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Yamareco

記録ID: 20008
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳〜五竜岳

2006年08月12日(土) 〜 2006年08月13日(日)
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コースタイム

8月12日
08:38 ゴンドラ「アダム」山麓駅発
09:14 八方池山荘
| 09:36 第二ケルン
| 09:41 八方ケルン
09:48 第三ケルン 着
 (八方池山荘〜第三ケルン 0:34)
10:00 第三ケルン 発

10:33 扇雪渓   着
 (第三ケルン〜扇雪渓   0:33)
10:43 扇雪渓   発
| 11:08 丸山ケルン
11:57 唐松頂上山荘着
 (扇雪渓〜唐松頂上山荘  1:14)

8月13日
04:20 唐松頂上山荘 発
| 05:08 御来光
06:00 五竜山荘 着
 (唐松頂上山荘〜五竜山荘間 01:40)
06:10 五竜山荘 発

06:50 五竜岳 着
 (五竜山荘〜五竜岳間 0:40)
07:50 五竜岳 発
| (写真撮影したり、混んでたりで時間かかってます)
08:25 五竜山荘 着
 (五竜岳〜五竜山荘間 0:35)
09:00 五竜山荘 発
| 10:00 西遠見山
| 10:10 西遠見池
10:40 大遠見 着
 (五竜山荘〜大遠見 1:45)
 (※五竜から先は別パーティーと一緒だったため
  コースタイム通りかそれ以上のペースになってます)
10:45 大遠見 発
| 11:25 中遠見
11:55 小遠見 着
 (大遠見〜小遠見 1:10)
12:20 小遠見 発

13:15 地蔵の頭ケルン 着
 (小遠見〜地蔵の頭ケルン 0:55)
13:30 地蔵の頭ケルン 発

13:45 アルプス平駅 着
 (地蔵の頭ケルン〜アルプス平駅 0:15)
天候 8月12日
雷雨 のち 晴れ(夕方以降再び曇り)
8月13日
朝方のみガス
朝から昼にかけて晴天
頂上付近は昼過ぎから曇り
地上付近は日中晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年08月の天気図
コース状況/
危険箇所等
八方尾根の湿原コースは
木道が整備されていて非常に登り易い
八方ケルンから先は樹林帯が続き
丸山ケルンから先は林はなくなる
この辺りで雷雲に巻き込まれると
逃げ場所がないため注意

八方キレットは
三点支持の基本が出来ていた方が
より安全に歩くことが出来る

遠見尾根はアップダウンが激しい
西遠見から小遠見までは樹林帯が続き
風がないため
天候次第では非常に暑い
五竜山荘から撮影した鹿島槍ヶ岳と五竜岳です
手前が五竜岳。左後方に見えるのが鹿島槍ヶ岳です
2006年08月13日 09:13撮影 by  FinePix F450 , FUJIFILM
8/13 9:13
五竜山荘から撮影した鹿島槍ヶ岳と五竜岳です
手前が五竜岳。左後方に見えるのが鹿島槍ヶ岳です
五竜岳から撮影した白馬三山と唐松岳です
2006年08月13日 06:58撮影 by  FinePix F450 , FUJIFILM
8/13 6:58
五竜岳から撮影した白馬三山と唐松岳です
撮影機器:

感想

8月12日
白馬駅からはバスで八方バスターミナルまで乗り、
八方バスターミナルからゴンドラ「アダム」までは
徒歩で向かいます。
バスターミナルからはおよそ10分程度です

ゴンドラ「アダム」から八方池山荘までは
途中2度乗り換えをします
ゴンドラは最初だけで、以降はリフトです
リフトは足が高山植物に触れるぐらいの高さなので
高所が怖いと感じる方でも
問題なく乗ることが出来ると思います
最後のリフト「グラートクワッド」については
乗らずに歩くことも出来ます
この場合、地図上のコースタイムで
40分ほどの登りを歩く事になります

八方池山荘に着くと、すぐにお手洗いがあります
このお手洗いは混みあうため、
余裕があるようなら、
第二ケルンにあるお手洗いを使用したほうが良いと思います
八方池山荘から道が二手に分かれます
一方は木道が整備され、高山植物が咲き乱れる湿原コース。もう一方は展望の良い尾根コースです
湿原コースは八方池までの往復を目的で来ているハイカーが多く、比較的混みあいます。また木道のため、雨の後などは滑りやすくなっています
歩きやすさを求めるなら尾根コースがお勧めです
今回は特に急ぐつもりもなかったので、湿原コースを歩きました
コース脇にはニッコウキスゲ、タカネマツムシソウ、ミヤマウイキョウなど、他にも数種の高山植物が咲いていました
第二ケルンを過ぎると、整備された木道が終わり、山道になります。坂も少し急になりますが、八方ケルン、第三ケルンが先に見え、ケルンを目指して歩いているとすぐにケルンについてしまうため、さほど苦に感じません

第三ケルンでは八方池への分かれ道があります
天候がよければ、八方池に映る白馬三山を見ることも出来るのですが、生憎この日は霧が濃く、見ることは叶いませんでした

第三ケルンを越えると、樹林帯に入ります。秋は紅葉で綺麗な赤と黄色に彩られます
扇雪渓まで緩急のある登りが続き、
扇雪渓を越えると、樹林帯からも抜け出します
ここから先、樹林帯はなく、コース脇には再び高山植物が顔を見せるようになります
この日は扇雪渓を抜け、丸山ケルンが見える少し手前で雨が降り始めました
遠くでは雷の音も聞こえ、かなり不穏な状況になり始めます。
扇雪渓から丸山ケルンの間は少し急な坂が続きますが、
丸山ケルンを越えると、そこから先は緩やかな登りのみ
この日は雷雨のため、雷が過ぎるのを岩場の陰に入って待っていたためかなり時間がかかりました
尾根沿いで稲光が縦や横に走るのを見るのは心臓に良くありません
丸山から一時間ほど歩くと、巻き道の向こう側に唐松頂上山荘が突然姿を現します
唐松山頂は唐松頂上山荘から20分程度で到着します
ほとんどの方が山荘やテントにザックを置いて
空身で登ると思いますので、
実際には15分程度と考えておいて良いと思います
山頂までの道は少し急ですが、
山荘で休憩をとった後であれば
ほとんど苦もなく登ることが出来るかと思います
道もしっかりとしていて歩きやすいです
唐松山頂からは北は白馬三山、富山湾、
南は五竜、西は剣岳などが一望できます

この日は雷雨が去った直後ということもあり、
空気が澄んでいたのでしょう
南は遠く槍ヶ岳や穂高連峰
更に先には木曽駒まで見ることが出来ました


8月13日
夜明け前、天候が良くなったため
唐松頂上山荘を出発
昨日から今日にかけて、
2時間周期で晴れ間が現れていたため
次に曇る前に早々と出発する事にしました

唐松〜五竜間は鎖場がある道
ヘッドランプをつけての行軍でしたが、
この道は明るい時間に歩くことをお奨めします
かなり短い間隔で「○」「×」のマーカーがついていますが
暗がりではこのマーカーを見つけづらく、
また足場が少ないため、かなり神経を使います
難所は唐松頂上山荘を出てから最初の30分
(人によっては1時間以上かかると思います)
この間は3点支持での移動が必要な箇所が何箇所かあります
また、ストックは邪魔にしかならないため、
唐松頂上山荘で一度片付けた方が良いです
牛首を越え、しばらく進み、ハイマツ帯の道に入れば
難所は過ぎたと考えて良いです
ストックを使いたい方はここまでは我慢してください
何度か小さなピークを越え
五竜山荘手前にある白岳に向かう道が最も長い登りになります
この長い登りは前半はハイマツと樹林に囲まれた道で
そこを抜けると、
後半は植物のほとんどない見晴らしのいい登り道になります
ピーク手前で頂上を右に巻くように進めば、五竜山荘は目前。
五竜山荘手間で遠見尾根との分岐点があり、
分岐点を遠見尾根側に向かうと白岳の頂上があります
分岐点から五竜山荘までは5分ほどの下り坂で山荘の裏側に出ます

五竜山荘からはこれから向かう五竜岳を正面に見ることが出来ます
コースタイムでは1時間と記載されているものの
本当にその時間で到達するんだろうか
と思わせるような威圧感を感じます
登り始めは道幅は狭いものの傾斜は緩やかな道が続きますが
10分も登れば、岩場ばかりの道になります
牛首に比べれば、それほど難しい岩場は少ないです
しっかりと足場を確保し、3点支持の基本を守れば
苦もなく登ることが出来ると思います
ここも牛首同様、ストックは邪魔になるだけです
片付けておいたほうが良いと思います

五竜岳山頂は鹿島槍ヶ岳との分岐点の更に先にあります
五竜山頂からは唐松、白馬三山、鹿島槍、黒部五郎などなど
北アルプスのほとんどを見渡すことが出来ます
この日も、雲が晴れた直後だったためか
かなり遠くまで見渡すことが出来ました
上り下りともコースタイムよりは短い時間で歩くことが出来ましたが
人を避ける場所がほとんどないため、
遅い時間に登り始めると
人の渋滞でコースタイム以上の時間がかかるかもしれません
五竜山荘で泊まり、早い時間に山頂に登るのをお奨めします
御来光ですが、日の出前に登るには少し危ない気もしました
登るのであれば、ルートファインディングに長けた経験者、
または五竜岳登山経験者と共に複数人で登ると安全だと思います

山頂を後にし、五竜山荘を経由して遠見尾根を下ります
遠見尾根はアップダウンを何度も繰り返すだけでなく
西遠見から先、小遠見まではずっと樹林帯の中を歩くため、
風がほとんどありません
日差しが強い日は日差しの照り返しや草いきれの熱で
かなり辛い行程になります
出来るだけ早い時間に出発し、
昼前には下ってしまったほうが楽だと思います

西遠見、大遠見にかけては
小さなアップダウンが続きますが、
大遠見を過ぎると一気に下り、
その後、中遠見に向かって一気に上ります
五竜山荘からちょうど中間地点辺りになるのですが、
疲れが蓄積し始めている頃にこの大きなアップダウンがくるため
体力がない方は途中ばてるかも知れません
先の日差しや熱を加え、水分不足に陥りやすい条件が重なるので
十分な休息と水分補給、塩分補給をした上で
中遠見を目指してください
中遠見を過ぎると、
小遠見まではゆっくりと歩いて40分程度です
アップダウンもそれほど大きくありません
小遠見の手前で巻き道と小遠見山への分岐点があります
小遠見山に行きたい場合は右の道、
巻き道を選ぶなら左の道を進んでください
小遠見山へは分岐点から10分弱で着きますが
少し傾斜があります
鹿島槍の展望は良いので
空が晴れていて、鹿島槍をじっくりと見納めたい方は
頑張って小遠見を目指してください

小遠見を過ぎると、トレッキングコースになり
道もひたすら下るだけになります
途中、何箇所か休憩する場所があった後、
地蔵の頭ケルンに到着します
地蔵の頭ケルンを越えれば、
眼下にはアルプス平駅が見えます
地蔵の頭のすぐ下にはリフト乗り場もあり
疲れている方はこれに乗ってアルプス平駅を目指しても良いですが
徒歩でアルプス平駅を目指せば、
高山植物園(無料)を歩いて帰ることが出来るので
徒歩でアルプス平駅を目指すことをお奨めします
アルプス平駅前への道は花畑を堪能し、
振り返っては唐松、五竜、白馬三山を見上げ
今までの道のりを思い出しながら
のんびりと歩いてください

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