雲中の稲村ヶ岳


- GPS
- 05:01
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
天候 | 曇りor小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみが多く、木の階段などは滑りやすくなっていました。 稲村小屋から法力峠へ抜ける道は片側が切り立った狭い道で 時折鎖なども現れ、注意が必要かと思います。 |
写真
感想
奈良県南部の天気は曇りのち晴れ。
でもこのエリアは山間部が大半を占めるため、あまり期待は持てなさそう。
そう思いながらも「飢え」ていた私は早朝より車を走らせ天川村へ。
案の上、空はいまにも降り出しそうな気配で一旦は諦めかけたものの、
山上ヶ岳へ「お参り」する修験者姿の方々の勇姿に勇気付けられ決行しました。
ただ山上ヶ岳は大変込み合っていそうで(祭りがあったっぽいです)
静かな山歩きをしたかった私は駐車場からすぐ分岐となるレンゲ沢へ。
2回程登ったことのあるルートで、沢が美しく、樹木が美しく、そして静かなので
お気に入りのルートです。
沢の水が細くなった上部あたりでは道迷いを起こしやすそうで
しっかりテープやペンキ印を意識して登りました。
レンゲ辻から稲村小屋までの稜線はすっかりガスに覆われていましたが
ガスによって遠近のついた森は幻想的で、晴れの日とはまた違った
格別の雰囲気を味わえたように思います。
時折咲く石楠花も心癒すアイコンとなりました。
最近山とお酒のお友達(人生で言えばかなりの先輩ですが)が
「ハイマツ」の何がいいかを説いておられたのを思い出しました。
お酒の「ジン」の匂いがすると。だからいいんだと。
ここで試しに松の類ではないかもしれませんが、似たような葉っぱの
トウヒorシラビソの枝を手繰り寄せ匂ってみました。
なんとなくわからんでもないぞ。と思いましたが、酔っ払っては
いけないので程ほどにしときました。
稲村ヶ岳へはかつて行ったこともあったし、眺望も効かなさそうだから
やめとこうかと思いましたが、もう少し山の中に居たかったので
とりあえず行ってきました。頂上では周囲に広がる大峰の幻想が見えました。
今回ほど山のアウトプットが見えないのも珍しい経験です。
登る前のアクセスで目指す山が見えたりしたら「今からあそこに登るんだ」
っていう気持ちにもなるし、展望が開けていたなら、アレは何山、何岳など
いちいち言い当てたりもするでしょう。それがなく、ただ山塊を至近距離の
連続としてとらえたのが今回の山行ではないでしょうか。
いま内容を記述している奈良市の窓の外はすっかり晴れ渡っています。
fineridgeさん、こんにちは
今回は稲村ヶ岳にお出かけでったのですね!
実は自分も子どもが六甲の縦走行かないようだったらら、稲村ヶ岳を歩こうと思っていたのですよー
またまたニアミスするところでした。
あっ、でもレンゲ辻を登る脚力はないですよ
思ったより天気が回復しなかったようですが、写真を拝見していると幻想的な雰囲気が伝わってきて、やっぱりこの辺り好きだな〜と改めて思いました
fineridgeさん、はじめまして。
私も稲村ヶ岳を歩いていたので、すれ違っているのですね。
上りでフーフー言ってるときに、足取り軽く下られてたあの青年かしら
あたり一面見渡す限りの白一色!
展望台で、もう笑うしかないわ〜
って思いました。
帰りのバスの中で、晴れはじめた空が恨めしかったです
cocoeさんこんにちは。
ほんと直前まで悩みました。その場合久々に駐車場管理の
可愛らしいおばあちゃんに会いに倶留尊山あたりにしとこうか
なんて考えてたところです。
母公堂から法力峠への道はちょっと暗い印象があり、
また清浄大橋から奥駈のルートは人工的すぎる印象があるので
山上ヶ岳、稲村ヶ岳いずれかを登るルートとしては
このレンゲ坂が好きなんです
今回天気は良い、とは言えませんがこんな雰囲気もいいな、
なんて感じさせてくれました
neko-obabaさん初めまして。何か呼ぶのが忍びないです
お時間的にすれ違っていると思います。
下山途中日差しが少しの間差しましたが、山頂や稜線付近では
どうでしたか?
私も登りではフーフー言ってましたよ。
白い森の中の稜線歩きでパワーもらったから、
多分帰りは涼しい顔してたんだと思います
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する