記録ID: 2010846
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ハイキング
日光・那須・筑波
大坊山〜大小山（断念）、突如の大雨で下山失敗初心者放浪記
2019年09月08日(日) [日帰り]
栃木県
eikobo
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:08
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 227m
- 下り
- 251m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:01
距離 4.2km
登り 227m
下り 268m
13:29
21分
大坊山、大山祇神社
13:50
13:56
34分
大坊山山頂
14:30
14:32
8分
つつじ山?
14:40
4分
足利鉱山
14:44
14:48
7分
番屋
14:55
14:56
34分
越床峠分岐〜緊急下山
15:30
15:32
88分
ローソン佐野赤見店
17:00
17:15
15分
北の郷農産物直売所
17:30
タクシーで大山祇神社
| 天候 | 曇、小雨、晴、曇、大雨、台風15号接近中 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
●ナビに従い17号、熊谷から太田方面、のろのろ渋滞、50号をかなり走り、やっと山の方角へ。足利市は広大。ナビはたぶん「あしかがの森足利病院」で検索するとよいと思います。 ●実は、大坊山の神社は阿夫利神社と思い込んでいたのが最初の誤算。大坊山を目指したが、ナビは案内してくれず、「あしかがの森足利病院」に突き当たってしまった（この病院の背後の山がたぶん足利鉱山）。スマホで位置を確認し、すこし戻って西（右）の山（これが大坊山）に向かう道を行くと、山斜面の住宅地、どっちが山に向かう道なのか、何度か迷った末に脱出。やっと、「大坊山」の登り口の標識に、ほっとしました。そこから登ると、神社が眼前に。何と「大山祇神社」、私が思い込んでいた阿夫利神社じゃなかった。なんというミス。 ●大山祇神社の駐車場は、左に数台、右に十数台程度か。トイレもありまた。ここを起点にする場合は、事前に道順を十二分に下調が必要です。案内板がどこにもなかったので、迷いました。 ●ナビの目安はやはり「あしかがの森足利病院」がいいですね。位置的にそこが今回の周遊コースの中心でした。注意したいのは、この近辺にコンビニや店舗等は皆無。絶望的に人影も車も自販機すらも見あたりません。スマホもカーナビもこういうところでは方向だけ。カンを使う必要ありました。 ●帰路は、ナビが別なルートに誘導しました。太田市内を通らず、まっすぐ館林を通過して、羽生から蓮田に向かう122号でした。この道は街中を通らないようでした。その分渋滞がなくスムーズでした。往路もこの道のほうが、たぶんずっとスムーズなはずです。次リベンジする時には、122号からアプローチをすることにしましょう。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●大坊山山頂まではつづら折りなどのふつうにきつい道だが、山頂から下ってからは、段差があったり、不揃いですべりやすい岩の斜面のところが何ヶ所も。かなり危険でした。低山だからと舐めてはいけません。計画コースの真ん中くらいで突如の大雨に遭遇。ずぶ濡れでどうしようと下りていったところに、屋根がある避難施設があり駆け込みました。助かった。ありがとうございます。大坊山と大小山の中間地点あたりです。そこに、こんなありがたい施設があり、雨を少しでもしのげて、雨装備の準備もできました。雨に打たれたのは5分程度でしたが、何しろ豪雨だったので、すでに後の祭りでしたが……。 ●台風15号接近中で、雨は夕方からのはずなのに、雷も鳴り出して「やばい」。大雨が降ると、登山道はたちまち泥水の川になりました。こんなになると、登山どころではない。雨具も必要ですが、靴が完全に水没状態でアウト。リュックまでカバーできるポンチョがあったらよかったです。傘でも風さえなければかなりましかもしれません。 ●もうひとつ、雨や汗でカメラやスマホが誤動作したり、止まっちゃうかもしれないので、記録をストップしました。これほどの雨に降られたら、情報すら遮断されたようになります。よい教訓となりました。 |
| その他周辺情報 | ●足利市なので、そこそこ食べ物やとか野菜を売っていたりとか、コンビニなんかもたまにあるのかと思っていましたが、この周辺には自販機すらありません。周辺に農家や人家はありましたが、人影は皆無、すれ違った車は２、３台、とんでもない袋小路の田舎さに、正直唖然としたほどです。車用の標識がほとんどないのですが、「毛野」（ケヌ）という地名のハイキングコース用標識は、ときどき見かけました。 |
写真
あしかがの森足利病に至る手前200メートルを左の山の麓の方向に入ると住宅地。その中を迷いながら登っていくと、やっと大坊山への標識があり、すこし登った突き当たりに見えてきた大山祇神社の階段と鳥居。
1
9/8 13:19
あしかがの森足利病に至る手前200メートルを左の山の麓の方向に入ると住宅地。その中を迷いながら登っていくと、やっと大坊山への標識があり、すこし登った突き当たりに見えてきた大山祇神社の階段と鳥居。
大山祇神社（おおやまづみじんじゃ）太々神楽は足利市無形文化財
天養2年（1145）東の空に彗星が現れた際、第76代近衛天皇は、国家の災害を憂い、山城国（現在の京都府南東部）の男山と賀茂の2社に行幸され、臨祭を行われた。
2社の別当は敬神の念厚く、神徳を仰いで、国家の災害救助を常に祈願。
久安年間（約850年前）に当山の神社を大沼田村大坊山山頂に建立した。
主祭神は大山祇命で国家安全、五穀豊穣などを祈願した。明治40年、神饌幣帛料供進社に指定された。
昭和10年に老若男女延べ2千数百人の勤労奉仕によって立派な社殿が完成したが、昭和40年に落雷で全焼してしまった。
昭和44年、大坊山の桧を勤労奉仕により伐採、運搬製材を行い、多額の浄財によって、大坊山の中腹に社殿と参道が完成した。
大山祇神社の神楽奉納の起源は、文政年間（1818〜1830）奉納の絵馬や、神社別当を務めた飯塚家に伝わる天保年間（1830〜1844）の文書から、江戸末期には既に奉納されていたことが分かる。
春祭り・秋祭りには、毛野大坊山ハイキング大会も開かれる。
（栃木県神社庁HPから）
9/8 13:20
大山祇神社（おおやまづみじんじゃ）
太々神楽は足利市無形文化財
天養2年（1145）東の空に彗星が現れた際、第76代近衛天皇は、国家の災害を憂い、山城国（現在の京都府南東部）の男山と賀茂の2社に行幸され、臨祭を行われた。
2社の別当は敬神の念厚く、神徳を仰いで、国家の災害救助を常に祈願。
久安年間（約850年前）に当山の神社を大沼田村大坊山山頂に建立した。
主祭神は大山祇命で国家安全、五穀豊穣などを祈願した。明治40年、神饌幣帛料供進社に指定された。
昭和10年に老若男女延べ2千数百人の勤労奉仕によって立派な社殿が完成したが、昭和40年に落雷で全焼してしまった。
昭和44年、大坊山の桧を勤労奉仕により伐採、運搬製材を行い、多額の浄財によって、大坊山の中腹に社殿と参道が完成した。
大山祇神社の神楽奉納の起源は、文政年間（1818〜1830）奉納の絵馬や、神社別当を務めた飯塚家に伝わる天保年間（1830〜1844）の文書から、江戸末期には既に奉納されていたことが分かる。
春祭り・秋祭りには、毛野大坊山ハイキング大会も開かれる。
（栃木県神社庁HPから）
太々神楽は足利市無形文化財
天養2年（1145）東の空に彗星が現れた際、第76代近衛天皇は、国家の災害を憂い、山城国（現在の京都府南東部）の男山と賀茂の2社に行幸され、臨祭を行われた。
2社の別当は敬神の念厚く、神徳を仰いで、国家の災害救助を常に祈願。
久安年間（約850年前）に当山の神社を大沼田村大坊山山頂に建立した。
主祭神は大山祇命で国家安全、五穀豊穣などを祈願した。明治40年、神饌幣帛料供進社に指定された。
昭和10年に老若男女延べ2千数百人の勤労奉仕によって立派な社殿が完成したが、昭和40年に落雷で全焼してしまった。
昭和44年、大坊山の桧を勤労奉仕により伐採、運搬製材を行い、多額の浄財によって、大坊山の中腹に社殿と参道が完成した。
大山祇神社の神楽奉納の起源は、文政年間（1818〜1830）奉納の絵馬や、神社別当を務めた飯塚家に伝わる天保年間（1830〜1844）の文書から、江戸末期には既に奉納されていたことが分かる。
春祭り・秋祭りには、毛野大坊山ハイキング大会も開かれる。
（栃木県神社庁HPから）
神社から登山道の入口。左に小さなポストのようなハイキングコース案内というのがあったが、何も入っていなかった。ところで、「毛野大坊山」とあるが、「毛野」ってどう読む？ ふりがなくらい振ってくれ。調べたら、「毛野（けの/けぬ）は、日本の古墳時代の地域・文化圏の1つ。群馬県と栃木県南部を合わせた地域を指すとされる」とさ。「けぬ」で入力したら「毛野」と変換できた。知らなかった。恥ずかしながら。
9/8 13:29
神社から登山道の入口。左に小さなポストのようなハイキングコース案内というのがあったが、何も入っていなかった。ところで、「毛野大坊山」とあるが、「毛野」ってどう読む？ ふりがなくらい振ってくれ。調べたら、「毛野（けの/けぬ）は、日本の古墳時代の地域・文化圏の1つ。群馬県と栃木県南部を合わせた地域を指すとされる」とさ。「けぬ」で入力したら「毛野」と変換できた。知らなかった。恥ずかしながら。
「この場所は平成13年4月11日に下の大山祇神社付近の山林から出火した火により、約1ヘクタール、アカマツや広葉樹1253本が燃えました。その後平成14年◎月に、土砂の流出を防ぎ、一日も早く元の緑を取り戻せるよう、この周辺でよくみることができるコナラ、ヤマザクラといった種類を中心に約3000本の苗木を植えました。（以下略）」そんなことが書いてありました。
9/8 13:36
「この場所は平成13年4月11日に下の大山祇神社付近の山林から出火した火により、約1ヘクタール、アカマツや広葉樹1253本が燃えました。その後平成14年◎月に、土砂の流出を防ぎ、一日も早く元の緑を取り戻せるよう、この周辺でよくみることができるコナラ、ヤマザクラといった種類を中心に約3000本の苗木を植えました。（以下略）」そんなことが書いてありました。
古びているが山頂にしては立派な階段が現れた。いよいよ聖域の予感。
そして山頂。ひろびろとしていて古代祭祀の臭い。おそらく縄文時代からの神聖な場所だったはず。かつてあったはずの社の跡、その奥に、小さな奥宮。祝詞を唱えました。
1
9/8 13:50
そして山頂。ひろびろとしていて古代祭祀の臭い。おそらく縄文時代からの神聖な場所だったはず。かつてあったはずの社の跡、その奥に、小さな奥宮。祝詞を唱えました。
登ってきた方向。たぶん南。台風15号が接近中で、空には竜神雲が。
山頂からの下りは最初はなだらか。途中から急峻な慎重を要する切り立った岩場。深い段差のところも。足をくじかないように注意。
少し下ったところで、左右に眺望が開けた。晴れていたら、どんなに素晴らしいか。
右方向なので、つつじ山か？ 足利鉱山か？（間違っていたらゴメン）濃い緑と分厚い雲の野性的な風景。低山とはいえ、なんと素敵な光景か。ありがとう。
1
9/8 14:00
右方向なので、つつじ山か？ 足利鉱山か？（間違っていたらゴメン）濃い緑と分厚い雲の野性的な風景。低山とはいえ、なんと素敵な光景か。ありがとう。
左方向、足利の街並みが山山に浸食するように押し寄せている。人界と山界が入れ子になっている足利はいいところかもね。
下りが終わるとまた登って、ここは山頂？つつじ山？ 左「長林寺」の標識。
登ってから55分くらい。ここはどこ？ つつじ山と足利鉱山の間かも？ 左が大坊山・長林寺、右が越床峠・大小山。わかりやすい。
木洩れ日の中を少しずつ登り。でも道は岩が不規則に剥き出ていて要注意。岩の段差が大きいところもたくさん。
大坊山を登ってからちょうど1時間。大坊山が正面に。低くてもピラミッドみたいなどっしりした姿。
足利鉱山の手前か？ 右に「シルバーコース」の標識。その方向を覗くと、暗い谷底に降りて行く怖そうな道だった。ふと、自分の年齢を考えた。「あっ，オレ、シルバーだった。でも、こんな暗い道はいやだ」と、左の険しい岩の道。そこにはロープが張ってあって、それを登り始めてから、今回のハイキングの祭は終わった。
9/8 14:36
足利鉱山の手前か？ 右に「シルバーコース」の標識。その方向を覗くと、暗い谷底に降りて行く怖そうな道だった。ふと、自分の年齢を考えた。「あっ，オレ、シルバーだった。でも、こんな暗い道はいやだ」と、左の険しい岩の道。そこにはロープが張ってあって、それを登り始めてから、今回のハイキングの祭は終わった。
足利鉱山の頂上くらいのところで、突如の雨。強烈な雨に変わり、身支度をするゆとりもなく、とにかく下山。雨具の準備ができずにびしょ濡れのまま、下りられるところまで下りると、目の前に、番屋の休憩所。屋根の下に駆け込んでほっとした。雨具を準備するもすでに後の祭り。雨と汗でICレコーダー故障。カメラ誤動作。スマホは雨で操作できず。眼鏡雲って位置の確認できず。しばらく待機して少し雨が弛んだので、下山開始。番屋の四阿休憩所の横のお宮をパチリ。この写真を最後に今回の写真記録は中止。激しい雨をどう凌いで下山するか。番屋にはだれもおらず、相談もできず、スマホで位置確認ができず、とにかくヤバイ場合は、下山下山と歩きだし、下山の方向を間違えたために、帰路、悲惨なことになりました。みなさん、緊急の場合の下山の方向だけは、しっかりと把握しておきましょう。大失敗の記録は、別のつづきます。
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9/8 14:44
足利鉱山の頂上くらいのところで、突如の雨。強烈な雨に変わり、身支度をするゆとりもなく、とにかく下山。雨具の準備ができずにびしょ濡れのまま、下りられるところまで下りると、目の前に、番屋の休憩所。屋根の下に駆け込んでほっとした。雨具を準備するもすでに後の祭り。雨と汗でICレコーダー故障。カメラ誤動作。スマホは雨で操作できず。眼鏡雲って位置の確認できず。しばらく待機して少し雨が弛んだので、下山開始。番屋の四阿休憩所の横のお宮をパチリ。この写真を最後に今回の写真記録は中止。激しい雨をどう凌いで下山するか。番屋にはだれもおらず、相談もできず、スマホで位置確認ができず、とにかくヤバイ場合は、下山下山と歩きだし、下山の方向を間違えたために、帰路、悲惨なことになりました。みなさん、緊急の場合の下山の方向だけは、しっかりと把握しておきましょう。大失敗の記録は、別のつづきます。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガムテープ
|
|---|---|
| 備考 | ●大雨に降られることを想定していなかったため、体はもちろんリュックの中の中まで汗と雨水が浸透していました。リュック素材は★防水仕様か、ポリ袋で雨水の浸透を防ぐ慎重さが必要でした。これからは、★リュックまでカバーできる★ポンチョを持参しようと思います。風がなければ、雨にはやはり★傘が有効かも。ポンチョがあればなんとかなるか？ ★靴は防水。★スマホも防水カバーを準備しましょう。★雨が降ったら、山行の写真記録のゆとりがなくなるし、スマホで確認するチャンスを逸することもあるので、要準備。 【下山失敗プチ遭難の顛末】 ●下山に失敗したため、帰路は散々な目に会いました。確か？番屋から下ったところの「越床峠駐車場」とある分岐点で、大小山方向は大雨のため諦めて急ぎ左に折れて下山しました。実はもう少し大小山方向に進めば、右の「あしかがの森足利病院」のあたりに下山できる道があることが分かりましたが、事後に分かったことで後の祭り。 ●「越床峠駐車場」方向を下山すると、荒れ果てた舗装道。雨に降られながら、とにかく道が下っている方向というと右だったので、荒れ果てて車も人も通ったあとがない、この世の果てか、黄泉の国への道のような恐ろしげな風景の中を延々と歩きました。あとでこの方向もしくじっていたと思いました。どうやらこの荒れ果てた舗装道路は、昔使われていた越床峠を超える車道でした。この道を下りて左方向に坂を登っていけば、駐車場の方向でした。が、標識が見つからなかったので、下降している右方向に降りてしまいました。こうして越床トンネルの脇に出てしまったのです。 ●私が目の前にした車道は、国道293号でした。右は佐野、左が足利。そんなことを考える前に、私は目の前の光景に唖然としました。私が歩いてきた道は、完全に封鎖されていたのです。メッシュの網の鋼鉄が、私の行方を完璧に阻止しています。ど、ど、どうしよう。まるでこれでは、牢獄の中に閉じ込められた人間の姿をした動物です。目の前の道路では、たくさんの車が行き交っていますが、この道路には絶対に入れないように、がっちりとガードレールが設置されています。もちろん、目の前に歩く人などはいません。 ●少し悩んだすえ、この封鎖している金網を乗り越えるか壊すか、それしかないと判断しました。それで左脇の金網が森に食い込んでいるところに巻きついているツルを裁ち切り、手を差し込んで金網を手前に引きずって曲げました。やっと人間一人が脱出できるだけの隙間ができました。「ああ、よかった。助かった」登山道のはずなのに、これは使えません。この入口の状態では、だれもここから入山できるとは思えないでしょう。完膚なまでに封鎖された道でした。ここから出たのは、私くらいかもしれません。車道の左はトンネルの出口でした。雨が振っています。トンネルは怖いので、自然と右に歩きだしました。この方向も間違っていました。この時点で、スマホで位置確認をすべきだったのに。私の失敗の連続がまだまだ続きます。 ●数十分歩くと、ローソンがありました。ほっとして、そこでやっとスマホで位置確認をしました。「ありゃりゃ」車を駐車した大坊山はこっちか？ ところが、雨が降っていてスマホの確認が不充分、雨に濡れてスマホの操作がうまくできず、「なんかこっちのはず」と私はカンで歩いていった方向は、まったく逆方向。改めて途中でスマホを確認して、やっとそのことに気づきました。因みに私の記録を終了したのはこのローソンで、後で調べたらここは足利市ではなく、佐野市でした（ローソン佐野赤見店〒327-0104栃木県佐野市赤見町三ツ久田4313-1）。 ●大坊山の方角は、だいたいわかりましたが、そこに至る道がスマホではわかりません。あとで調べてわかりましたが、分岐で下った越床峠まで戻らないと、下の車道を延々と迂回しなければならない状況がすこしずつわかってきました。国道293を元の方向に戻りました。下山して封鎖されていた金網から脱出したところを左に見て、長いトンネルに入りました。自転車に乘ってトンネルから出てきたおばさんとすれ違い。雨は避けられますが歩くには長すぎるトンネルで、歩道があってよかったですが、気分はよくないですね。 ●トンネルを抜けて少し行くと、左側に越床峠駐車場とか、キャンプだとか、そんな古びた案内板があり、確認のために、その方向に入っていきました。左の駐車場に車が一台。そこで三振で沖縄風な音楽を楽しんでいらっしゃるおじさんがいましたので、聞きました。「大坊山は？」。おじさんは「よく分からないので、奥にハイキングの案内板がある」と教えてくれました。そこまでとぼとぼ行ってみたら、何やら見たことがあるような道路封鎖。案内板はその右。なんとなく分かってきました。ここが下山道の案内にあった「越床峠駐車場」でした。そしてこの金網で完膚に封鎖されている道が、私が歩いた黄泉の国のような道の入口だったのです。つまり、私が大坊山に戻るには、また、この道の封鎖を強引に押し開けて入り、越床峠で再度登山をしなければならないことがわかりました。すでに16時を回っています。台風も接近中です。そのころは、雨もあがっていましたが、山に入るのは危険です。大坊山は目の前なのですが、車を駐車したところまで行く道はありません。ぐるりと山の裾野の車道をまわるしか帰り道がないと観念しました。 ●それで、国道293号を足利の街の方向に歩きました。「こうなったら、タクシーを呼ぼう」。地図で確認するかぎり、回りこむ道のりは、一晩中かかりそうなほど遠くです。私の足では無理。しかし、車道にはなにもありませんでした。コンビニがない。やっと「直売所」という看板の建物が右に見えました。そこは樺��八幡宮の入口。時間はほぼ17時。駆け込んだのは北の郷農産物直売所でした。すでに店じまいの最中。レジのおばさんにタクシーをお願いすると、親切にもすぐに対応してくれました。 ●タクシーは17時15分くらいに来てくれました。ずぶ濡れの私は、座席を濡らさないように慎重に座って、大山祇神社駐車場まで送ってもらいました。私が想像したとおり、足利の街に入り、かなりの距離を移動しました。15分くらいだったでしょうか？ 2830円でした。運転手さんから、「なんでこんなに遠くに来てしまったの？」と怪訝な顔をされました。タクシーが使えたのはラッキーでした。手配してくれた北の郷農産物直売所のおばさん、ありがとうございます。助かりました。 ●分かったこと：越床峠駐車場からの入山は、ほぼ封鎖されているので利用できません。また、大坊山〜大小山のルートの中間にある越起峠の分岐で、越床峠駐車場方向（北の方角）には絶対に下りてはいけません。間違えて下りた場合は引き返し、すこし大小山（妙義山）よりのところに、「あしかがの森足利病院」の方向（南方向）に下山するルートがあるはずなので、必ずそちらにエスケープすること。 |
感想
今回は酷いめにあいました。低山なので、遭難とまではいきませんでしたが、下りる方向を間違えたため、出発地点に置いた車のところに帰れなくなりました。下山してから車道をスマホで位置確認をしながら、右往左往を繰り返し、戻るには、また山に登らなければならないことがわかり、夕方になってしまったので、直売所でタクシーを呼んでもらい、やっと戻れました。今回の記録は、計画の半分です。ぜひ半分、リベンジしたいです。とにかくこのコースは、低山とはいえ、ものすごく眺めがいいです。
因みに、このコースについては、次の記録がとても詳しく報告されていて、参考になりました。
itochan(CL)様の山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1682459.html
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omame03 さん
こんにちは(^｡^)初コメです。
足利市だけでも百名山が特定されてます。
愛好家の方々が手作り山名板を作ったりしてます。
今回は結構怖かった事と思います。
台風の影響もありましたか❓
大坊山も大小山も低山ながられっきとした山です。
それなりの準備と装備は必要です。
今回は教訓として次回は楽しい山行きをして下さい(^｡^)
過去に何度か似た経験して頷きながらレコ拝見しました(￣▽￣)
足利百名山があるんですね。ご助言、ご指導、ありがとうございます。初心者なので、今後ともよろしくお願いいたします。台風の影響があったのは、雨です。突然の豪雨ですが、風はありませんでした。怖い思いをしたのは越床峠の入口と出口が封鎖されているかつての車道の風景です。大量のタイヤが捨てられていたところも。雨の中、荒れ果てた道の風景を写真で撮っておきたかったです。アニメなら、魔物が続々と登場するような設定。恐怖感はありましたが、こんな体験は滅多にできないので、その意味で楽しかったのかもしれません。コメント、ありがとうございます。感謝。
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