記録ID: 2024401
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ハイキング
東海
境界尾根から ドウの天井
2019年09月16日(月) [日帰り]
岐阜県
fujisky
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 938m
- 下り
- 939m
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日帰り
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:40
8:10
60分
スタート地点
9:10
9:20
80分
標高800m付近休憩
10:40
10:50
80分
道路合流点
13:40
0:00
130分
道路合流点
15:50
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2019年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
中部電力の境界杭が打たれた痩せ尾根は、勾配が非常に急峻で、湿っていると昇り降りが危険と思われる。 上部の道路から山頂に至る立派な階段道があったが、入り口が雑草に覆われて、ほとんど見えなくなっている。自分は発見することができずに引き返し、途中から右の藪尾根に乗って山頂に着いた。尾根にはかすかな踏み跡が残っている。帰りは草に覆われた階段道を通って道路に出た。 |
| その他周辺情報 | ダムでは、振替休日の今日も左岸道路の崖崩れをなどを修復する仕事をされており、左岸道路は全面通行止め。この仕事は令和２年3月中ごろまで続くようである。 朝早く着いたので、仕事準備中の人達に「遠くから山登りに来たので、ダム対岸の道路を通りたい」と伝えて、貯水池奥を迂回し、境界尾根の登り口のある取水工地点に到達した。但し、道路は落石が多く放置されており、雑草も繁茂して車体をこする所もある。上等の車では入らない方が良いし、雨あがりは危険だと思う。進入防止柵も一か所あったが、自己責任で通らせていただいた。 |
写真
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この登山口から即、急登が始まる。皆さんのヤマレコ記録で勉強して来たので、スットクは無し、代わりに降りのための7�弌�20mロープを持ってきた。
9/16 8:13
この登山口から即、急登が始まる。皆さんのヤマレコ記録で勉強して来たので、スットクは無し、代わりに降りのための7�弌�20mロープを持ってきた。
一部、古い階段が残っている所もある。境界測量やコンクリートの境界杭を運ぶ作業用の階段だったかも知れない。
尾根道はこの中部電力境界標識に沿って登って行く。標高700mから800m付近には2,3か所の降りもあった。
可愛い五葉松。普通の松は葉が2本（2枚）だが、この五葉松は名の通り、短い小さな葉っぱが5本付いている。
根上がりの木の空洞。穴の中の落ち葉などは押しつぶされた様であり、昨夜は熊さんが寝たのかもしれない。熊除け鈴を鳴らしながら歩く。
9/16 10:05
根上がりの木の空洞。穴の中の落ち葉などは押しつぶされた様であり、昨夜は熊さんが寝たのかもしれない。熊除け鈴を鳴らしながら歩く。
境界尾根も上部は勾配が緩くなり、笹が現れる。笹はごく小さな丈で歩くのに支障はない。
黒い排水管が現れるとすぐに、ガードロープに杖を立てた所の道路に出る。三角に張り出した道路に特徴があるので、帰り道を間違うことは無い。
9/16 10:44
黒い排水管が現れるとすぐに、ガードロープに杖を立てた所の道路に出る。三角に張り出した道路に特徴があるので、帰り道を間違うことは無い。
山頂の入り口まで約2kmは、川浦（カオレ）ダム工事に使ったこの幅広い舗装道路を歩く。
上の道路に出ると見晴らしが良くなる。南西に見える大きな2つの反射板がある山は大白木山か？
右に分岐する道路は、川浦ダムの発電取水工に降りて行く道路のようである。
後で判ったが、山頂への登り口が発見できず、道路をたどっていると山頂を通り過ぎてしまうので、1kmほど戻って右の尾根に取り付いた。
9/16 11:37
後で判ったが、山頂への登り口が発見できず、道路をたどっていると山頂を通り過ぎてしまうので、1kmほど戻って右の尾根に取り付いた。
藪山となった尾根筋をたどって、大汗をかいて登ってきたら、このベンチのある所に出た。立派な階段が造られているのには驚いた！
幅が2mほどもあるコンクリート製の立派な階段であるが、歩く人がほとんどいないので、両脇は草に覆われてしまっている。
2kmほどのロスをして、12:10分に山頂にたどり着いてほっとした。一時は山頂にたどり着けないのでは？と心配をしたが、たどり着けて良かった、よかった！
9/16 12:22
2kmほどのロスをして、12:10分に山頂にたどり着いてほっとした。一時は山頂にたどり着けないのでは？と心配をしたが、たどり着けて良かった、よかった！
山の姿と山名を浮き彫りにした金属製の立派な案内板である。気象条件が良ければ、北アルプスや中央アルプスも見えるらしい。
高山を示す腰掛は傾いているし、岐阜市を示す腰掛はひっくり返っていた。
Sマークは南を示す腰掛？だとすれば、N，E，Wもあるはずだが、周囲は草に覆われている。
かなりの広さの広場が造られたようであるが、雑草に覆われている。相当なお金を掛けて作った施設であるが、なぜ進入禁止にしてしまったのだろうか？
9/16 12:49
かなりの広さの広場が造られたようであるが、雑草に覆われている。相当なお金を掛けて作った施設であるが、なぜ進入禁止にしてしまったのだろうか？
道路に降りる幅2mほどの階段も、雑草に覆われて自然に戻りつつある。
道路に出る階段も出口は雑草に覆い尽くされている。自分もここまでは登って来たが、登り口を発見できなくて1kmほど戻った。初めて登る人は判らないと思う。
9/16 13:09
道路に出る階段も出口は雑草に覆い尽くされている。自分もここまでは登って来たが、登り口を発見できなくて1kmほど戻った。初めて登る人は判らないと思う。
道路脇の広場には、駐車スペースを示す白線が引かれている。この右手前の尾根が切れるところに階段の登り口がある。草をかき分ければ見つけられる。
9/16 13:10
道路脇の広場には、駐車スペースを示す白線が引かれている。この右手前の尾根が切れるところに階段の登り口がある。草をかき分ければ見つけられる。
サルノコシカケ群団。この急な尾根道の下りは、掴まる木のある方へ回り込みながら、慎重に歩いたのでかなり時間がかかった。
スリップも転倒も無く、無事に駐車地点の取水堰まで戻って来た。持ってきたロープは出番がなかった。今日も一人貸切の「ドウの天井」であった。
9/16 15:47
スリップも転倒も無く、無事に駐車地点の取水堰まで戻って来た。持ってきたロープは出番がなかった。今日も一人貸切の「ドウの天井」であった。
帰りに写した上大須ダムの貯水池である。このダムは500mほど上部にある川浦ダムと水のやり取りをする揚水発電のダムである。
左右から雑草や小枝が迫っている所もある。必要最小限の手入れしかされていないようである。
ダムの左岸は法面の高所で修復工事が行われているため全面通行止めとなっている。左側の崩壊斜面はこれから来春にかけて工事が行われるようである。
9/16 16:08
ダムの左岸は法面の高所で修復工事が行われているため全面通行止めとなっている。左側の崩壊斜面はこれから来春にかけて工事が行われるようである。
撮影機器：
感想
今日は絶好の山日和になったので、勢い込んで出掛けたが、上大須ダムに着くと、斜面崩壊部の修復工事の人達が大勢作業着手の準備をされており、「通行止めです」と言われてしまった。せっかく遠くからやって来たので、何とか登りたい。対岸道路の様子を見てみたい・・・というと、通してくれた。バリケードはあったが自己責任で通過して、境界尾根登山口の取水工地点までたどり着いた。
中電境界尾根の取り付き点から標高800m付近まではすごい急こう配で、木の根や幹にすがってよじ登るような状態である。帰りの下りが心配だが、今日は皆さんのヤマレコ記録で勉強させていただいて、20mロープを持って来たので、その点は心強かった。
上の道路から山頂に至る登山道が見つけられなくて少々焦った。午後1時までに山頂に着かなかったら引き返す覚悟で、1kmほど戻って右の尾根に取り付いた。シャクナゲや灌木の藪をかき分けながら進んで、コンクリート製のベンチと立派な階段を発見した時はホッとした。山頂はすぐ近くで12時10分に到着した。
山頂では能郷白山や屏風山を眺めながら、涼しい風に吹かれてゆっくりと弁当を食べることができた。帰りの、境界尾根道の急な下りは特に慎重に時間を掛けて降り、15:50分に無事に下山することができた。この「ドウの天井」は88番目の岐阜百山となった。残る12座、頑張ろう！
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