6歳児とゆく暑すぎた九鬼山途中までのキノコ探し
- GPS
- 04:25
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 422m
- 下り
- 424m
コースタイム
天候 | 晴れ、かなり暑かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備完璧、とても登りやすい |
その他周辺情報 | より道の湯(都留市駅前) |
写真
感想
9月に入った。さあ山シーズン再開! ……というにはまだまだ暑い。山に登れないまま息子は6歳になっていた。
とりあえず軽くキノコ探しをするくらいにしておこうか、ということで九鬼山を目指すことに。
途中、息子あこがれのフジサン特急に乗れてしまう(がゆえに目的地の駅を通過する)などのんびりしていたら、スタート地点・禾生駅に到着してすでに12時を回っていた。
駅前のおにぎり屋さんでおにぎりを買い(ここでは梅ではなく肉味噌などを選ぶ息子)、暑すぎるので途中のコンビニでアイスを買い登山口へ。
禾生駅近くの九鬼山登山道には、愛宕神社ルートと杉山新道ルートのふたつがある。なんとなく後者を選んでみたが……
杉林ってキノコ生えないよね!!!
登り始めてから後悔してもダメ。そんなわけでコース外に出てキノコを探してみるものの、まるで見当たらず。
いったん休もうか、とコース横に座ったそのときであった。
あっかめむしたけ!!!
息子が長年追い求めていたキノコである。その名前のとおり、生きたカm
いやちょっとまて、そうだなこれカメムシタケだな
ズボ!!!!
引き抜く息子。ええ、根元にはもちろん成仏されたカメムシさんがいらっしゃいますよ。
軽くヒく心を抑えながらの父とはうらはらに、もうダイヤモンドを掘り出したかの勢いで大はしゃぎの息子である。あまりグロいとかの概念はない。
杉林のなかをたんたんと進む登山道。とてもよく整備されていて歩きやすい。勾配もきつくなく、これは手軽なハイキングによさそうだ。
何人かのハイカーさんとすれ違う。その中で年配のご夫婦がギンリョウソウのありかを教えてくれた。これに対して「ギンリョウソウはベニタケから栄養をもらうので日光は使わない」などと言い放ち、ご夫婦にたいそう驚かれたうえ絶賛していただいた。ほんとにもうすみません、、、
さて、高度を上げるにつれて、キノコたちがやっと顔をのぞかせ始めた。ドクベニタケ、ツルタケ、ノウタケ、そして名前のわからない茶色の面々。ついでにヤマカガシとも逢えました。わーい、噛まないでね!
なおもキノコチェックをしながら登り続けていくと、やがて尾根に出た。弥生峠というそうだ。ここで遅いおにぎりタイム。
ごはんたべてカマドウマと遊んで時刻はもう16時、キノコ探しに時間をかなり使ったようだ。ここから九鬼山山頂まではすぐみたいだけど、今回はあきらめよう。
くだりに絶対の自信がある息子、スキップまじりに進んでゆく。注意しようと思ったところ「ぱぱはころぶからまねしちゃだめだよ」ですと。
登りに3時間かけた道を、くだりは30分である。見事なものだ。
この日は温泉をあきらめて、そのかわりホリデー快速ビューやまなしの2階席で帰路に。
キノコいまいちだったなごめんな、と声をかけたところ、カメムシタケを見つけられたなんて最高の日だし最高の山だった、とのこと。いい電車もたくさん乗れたし、久しぶりの息子山行としては確かにそれなりだったかも。楽しんでくれてありがとう。
そんなわけで成仏したカメムシさんは今でもうちにいるのです。
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