蓮華岳、針ノ木岳―沈みゆく中秋の名月と出ずる朝陽―

2019年09月14日(土) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 3:26
• 合計: 10:47

22:47 扇沢
23:35 23:39 大沢小屋
2:57 3:33 針ノ木峠
4:45 5:53 蓮華岳
6:41 7:06 針ノ木峠
8:15 9:07 針ノ木岳
9:47 9:57 針ノ木峠
12:06 12:17 大沢小屋
12:52 扇沢

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

この時期、針ノ木雪渓は通行不可。高巻きとなり、特にノドの岩場の高巻きが危険。
滑りやすいザレ場も多く、特に下山時は要注意。

写真

9/14 4:50

夜明け前。蓮華岳より望む大町市の夜景と浅間山。

9/14 4:54

爺ヶ岳のシルエットと妙高山、火打山。

9/14 4:58

夜明け前の静寂。

9/14 5:01

雲海越しに望む富士山と八ヶ岳。

9/14 5:09

中秋の名月と越中沢岳。

9/14 5:09

薬師岳と中秋の名月。

9/14 5:12

越中沢岳に沈む中秋の名月。

9/14 5:18

鹿島槍ヶ岳と爺が岳のシルエット。

9/14 5:22

遠くに滝雲が見えます。

9/14 5:26

陽が出てきました。

9/14 5:27

極上の朝陽です。

9/14 5:28

針ノ木岳が染まります。

9/14 5:29

モルゲンロートに染まる立山。

9/14 5:31

明ける北葛岳、七倉岳と遠く槍穂高。

9/14 5:33

明けゆく赤沢岳と剱岳。

9/14 5:35

顕る薬師岳。

9/14 5:38

朝焼けの赤沢岳と剱岳。

9/14 5:44

昇る朝陽が雲海を朱色に染め上げました。

9/14 5:44

この時にここに居られる幸せ。

9/14 5:46

朝陽を受ける北葛岳と七倉岳。

9/14 5:53

剱岳と赤沢岳。

9/14 5:53

立山とスバリ岳。

9/14 5:56

赤牛岳と薬師岳。

9/14 5:56

早朝の裏銀座。

9/14 6:12

赤沢岳と剱岳。

9/14 6:15

目覚める後立山。

9/14 6:20

聳え立つ針ノ木岳。

9/14 6:21

北アルプスの女王の風格。

9/14 6:21

野口五郎岳と水晶岳。

9/14 6:27

スバリ岳。

9/14 6:31

マヤクボカールが印象的でした。

9/14 7:09

そそり立つ鹿島槍。

9/14 7:17

針ノ木岳へ向かいます。

9/14 7:18

赤沢岳と鳴沢岳。

9/14 7:20

連休初日と言えど、ド早い時間なので、登山道は貸切状態です。

9/14 7:27

遅咲きのタカネヤハズハハコとスバリ岳。

9/14 7:49

稜線越しの剱岳。

9/14 7:50

登る毎に顕わになる後立山の峰々。

9/14 8:00

赤牛岳と薬師岳。

9/14 8:22

針ノ木岳に到着です。
黒部湖越しの立山、剱岳は何度見ても素晴らしいです。

9/14 8:23

威風堂々とした剱岳。

9/14 8:24

遥かなる稜線の先に望む薬師岳。

9/14 8:25

薬師岳と越中沢岳。

9/14 8:26

雄大な五色ヶ原。

9/14 8:27

果てなく延びる後立山の稜線。

9/14 8:30

鷲羽岳と水晶岳。

9/14 8:35

高瀬湖を取り囲むように屹立する峰々。

9/14 8:36

北アルプス最奥部に誘惑されます。

9/14 8:36

野口五郎岳。

9/14 8:38

岩小屋沢岳越しに望む鹿島槍ヶ岳と五竜岳。

9/14 8:38

鳴沢岳越しに望む白馬岳。

9/14 8:40

どっしりと構える薬師岳。

9/14 8:57

後立山連峰の起点でもある針ノ木岳からはこんなに素晴らしい眺望を楽しめます。

9/14 8:58

黒部側に切れ落ちるスバリ岳の岩壁と剱岳。

9/14 8:58

針ノ木岳を後に下山します。

9/14 9:12

遠望する槍穂高。

9/14 9:59

岩小屋沢岳と鹿島槍ヶ岳。

9/14 10:44

遅咲きのウサギギク。

9/14 14:46

下山後は七倉山荘で温泉に入りました

9/14 15:42

安曇野穂高有明のくるまやへ来ました。

9/14 15:50

腹ペコなので大盛りにしました。
久しぶりに頂きましたが、蕎麦の香りもしっかりと香り、流石にレベルが高くて旨いです。
山葵も極上でした。

9/14 15:54

海老の天ぷらも安定の美味しさでした。

9/15 6:51

帰路、松本ハイランド 山形ファーマーズガーデンにてシナノドルチェが出ていたので買いました。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

感想

Katsuma0628

3連休初日に知人と蓮華岳、針ノ木岳に登って来ました。13日の夕方名古屋を出発し、途中駒ヶ岳SAでソースカツ丼を食べてパワーをつけて一路扇沢へ。無料駐車場はほぼ満車だったので、トイレも近い有料駐車場(上段は12時間1000円ですが、最下段のみ24時間1000円)へ停めました。
　0時前出発予定でしたが、知人のコンディションも良いので23時前に出発する事に。作業道を進み、あっという間に大沢小屋へ。この時期は雪渓ルートが全く通れないので、高巻きの連続になります。
　中秋の名月が優しく照らす夜道を進み、ザレ場やノドの高巻きの岩場を慎重に通過します。眼下には雲海が広がり、素晴らしい朝を予感させてくれました。最終水場を過ぎるとキツイ九十九折れを登り、他の登山者に一人も出会う事無く針ノ木峠へ。時間調整の為、大休止し3時半に蓮華岳を目指して登って行きます。次第に明るくなってくる東の空を眺めながら稜線を進みます。対照的に夜道を照らしてくれた月は傾き、地平線に沈もうとしていました。
　蓮華岳の頂に着くと、大町の夜景と白みゆく空、そして雲海の彼方に富士山がはっきりと姿を見せていました。暫くすると月は越中沢岳に静かに沈んでゆきました。そして東の空からは眩いばかりの光を放つ朝陽が昇り、美しい朝焼けを見せてくれました。蓮華岳を後に針ノ木峠へ。針ノ木峠で小休止を挟み、針ノ木岳へ登り返します。高度を上げる毎に姿を現す後立山の名峰にテンションが上がります。針ノ木岳頂上からは眼下に黒部湖。そして北アルプスのほぼ全ての峰々の眺望を欲しいままにする事が出来ました。
　下山は、ノドの高巻きの下りやザレ場の下降など、難儀な箇所も多いですが、そんな苦労も余りある景色に出会え、疲れを忘れてしまいました。
　下山後は七倉山荘に伺いました。七倉の駐車場は物凄い数の登山者の車で溢れていましたが温泉は貸切状態で入る事が出来ました。支配人と久しぶりに談笑させて頂いた後、有明のくるまやで、ざる蕎麦(大盛り)と海老天を頂きました。松本ハイランド 山形ファーマーズガーデンで新物のシナノドルチェを購入し、帰路につきました。

コメント

kiyohisa

早すぎ〜w
katsum0628さん

先日の山岳写真展ではお会いできて嬉しかったです！
中秋の名月🌕の下、山道を歩くなんて風流ですね〜
それにしても出るの早いっw💦
冬の蓮華岳の時よりも出発が更に早くなっていません？
早出の甲斐あって、素晴らしい朝を迎えたようですね〜
また、どこかのお山でお会いしたいですね😊🌈⛰

Katsuma0628

Re: 早すぎ〜w
kiyohisaさん
先日は写真展にお越し頂きありがとうございました！
明るい月が一晩中照らしてくれました。
一人だったら１時スタートしても間に合いますが、知人と一緒でしたのでかなり余裕を持ってスタートしました。冬の蓮華より早いですね(笑)
長い夜を経て蓮華の頂で見た朝陽は涙ものでした(^-^)
また会いましょう！