御岳山〜大岳山〜鋸山
- GPS
- 05:30
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 836m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.nisitokyobus.co.jp/ で270円。往復20〜30分の道を2台のバスで回しているため、バスは20〜30分おきにやってくる。武蔵五日市や奥多摩と違い、「乗りこぼしがないように」という配慮は特にないため、早く乗りたければ早く列に並べばよい。 ちなみに御嶽駅ではチャージする人が行列を作って、改札を出るのに時間がかかるため、急ぐ人はあらかじめ階段に近い車両に乗るなどの工夫が必要。 バスを降りたらケーブルカーで http://www.mitaketozan.co.jp/ 570円。パスモ・スイカが使える。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※御岳山〜大岳山:芥場峠へ至るルートは3つほどあるが、どれもわかりやすく歩きやすいと思われる。今回はロックガーデンも奥の院も鍋割山も通らない平坦なルートを選択したが、人気がないのか人は少なかった。芥場峠から先には岩場があり、滑落注意の看板が立っている。それほど歩きにくい道ではないが、人が多いのと岩が濡れているため、注意が必要。 ※大岳山〜鋸山:尾根上を行く登山道だが、ピークをいくつも超えるため、思ったほど平坦ではない。危険箇所は特にない。御前山方面への分岐にも方向指示版が立っているので迷うことはない。 ※鋸山〜奥多摩:尾根上を行くが、鋸尾根の名前にふさわしく、痩せた尾根でアップダウンが激しい。勾配が急で、足元は岩だったり滑りやすい砂利だったりと、細心の注意が必要。鋸山の位置的に、この尾根を下る際は別の山から縦走した後になることが多いと思われるので、体力を消耗していたり疲労が蓄積していたりすると難関となる。 |
写真
感想
今年の梅雨はあまり雨が降っていない気がするが、せっかく週末に晴れとなったので、ほぼ初めてに近い単独行に挑戦。
以前から計画していた、御岳山から大岳山を経て鋸尾根を奥多摩へ下りるルートを選択。御岳山から日の出山へは行ったことがあったので、御岳山は慣れたものだが、そこから大岳山へ至るルートが複数あってやや迷う。
結果的にロックガーデンも奥の院も鍋割山も通らないルートを行くが、インパクトが弱いのか登山者は少ない。このルートが一番楽かと思ったが、どのルートでもそれほど所要時間は変わらないのかもしれない。
芥場峠までは明るくて歩きやすい登山道だが、それ以降は少し岩場が現れる。大岳山へは登山者が多いが、岩場では1人がやっと通れるぐらいに登山道が細くなるので、譲り合って通行する。対向者が待っているから焦りがちになるが、危険なので慎重に行った方がよい。
大岳山荘のあたりは開けているので、最後の休憩場所として最適だが、20分ほどで山頂に着いてしまうので体力と相談して決めよう。
山頂は南面が開けており、笹尾根から三頭山がよく見える。天気が良ければ恐らく丹沢や富士山も見ることができるだろう。昼食をとるための場所は多く、腰かける岩もたくさんあるので心配はないが、時間によっては混雑するようである。
鋸山へは明るいきれいな尾根を行く。アップダウンはないように感じられるが、実はピークをいくつも超えるので、体力を使う。下りのペースのまま登りに入ってしまうととても消耗することになるので注意。
鋸山の山頂は開けておらず眺望は望めない。ベンチがいくつかあるので休憩は可能。
鋸山から愛宕山へは鋸尾根という尾根を行く。山頂を出発して15分ほどすると三等三角点が現れる。山頂の眺望がないので、少しずれて設置してあるようだ。
それ以降は長い下りとなる。しかし勾配が非常に急で、岩場は岩が濡れており、砂利道は滑りやすい。痩せた尾根で足場が悪いため対向者と離合するのも一苦労である。
途中に鎖場があり、鎖場を行くか避けて巻く道が選べる。その地点は開けており景色もいいので休憩場にできる。登山自体が2か月ぶりで、脚力も限界に近かったので鎖場は回避。
ほぼ垂直の岩を登るように見えたので、いつか余裕があるときは挑戦したい。
険しい岩場を超えて林道に出ると、愛宕神社の前に到着する。ここまでで体力はなくなっているが、最後の力を振り絞って神社までの石段を登る。
愛宕神社は拝殿が愛宕山の山頂にあって、少し下ったところに鐘や五重塔や忠霊碑等がある。
愛宕神社から奥多摩へ下りる最後に急な石段がある。地図によると187段もあるらしい。ここの登山口は昭和橋の奥多摩駅と反対側に出るようになっているので、もえぎの湯へ行くには昭和橋を渡らずに吊り橋を渡る。
天候に関しては、午後パラつくかとも思われたがなんとか降られずに済んだ。
ペースを作るのに慣れていないため、かなりのオーバーペースとなった。結果的に鋸山の手前で太ももに痛みを感じたためペースダウンすることになった。痛みはましになったが鋸尾根の岩場が難所となった。
大岳山山頂での休憩時間も短かった。頂上で体力を十分に回復させ、ペースを守るということの重要性を痛感した山行であった。
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