湧水に励まされつつ武甲山

2019年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,119m
• 下り: 1,117m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:20

9:00 浦山口駅
9:05 9:05 札所28番 橋立堂／橋立鍾乳洞
9:50 10:00 橋立林道終点
10:40 10:55 長者屋敷の頭
11:15 11:25 シラジクボ・浦山口 分岐
12:20 12:55 武甲山
13:25 13:30 シラジクボ・浦山口 分岐
13:50 13:55 長者屋敷の頭
14:25 14:25 橋立林道終点
15:10 15:10 札所28番 橋立堂／橋立鍾乳洞
15:20 15:20 浦山口駅
15:20 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

池袋→西部秩父→御花畑→浦山口（往復）

コース状況／危険箇所等

長者屋敷の頭への急登は来るたびに道が荒れていくような気が。土が流れて木の根や石が露出し、ステップが大きくなる箇所もある。踏んでいて何だか申し訳ない気分になる。水場とシラジクボへの分岐から山頂へ至る登りは、水気の多い土と石灰岩の斜面なので登り下りともスリップに注意。夏に降った雨のためか結構濡れていた。

写真

不動名水。今日は水量豊富。たっぷり汲む。

秩父鉄道線路の法面には朝顔の大きな花。

来るときに見た武甲山は雲をまとっていたけれど…。今日も暑くなりそう。

まだ元気なトンボ達。

橋立堂。おひさしぶり。

高ワラビ尾根。

山アジサイも綺麗。

途中、植林帯を大規模に伐採した箇所を通る。いやー、すごいなと。

橋立川も水量豊富で美しい。

飛び込みたいくらい。既に汗びっしょり。

林道脇に一か所イワタバコの群落が。初めて気づいた。花はもう終わりだけれど盛りに見たらさぞ綺麗だったろうな。

可愛い星形の花。

クワズイモ？毒々しさで触るなよ感がすごい。

登山口のテラスには朴の葉の裏についたハチの巣が。素材を感じさせる黄色が鮮やか。可哀相に、落されてしまったみたい。

渓流を渡る。

水気が多いせいかいつになく苔が元気。

長者屋敷への登りのとりつき付近には何個も栃の実が落ちていた。栃の木なんか見渡してもないのになあと不思議。栃の実大福が食べたくなる。ちゃんと芽を出してね、と道脇へ。

ホトトギスがちらほら。

キッコウハグマ。

分岐から少し行ったところの湧水。冷たくて美味しい。来てよかった。不動名水、延命水、そしてこの水場と武甲山は本当に水の山。

山頂より。雲多し。

帰り道、道の真ん中にコガネムシが。このままだと踏みつぶされてしまうので、ちょっとよけてねと草むらへ。持つとギーギー鳴いて抗議するのがかわいい。

秋の使者。

名前が出てこない…。

帰り道。奥多摩方面。

色づいたナツアカネ。御苦労様と心の中でつぶやいて立ち去る。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

備考

もう刺す虫はいないかなと思い、ハッカ油の小瓶を持って行かなかったけど樹林帯にはまだアブがぶんぶんしていて後悔。ハッカ油をしていれば全然寄ってこないのでやはり効果があるんだなと実感。

感想

roatsu

台風前に軽く行ける山へ、と武甲山へ。多少は涼しいかと思いきや、日中はまだまだ夏山で、夏の間に落ちた体力にはきつかった。ただ、こんこんと湧く湧水に元気をもらいゆっくりと往復。すこしずつ秋の訪れも感じながら、季節の境目の山行となりました。帰りは不動名水を4リットル汲んで家路へ。週末の炊事と喫茶が楽しみ。ありがたいお水です。