大変素敵なやまみちでした〜石老山

2012年06月24日(日) [日帰り]

• GPS: 02:40
• 距離: 8.5km
• 登り: 546m
• 下り: 529m

コースタイム

12:50国道412号サンクス‐13:45大明神台展望台‐14:12石老山-14:29融合平見晴台‐15:31国道412号サンクス

天候

薄曇

アクセス

利用交通機関：

自転車

自宅から10km程ママチャリをこいで石老山へ

コース状況／危険箇所等

大明神展望台までの沢沿いの道、顕鏡寺までの沢沿いの道は、雨が続いた後のせいか、水が出ておりました。ちょっと滑ります。

道ははっきりしております。

沢道-尾根道-岩道-参道とバリエーション豊かな素敵な登山道でありました。

開拓した人はエンターテイメントのセンスがあると思います。

写真

6/24 13:28

相模湖休養村キャンプ場から上がって、大明神台展望台へ行く登山道は沢沿いでとっても幸せ。

6/24 14:14

大明神台展望台から石老山までは尾根道の軽いアップダウンが続きました。走りがいがありました。

6/24 14:39

石老山頂から下りていくと巨岩が現れます。岩といっても小さい石をコンクリで固めたような岩。第三紀地層の礫岩だとガイドブック等では説明されています。

6/24 14:41

第三紀地層とは6430万年前から180万年前まで。太古の昔からここにおわしますお岩様なのです。

6/24 14:45

大きな岩がゴロゴロと。岩巡りをしているかのよう。僕らのご先祖様のこともずぅ〜っと見ていたお岩様。

6/24 14:48

この山に露出しているのは礫岩といって、堆積物が固まって岩になった堆積岩の一種だそうです。

6/24 14:51

堆積岩の間から木がどーんと生えております。

6/24 14:51

6430万年前〜180万年前ですから恐竜の時代にはこのお岩様方はここにはいなかったようですね。

6/24 14:52

植生の雰囲気が変わってきました。

6/24 14:53

顕鏡寺側斜面にはこんな大木も。うっとり。

6/24 14:54

苔むすお岩様。素敵です。

6/24 14:54

少なくとも180万年前からここにあるお岩様。僕らは小さないのちです。

6/24 14:57

2,3日雨が続いた後なので植物達が生き生きしております。沢の音が斜面に響きます。

6/24 15:00

顕鏡寺です。この側の岩室で修行したお坊様もいらっしゃるそうです。

6/24 15:04

岩と土と木が渾然一体となってます。

6/24 15:08

岩の間の参道に大木がどーんと。

6/24 15:08

参道を溢れかえる沢水が流れます。山の国、水の国、日本です。

撮影機器：

DiMAGE Xg Konica Minolta Camera, Inc.

感想

がく

またゆ〜っくり歩いてみたいな。
そう思わせてくれた登山路。

キャンプ場から大明神台展望台までは山から溢れだす水が沢を作り、
岩の間を流れます。沢の音がとても賑やか。
こんなに賑やかなのに心が落ち着く。不思議です。

大明神から石老山までは軽いアップダウンが続く明るい尾根道。
写真を撮るのも忘れて一気に駆け抜けてしまいました。

石老山から降りていくと、
少なくとも180万年前からここにおわす巨大な礫岩様が現れます。

苔むす岩、木の間にいる岩、木と共生する岩、
斜面で明るい日差しを浴びる岩、人々の祈りを一身に受けてきた岩、
沢の水を導く岩。

太古からの人々の祈りといのちの喜びを感じさせてくれる
とっても、素敵な登山路でした。