王様の散歩道 Kungsleden (スウェーデン)
- GPS
- 47:23
- 距離
- 110km
- 登り
- 1,740m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:49
- 山行
- 12:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:03
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:02
- 山行
- 12:07
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:07
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:23
天候 | 8/10 晴れ 8/11 曇り→雨 8/12 曇り→晴れ 8/13 曇り→晴れ 8/14 曇り時々小雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
成田空港→[タイ国際航空でバンコク経由]→スウェーデン アーランダ国際空港→[鉄道]ストックホルム中央駅→[スウェーデン国鉄]《夜行寝台》→ボーデンC駅→[バス]→キルナ《宿泊》→[バス]ニッカルオクタ ※タイ国際航空は足元が広くて窮屈さを感じなかった。機内食も美味しい。 ※ストックホルム中央駅からキルナまでスウェーデン国鉄で行く予定だったが、ボーデンから先が運休のためバス移動になった。 ※スウェーデン国鉄はHPまたはアプリで予約する https://www.sj.se/#/ ◆ アビスコからキルナ アビスコツーリスト駅→[スウェーデン国鉄]→キルナ駅 ◆ キルナから日本まで キルナ市内のフライバス乗り場(フライバスは無料)→キルナ空港→アーランダ国際空港→[タイ国際航空でバンコク経由]→成田空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 入山料も許可証も不要。国立公園外であればどこにテントを張ってもOKで設営料金は無料(ハット近くは有料)。 ◆ 流れのある沢の水は飲める(念のため濾過した)。 ◆ アールスヤーレとアビスコヤーレのハットでは食料の補充が可能(米、パスタ、生ハム、チョコレート、シナモンロール、マフィン、コーラ、ビールなど充実)。 |
その他周辺情報 | ◆ 宿泊 … ベストウエスタン ホテルアークティックエデン https://www.booking.com/hotel/se/arctic-eden.ja.html キルナ駅から徒歩15分。 ニッカルオクタ行きのバス乗り場まで徒歩10分。 最寄のスーパーマーケットまで徒歩1分。 キルナ空港行きバス停まで徒歩2分。 高グレードの部屋にはバスタブ、ジャグジー、サウナあり。 受付フロアに洋食レストランあり。タイ料理のレストランも1Fに併設。朝食は洋食のビュッフェ形式。 |
写真
感想
◆ 2019/8/10 (Sat)
多数のフェールラーベンクラシック参加者と共にニッカルオクタからアビスコまで、110kmの旅の第一歩と踏み出す。北極圏(北緯66度33分以北)に位置するためか、標高500mに満たない場所なのに周囲の木々は背が低い。
ケブネカイセ近くまで船に乗って楽をしようと思っていたが、14時頃に出発する船が定員となったためショートカットに失敗したので、サーミ人の焼くトナカイバーガーを食べて腹を満たし、再び歩く。
ニッカルオクタから19km、ケブネカイセに着いたのは19時を過ぎていた。夏の北極圏は22時を過ぎても日が沈まず、深夜の時間帯でも真っ暗にはならないため、終日歩くことができる。小屋で水を確保し、テントを張り、夕食を摂り、22時に就寝。
◆ 2019/8/11 (Sun)
この日は26kmの行程。ケブネカイセ出発からしばらくは曇りだったが、Singi(シンギ)のずっと手前で雨が降ってきた。
途中の沢の対岸を歩くトナカイの群れに盛り上がり、雨中でも歩き続ける活力を分けてもらった。シンギあたりで雨は本降りとなったので、アイスランドでの教訓から一眼レフを封印する。
雨は19時過ぎまで止まず、やや風もあったので寒さを感じた。雨が止んでからSalka(サルカ)の手前にテントを張った。
◆ 2019/8/12 (Mon)
この日の目的地はTjaktja(チェクチャ)。およそ15km先となる。
Salka(サルカ)ではライチョウの親子に出会うことができた。日本のライチョウと同じ姿をしているが分類は異なるらしい。
サルカを後にして北上する。この辺りは沢が多くて景色も良い。徐々に高度を上げて、今回のルート上の標高最高地点(1141m)に到達。ここまでのルートを振り返って別れを惜しみ、これから歩いていく新しい世界を眺める。
新しい世界は岩が多い。川の対岸にあるチェクチャの小屋には寄らず、その先の沢を渡った、コースから少し外れた場所にテントを張った。水は沢の上流で確保した。
◆ 2019/8/13 (Tue)
Alesjaure(アールスヤーレ)がこの日の目的地。12km程度の最も短い行程だ。
名前の知らないスカンジナビア半島を南北に連なる山々に囲まれたルートは、日本の場所に例えると雲ノ平だろうか。歩きにくいぬかるんだ場所には木道も整備されている。
アールスヤーレには予定より早く着いた。小屋でビール、生ハム、シナモンロールを購入して今夜の宴会に備える。
翌日の行程を短くするために先に進む。次の良い幕営地が見つかるまで歩くのだが、なかなか良い場所が見つからない。地図上の沢は枯れていて水の確保が出来ず、東にある湖は遠く離れている。そうこうしているうちに翌日の目的地であるAbiskojaure (アビスコヤーレ)近くまで来てしまった。
Garddenvarriの中腹で湧き水を汲んで、その先の眺めの良い場所で幕営。保冷ボックスで運んだビールと生ハムが乾いた体に染みた。
◆ 2019/8/14 (Wed)
予定より1日早いがAbisko (アビスコ)のゴールを目指す。
湖と川に沿った道は樹木が茂り、ここまで歩いてきたルートの周囲の山々は見えなくなった。旅の終わりが近づいてきたことを感じる。逃げ足の速いライチョウは発見したが、トナカイは2日目以降出会うことがなかった。
アビスコはフェールラーベンクラシックのゴール。参加していない我々にも祝福の声援と拍手をいただけた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する