雌阿寒岳
- GPS
- 04:18
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 857m
- 下り
- 852m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:17
天候 | 朝方は小雨 終始ガスがかかっており5合目から上は霧雨でした 復路の5合目から下では晴れ間も |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
飛行機:羽田 11:20 ⇨ 14:00 女満別空港 レンタカー: 女満別空港⇨網走⇨雌阿寒温泉 雨が降ってきたのでテントを設営するのをやめて車中泊にしました。 車中泊するのであれば、雌阿寒温泉の駐車場の方が良さそうな感じでした。 雌阿寒温泉からオンネトーまでは3kmほどですが、この区間には鹿が多く生息しているようで、道路にも親子の鹿がたむろしてました。 夜間に走る場合は要注意です。 【往路】 レンタカー:雌阿寒温泉⇨オンネトー野営場 【下山後】 レンタカー:オンネトー野営場⇨阿寒湖⇨摩周湖⇨ウトロ⇨国設ウトロ野営場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜5合目】 樹林帯の中を登っていきます。勾配は緩やかです。 2合目くらいまでは木の根が多く、そこから先は道が若干細くなりますが危険な場所はありません。 【5合目〜9合目】 5合目で森林限界を超え視界がひらけます。 登山道を覆うようにハイマツが茂っており、霧雨が葉についていたので抜けるたびにビショビショになりました。 砂礫の登山道で勾配もきつくなります。感じとしては富士山みたい。この日はかなり湿っていたので苦になりませんでしたが、乾燥していたら登るの大変でしょう。 【9合目〜山頂】 9合目で火口淵です。ここから先はビクトリーロード。勾配も緩やかで眺望も素晴らしい(はず)。 ガスで全く見えませんでしたが、火口内から噴気が吹き出している音は迫力ありました。 |
その他周辺情報 | 【ガスカートリッジ】 飛行機での移動だと、これの調達が大変です。 移動中のホームセンターなどに立ち寄るとありそうです。 事前にイワタニのホームページで確認した販売店を回りましたが全滅でした。 帰りにレンタカー屋さんに、余ったガスカートリッジの処分を依頼したところ、「皆さん置いていくから在庫があったんです〜」って言われてガックリ。 レンタカーを借りる予定の皆さんは、聞いてみるといいですよ! 【オンネトー野営場】 とても静かな野営場で、水場、トイレは綺麗です 駐車場も広くて100台くらいいけそう 野生のシカが多いので、車の運転は注意されたし 【温泉】 野中温泉(\500) 浴槽のみの温泉です 【コンビニ】 阿寒湖周辺にセブンイレブンとセイコーマート オンネトーからだと20kmありますので、ここで確実に買い物は終わらせないと大変です。 【バッジ】 野中温泉で入手できました(\500) 目に見える場所にはないので、入浴時に受付で有無を聞いたら出してくれました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
トレッキングポール
細引き
ヘッドライト
予備電池
予備靴ひも
テーピング
携帯バッテリー
ライター
ナイフ<br />雨具
手袋
ソフトシェル
ウィンドブレーカー
帽子
ガスカートリッジ
コッヘル
昼食
行動食
飲料
食事用水
レジ袋
ティッシュ
|
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備考 | カメラの雨用カバー |
感想
北海道への山旅2日目。
前日移動してきて、山登りとしては初日です。
当初の計画だと、初日は羅臼岳の予定でしたが、天気がイマイチ。雌阿寒は晴れの予報となっていたので北海道入りしてから計画変更して、初日を雌阿寒岳としました。
とはいえ、夜半から朝方までは雨の予報。雨が上がるのは9時頃となっている。
まず、テントを張るかどうかで悩みました。初日に雨に濡れながら設営はしたくないし、できればテントを濡らしたくもない。
予定通りオンネトー野営場まで行ってみましたが、結局テントは諦め車中泊にしました。車中泊するなら雌阿寒温泉の方が良さそうです。
ここの難点は買い物ができる場所までが遠い事。一番近いコンビニは阿寒湖周辺で、距離にして20kmほどありました。
さて、雨も小降りになった早朝、オンネトー野営場に移動。まだ小雨が降っていましたが、山道を歩けばどうせ濡れるんだろうなぁ…と思い、雨具着用で登山を開始。
晴れ男のはずなのに、今年は雨具の出番が多いなぁ…
なんてブツブツ言いながら登山を開始。序盤は樹林帯の中を緩やかに登っていきます。眺望は全くありません。距離表示が所々にあるので、何となく居場所がわかる程度。
5合目で森林限界を超えハイマツ帯となります。このハイマツがとても旺盛で背丈も高く、枝が登山道を塞ぐように茂ってます。晴れている時であれば気にはなりませんが、この日は霧雨。枝に着いた水滴が体も荷物もびしょびしょにしてくれました。
更に、ここから先は風を遮るものが何もなく、常に風と雨に打たれている状態でした。
ガスで遠景がないまま登山道を登っていくと、左側から轟々と噴気が噴出す音がする。かなり火口に近いところを歩いているという雰囲気だけは感じますが、視程が100m程しかないため火口の中がどうなっているのかは全く分からない。
8合目を過ぎると直ぐに火口淵に乗ったようで、登山道も広くなり傾斜も緩みました。晴れていればビクトリーロードに感じる道なのでしょうが、これまた何も見えず。9合目の標識を越えてから山頂に向けても緩やかに登っていきますが、山頂が認識できたのは直前でした。
この火口淵を歩く区間は、晴れていれば何度も足を止めて写真を撮りまくる所なのでしょうが、全く残念な天気です。
山頂は登山道の途中といった感じで、特別に高い感じもしませんし、特別に広くなっている場所でもありませんでした。本当なら、山頂で景色を楽しみながらコーヒーの一杯でも楽しみたかったのですが、風と雨で身体が冷えてしまっていたので、山頂滞在はわずか数分で、証拠写真だけ撮影して草々に下山に移りました。
予定では、雌阿寒岳から阿寒富士に登るつもりだったのですが、阿寒富士の勾配が想定よりきつく見えたことと、ガスで景色が期待できなさそうだったので迷うことなくキャンセル。真っ直ぐ下山することにしました。
下山中、幾分かガスが薄くなり、青沼がうっすらと見えたことが唯一の救いです。
5合目を過ぎて樹林帯に入ると風雨は全く感じなくなり、逆に暑いくらい。途中で雨具を脱ぎました。
残念なことに、雨具の裾に冬山でアイゼンを引っ掛けて穴が開いていたのですが、その穴に木の枝がうまい具合に入ってしまい、穴を拡大してしまいました。
さて、遠征初日としては景色が全く楽しめなかったことにがっかり。それでいて下山してみると晴れ間ものぞくというチグハグさ。はれている間に、折角来た北海道の観光地を堪能しながらウトロへ向かいました。
それにしても北海道の道は直線が多くて信号がないのでスピード出ますね。レンタカーだったのですが、ナビの設定も違うのかな?普通の設定であれば国道は時速30km位の計算ですが、今回の車だと時速60km程度の設定で計算されていると思われます。オンネトーからウトロまで160kmほどの距離がありましたが、ナビ設定後の所要時間は2時間半。普通じゃありえないスピードですよね。
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