アポイ岳(念願の花の百名山)


- GPS
- 08:10
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 780m
- 下り
- 780m
コースタイム
6:40 アポイ山麓自然公園−7:00 1合目−7:30 3合目−7:555合目(避難小屋)−8:50 馬の背(小休止)−9:15 山頂・お花畑分岐−10:00 アポイ岳山頂
・下山
10:40 アポイ岳山頂−11:05 幌満お花畑−11:45 山頂・お花畑分岐−12:00 馬の背(昼食)13:05−13:30 5合目−13:40 3合目−14:25 1合目−14:50 アポイ山麓自然公園
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場では30台は停めれると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト情報…ビジターセンターから歩いてアポイ公園の途中にあります。 ・トイレ情報…ビジターセンター前にあります。途中にはありません。 ・水場情報…途中にはありませんでした。 ・山道情報 登山口⇔アポイ岳山頂(幌満お花畑経由)…危険箇所なし。 ・温泉情報…アポイ山荘 \500 ・宿泊情報…アポイ山荘は一人でも宿泊可能だそうです。 |
写真
感想
昨日の雌阿寒岳から移動して今日はアポイ岳です。今回のメインです。このために北海道に来ました。
昨年のyonoさんのヤマレコ見て来る事にしました。
朝起きると、山が薄っすら見えていた。しかし、出発近くになると山は雲か霧に覆われ見えなくなっていた。
この辺りは、海からの霧が山を覆うようで知っていたから仕方ないと思いながら出発した。
キャンプ場の駐車場からビジターセンター近くの駐車場に移動して、満開の八重桜に見送られ、わくわくのアポイ岳に出発です。
始めは公園内を歩き、途中の登山ポストで入山届けを出し橋を渡るとそこから始まりです。
熊避けの鐘をならし、自らビビり先ずは、木立の中を歩きます。沢に着くと、そこでは外来種の侵入を防ぐために靴を洗うよう案内があった。
私も、その案内に従いしっかり汚れを落とした。あっ、いや、実は昨日大分埃っぽくって汚れてたからつい洗っちゃいました。
1合目からも道端にはちらほら花が咲いていました。しかし、もっと上には沢山の花が咲いているので少し我慢しながら先へ向かいました。でも、撮っちゃいましたが。
地元の子達の俳句を詠み森林浴しながら歩いているが、「いや〜それにしても暑い。」…空を見上げると青空が見える。「あらっ!晴れちゃってる。」北海道との相性、とてもいいのかも。
汗をかきながらも何とか5合目に到着すると、目の前にはアポイ岳の山容が見えた。すっかり開けた左手の登山道を見ると岩のごつごつした道に変っていた。
そして、そこにはすでに沢山のアポイアズマギクが咲いていた。「きたーっ」て思った。ここからが本番だ!始めは色んな色のアポイアズマギクを撮っていたが、他の花が…ない。
すぐに他の花が見え始めた。その中に今回の目的の一つであるサマニユキワリの花があった。しかし、枯れ始めてた。とてもショックだった。自然だから見れなくても仕方ないのだけれどガックシ。
しかし、ミヤマオダマキやチングルマにタチツボスミレが咲いていて喜ばしてくれた。そんな中、アポイクワガタの出番だ!この花もとても見たかった。紫のラインの入りがとてもいい!
そして、馬の背に到着。アポイの先の山々の姿を見る事が出来るビューポイントだった。とんがり山が吉田岳。森林限界を越えた周辺の斜面には沢山の花が咲いていた。
この先もずっとフラワーロードだった。その中にはまだ元気そうなサマニユキワリがいた。「もしやもっと上では元気なのでは?」期待が持てた。
やはり、その通りでサマニユキワリは何とか耐え忍び待っていてくれた。沢山、写真を撮ったが問題が…実は、情けない事にサマニユキワリとヒダカイワザクラの見分けが付かなかった。
これは、ヒダカだななんて撮っていた花がサマニユキワリだった。しかし、大分頂上に近づいた頃にその違いが分かった。ヒダカイワザクラを見つける事が出来たからだ。
しかし、ほぼ全滅なくらい咲いていなかった。かろうじて一輪。見たかった。まぁ、でも仕方のない事なので気を取り直して山頂目指した。
山頂は、森林限界を越えている標高なのに白い幹のダケカンバが覆っていてあまり見晴らしがいいとは言えない頂きだった。そんな中、蝉の鳴き声が気になる。聞いた事なかった蝉の鳴き声だった。
休憩を取り吉田岳へ行くか悩んだが、今回は見送る事にし幌満のお花畑へと下山を開始した。途中、手を使って下りる所もあったが順調に幌満のお花畑に到着。
しかし、肝心の花の姿が見当たらない。お花畑なのに。色々あって、とても残念な状況となっていた。
そして、巻道を歩きながら元来た道へ向かう。エゾオオサクラソウの群生は見事だった。かわいいバッタにも遭遇した。じっと見てしまった。
馬の背に着いたところで昼食を取る事にしたが、そこで網や棒を持った二人がいた。「何をネットで保護しているんですか?」と尋ねたらネットで保護した所とそうでないところでの鹿による食害の違いを見るためとか。ご苦労様です。
昼食後、5合目までは花トラップに引っ掛かりまくりまたまた一人写真撮影会。いいよーいいよーとかは言いませんでしたが…
5合目の避難小屋に着いた後は、ちょっと時間も掛かり過ぎていたので一気に下った。1合目手前では鹿に遭遇した。何分も私をジッと見ていた。まっこっちも見てましたから気になったのでしょうね。
そして、無事に下山。ビジターセンターによって係員の方と少し話しをした。ヒダカイワザクラが終わっていたので、今年の花の咲くタイミングは例年並みだったのか聞いてみたら5月までは遅れ気味だったらしい。
しかし、5月に入ってから暖かい日が続いて例年通りに花が咲くようになったと言ってました。1週間は遅れても見れると思った私の思惑も当てが外れた。
駐車場に戻り、アポイ山荘に立ち寄り風呂で汗を流して、うにでも食べようとカウンターに聞いてみると、なんと!北海道でも南は5月でウニが取れなくなるんだそうです。5月まではウニ祭りやってたので6月でも食べれるでしょうと思っていたのですが、これまた残念。来年は5月末に来てウニとヒダカイワザクラを必ずゲットだ!と言う強い気持ちになった。
お薦めの海鮮ちゃんぽんは美味かったのでよかったです。
さぁ、明日は帰り。次の山へ向かいます。
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