで乗り換え No.94でPak Tam Chungへ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【装備】 香港で重要なのは水。気温が高いので、汗が滝のように出る。 ハイドレーション2l満タンと、ナルゲン400mlと手に500mlのボトル1本。 行動食はジェル2本とTrail Mixのバー2本。着替えをビニール袋に入れ、タオル,カメラと財布。 これで8lのザックは満杯。 【スター地点まで】 地下鉄のDiamond HillからNo.96Rの乗ろうとしたら休日のみの運行だった。 今日は土曜日なのでNo.92で途中のSai Kungで乗り換える必要がある。 大分時間のロスだが仕方ない。乗り換え待ちで約30分かかった。 スタートが大幅に遅れた。 【Section 1】全長10.6km 標準タイム3時間 Pak Tam Chungというバス停で降りると、自然保護センターがある。 そこに最後の売店があり、飲み物や食べ物を補給できる。 そこから3分位でトレイルの始点に着く。分岐を右に上っていく。 Section 1は舗装道路。ともかく暑い。 既に時間も遅いが、客を乗せたタクシーがどんどん抜いて行く。 次のSection 2の近くまでタクシーで行くのだろう。 それほど高低差はないが、細かいアップダウンがあり、この暑さでは結構つらい。 ペースは上がらないが景色の良さに救われる。 水が早いペースで減っていく。 ガイドブックによれば途中の村で補給できるみたいだが少し押さえ気味の飲む。 Section 1の終点に近いところの貯水池の端が珍しい地形の景勝地になっている。 独特な岩が印象的だ。自動販売機くらいあっても良さそうだがない。 東屋だけだ。みんなそこで休憩しているが先を急ぐ。 【Section 2】全長13.5km 標準タイム5時間 道は良く整備され歩きやすい。 ビーチを通るので地元の海水浴客はサンダルで歩いている。 所々石段を使って歩きやすくしてある。 標高0mからほぼ300mのピークを2つ超えるので、登りを走るにはちょっときつい。 特にこの区間は木陰が少ないので今日のように晴れた日はつらい。 海岸線まで3回下りることになる。その度に美しいビーチがあるので救われる。 また最初の2つのビーチには食堂があり、飲み物や食べ物を補給できる。 危険個所は全くなし。区間の終わりにも自動販売機あり。 |
写真
感想
☆先週は香港島側の代表的な香港トレイルを制覇したので
今週は香港で一番有名なトレイルレースである、
Trail WalkerのコースとなっているMaclehose Trailにチャレンジした。
全長は100kmあるので、3回か4回に分けるつもりだ。
☆日記にも書いた通り、18年前にそのレースに出て走破したが、
今回は当然サポート無しで単独で行く。
またSection 1はChina Coast Marathonというフルマラソンのレースのコースに
なっており、その時も通過した。
思い返せば良くこんなアップダウンの激しいコースでフルを走ったなと思う。
☆午前中に少年サッカーの練習があり、その後地下鉄とバスを乗り継いでスタート地点に向かう。
【Section 1】
13:00スタート。30度を超える暑さに体力は削られ、水もどんどん減っていく。
ハイカーを何人か追い越していく。
ランナーはいないと思ったが、そのとき、反対からハイドレーションを背負ったランナーが来た。
お互いこのくそ暑いのに何やっているのだという具合に片手を上げて挨拶。
向こうもニヤッと笑っていた。
500mlのボトルを丁度飲みきったあたりで、10.6kmのSection 1を終えた。
まだ体力は残っている。
【Section 2】
この区間はピークを幾つか超え、また海岸線まで降りるアップダウンのあるコース。
東京で言えば高尾山から陣馬へ行く途中で2回下まで下りて、登り返すイメージか。
太陽が照りつけ、走るのはしんどいが、あまりゆっくりできないので、登りも走る。
ハイカーをどんどん抜いていく。
ランナーはいないと思ったら、下りで後ろから3人組に抜かれた。
下りはえらいスピードで降りていく。ところが平地と登りは歩きだ。
良いペースなのでしばらく付かせてもらう。
途中でジェルで補給のため離れた。
海岸線まで降りると砂地で足が潜り、スピードが上がらない。
途中に水場があったが、飲めるか判らないのでやめておいた。
少し行くとなんと反対から野生の牛が歩いて来る。
もちろん避けた。牛と喧嘩しても仕方ない。
ピークを2つ超えると2度目の海岸線に降りる。
トレイル沿いに村がある。飲み物を売っている店があった。
コーラとアクエリアスを購入。キンキンに冷えたコーラが美味い。
売店のお婆ちゃんがPal Tam Auまで行くのかと聞いてくる。
頑張れと言ってくれた、しんどそうに見えたのかな。
そんな応援も嬉しい。
先ほど抜かれた3人組が海岸にいた。ここで一休みなのか。
だとするとあのペースは理解できる。
海岸線に出た後は当然また登り。汗の量が半端ではない。
暑い上に風もないので、汗はベタベタして体温調節の役割を果たしていない。
途中で何人もの人とすれ違うが、時間と装備(サンダル履き)からすると、
途中の海岸沿いの村での海水浴なのだろう。
13.5kmのトレイルの最後には自動販売機がある。
やはり冷たいのが良いので2本購入、グビグビ飲み干した。
着替えをしようと思ったが、バスが気になりバス停へ。
丁度そこへバスが来て、汗で濡れたまま乗り込んだ。
【Sai Kungの街で夕食】
乗り換えのバス停まで来たが、夕食を食べたいので、
目の前にある競技場の更衣室へ駆け込んで、シャワーを浴び着替えをすました。
Sai Kungの街は海鮮料理で有名だが、どこを見ても丸いテーブルを囲んで、
大人数で食事をしている。
仕方ないのでコンビニで500mlの缶ビールを買ってフラフラする。
裏道に串の看板があり、覗いてみると日本で言うモツ焼きの店だ。
フラッと入ってみた。英語は通じないが、英語のメニューもあるので注文はできる。
ビールがあるかと聞いたら広東語で返された。
どうやら前のコンビニで買えと言っているみたいだ。
リカーライセンスはないらしい。鉛筆で書いて串を6本注文。1本100円。
そこそこいける。締めには天ぷらうどんを注文。
出てきたのはなんと豚骨スープのうどんだ。
ネギに代わりにキャベツ。さすが日式だ。日本食ではない。
小さめのエビ天ぷらが2本つく。350円なり。
勘定は全部で1000円。まあそんなものだと思う。
バスと地下鉄を乗り継ぎ帰宅。1時間以上かかった。
今日の2セクションは楽なコース。
山の地帯は途中10km~13km程度は補給もできずに手強そうだ。
明日は続きのセクションを走る予定。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する