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Yamareco

記録ID: 2032943
全員に公開
ハイキング
東北

5年ぶりの会津駒ヶ岳

2019年09月20日(金) 〜 2019年09月21日(土)
 - 拍手
roatsu その他1人
GPS
32:00
距離
16.1km
登り
1,258m
下り
1,230m

コースタイム

1日目
山行
4:45
休憩
1:01
合計
5:46
11:00
11:00
115
12:55
12:55
17
13:12
13:33
106
15:19
15:52
26
16:18
16:25
21
16:46
16:46
0
16:46
宿泊地
2日目
山行
6:05
休憩
0:15
合計
6:20
7:00
145
宿泊地
9:25
9:40
165
12:30
12:30
20
13:20
ゴール地点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往復:東部浅草⇔会津高原尾瀬口⇔桧枝岐村(駒ヶ岳登山口、アルザ尾瀬湯の郷)
コース状況/
危険箇所等
滝沢コース、大津峡峠〜キリンテコースとも明瞭で快適なトレイル。危険個所も無し。特にキリンテ〜大津峡峠の間の道は、斜度を緩くつけた長い九十九折りで下から稜線へ雑木林、ブナ林、シラビソ・ダケカンバの林と変わる樹々の様子が登り下りで楽しめる。駒の小屋から大津峡峠への稜線は聞きしにまさる楽しい縦走路。
その他周辺情報 下山後、桧枝岐村に一泊。山人料理、素敵な宿ともてなし、温泉にのどかな村の様子など本当にリラックスできる。自分にとってはいつ訪れても楽しい惑星の様な土地。
登山口にはキツリフネがいっぱい。
登山口にはキツリフネがいっぱい。
ミヤマアキノキリンソウも村内から稜線まで目を楽しませてくれる。
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ミヤマアキノキリンソウも村内から稜線まで目を楽しませてくれる。
本家のツリフネソウもひかえめに。
本家のツリフネソウもひかえめに。
林道から近道を使って登山口へ。
林道から近道を使って登山口へ。
お久しぶりの階段。5年前は登山番組の収録に遭遇したっけ。
お久しぶりの階段。5年前は登山番組の収録に遭遇したっけ。
快適なブナ林内の登り。
快適なブナ林内の登り。
ツルリンドウのかわいらしい花。
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ツルリンドウのかわいらしい花。
毛虫くん。もうじきさなぎになるのだろうか。
毛虫くん。もうじきさなぎになるのだろうか。
オオカメノキの実。
オオカメノキの実。
ブナの樹々を見ると東北に来た感じがする。
ブナの樹々を見ると東北に来た感じがする。
美味しい駒ヶ岳の湧水。たっぷり汲んで山頂へ。
美味しい駒ヶ岳の湧水。たっぷり汲んで山頂へ。
水場付近にだけトリカブトの花が咲く。
水場付近にだけトリカブトの花が咲く。
午後の陽射しがさす静かな登山道をゆく。
午後の陽射しがさす静かな登山道をゆく。
水場から少し登れば視界が開ける。日光白根が見事。
水場から少し登れば視界が開ける。日光白根が見事。
改めて日光連山のスカイラインを眺める。
改めて日光連山のスカイラインを眺める。
赤い実はマイヅルソウだろうか。
赤い実はマイヅルソウだろうか。
オヤマリンドウも姿を見せ始める。
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オヤマリンドウも姿を見せ始める。
たかつえスキー場方面だろうか。山並みの向こうに大きな山も見える。
たかつえスキー場方面だろうか。山並みの向こうに大きな山も見える。
稜線とご対面。懐かしい。
稜線とご対面。懐かしい。
黄色く枯れたキンコウカと紅くなったイワショウブ。季節を感じる。
黄色く枯れたキンコウカと紅くなったイワショウブ。季節を感じる。
まだ白い花で頑張っているイワショウブの株も。
まだ白い花で頑張っているイワショウブの株も。
目を引く赤色。
水草の生えた懐かしい池塘とも再会。
水草の生えた懐かしい池塘とも再会。
草紅葉と少し色づいた樹林の中を進む。
草紅葉と少し色づいた樹林の中を進む。
振り返りつつゆっくり進む。
振り返りつつゆっくり進む。
駒の小屋を見上げる最後の一登り。
駒の小屋を見上げる最後の一登り。
尾瀬方向もきれいに見える。燧ケ岳、武尊山の一部、至仏山、景鶴山とつづく。
尾瀬方向もきれいに見える。燧ケ岳、武尊山の一部、至仏山、景鶴山とつづく。
小屋に到着。懐かしい。以前は4人しかいない日で、のびのび過ごさせていただいた(笑)。
小屋に到着。懐かしい。以前は4人しかいない日で、のびのび過ごさせていただいた(笑)。
到着時はきれいに晴れて、大池と山頂がきれい。木道は寄付を募って更新中で、一口協力した自分としても立派になるのを見るのが嬉しい。
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到着時はきれいに晴れて、大池と山頂がきれい。木道は寄付を募って更新中で、一口協力した自分としても立派になるのを見るのが嬉しい。
改めて日光連山。
改めて日光連山。
雲を担いだ高原山も見える。
雲を担いだ高原山も見える。
しばらく木道からの景色を楽しむ。
しばらく木道からの景色を楽しむ。
西日に輝くオヤマリンドウ。
西日に輝くオヤマリンドウ。
コバイケイソウが終わった向こうに帝釈・田代と日光の山々。
コバイケイソウが終わった向こうに帝釈・田代と日光の山々。
山頂へ向かう道すがら小屋を振り返る。気持ちのいい眺め。
山頂へ向かう道すがら小屋を振り返る。気持ちのいい眺め。
山頂越しの空。筋雲で天候悪化の感じだけれど、今回は意外にもった。
山頂越しの空。筋雲で天候悪化の感じだけれど、今回は意外にもった。
複雑な夕方の空。山頂直下より。
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複雑な夕方の空。山頂直下より。
あっけらかんと晴れるよりも雰囲気があって良いかも。
あっけらかんと晴れるよりも雰囲気があって良いかも。
山頂標識とも再会。いつ見ても立派。
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山頂標識とも再会。いつ見ても立派。
帰りはガスが迫る中を小屋へ。
帰りはガスが迫る中を小屋へ。
イワショウブにもおやすみなさいを言いつつ。
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イワショウブにもおやすみなさいを言いつつ。
振り返れば雲が急速にかかっていく山頂。
振り返れば雲が急速にかかっていく山頂。
夕飯は自炊室が混んでいたので外で食べたけれど、その時にはもう雲も落ち着いて静かな景色に。
夕飯は自炊室が混んでいたので外で食べたけれど、その時にはもう雲も落ち着いて静かな景色に。
小屋名物のランプ。心落ち着く間接照明。
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小屋名物のランプ。心落ち着く間接照明。
ぐっすり寝て、日の出を期待したけれど、こんな程度しか見えず。雲が厚い。
ぐっすり寝て、日の出を期待したけれど、こんな程度しか見えず。雲が厚い。
眠い目をこすりつつ腹ごしらえ。熊ちゃんも変わらずそこにいる。今回は夜も朝も尾西の白米と無印のカレー。山ではやはりカレーがいい(笑)。
眠い目をこすりつつ腹ごしらえ。熊ちゃんも変わらずそこにいる。今回は夜も朝も尾西の白米と無印のカレー。山ではやはりカレーがいい(笑)。
ガスの中の山頂と鏡の様な大池。今日は中門へは行かず、キリンテを目指すことに。
ガスの中の山頂と鏡の様な大池。今日は中門へは行かず、キリンテを目指すことに。
ずっと楽しみにしていた縦走路が続いている。
ずっと楽しみにしていた縦走路が続いている。
ここでもツルリンドウと出会う。
2
ここでもツルリンドウと出会う。
ナギナタダケ(?)も顔を見せる。
ナギナタダケ(?)も顔を見せる。
少しずつ色づいていく谷の斜面。
少しずつ色づいていく谷の斜面。
一部ヤセ尾根箇所や、崩壊地も通る。
一部ヤセ尾根箇所や、崩壊地も通る。
ひたすら快適な道で、小さなピークを越しつつ進んでいく。
ひたすら快適な道で、小さなピークを越しつつ進んでいく。
縦走路はオヤマリンドウがいっぱい。
縦走路はオヤマリンドウがいっぱい。
南会津の山里に流れ込んでくる滝雲。
南会津の山里に流れ込んでくる滝雲。
縦走路の序盤が終わるころから、足元をミヤマコゴメグサが彩る。7月末の至仏山でも盛りだったけれど、意外な息の長さに驚く。
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縦走路の序盤が終わるころから、足元をミヤマコゴメグサが彩る。7月末の至仏山でも盛りだったけれど、意外な息の長さに驚く。
ひらひらと可愛らしい花。こちらは花束の様な株。
ひらひらと可愛らしい花。こちらは花束の様な株。
マイヅルソウの終焉。季節が巡るのが早い…。また来年。
マイヅルソウの終焉。季節が巡るのが早い…。また来年。
駒ヶ岳方面は雲の中。
駒ヶ岳方面は雲の中。
縦走路にもガスが時折たゆたう。涼しく快適なトレイル。小屋の三橋さん達が推しているとおり、素晴らしい縦走ができる。
縦走路にもガスが時折たゆたう。涼しく快適なトレイル。小屋の三橋さん達が推しているとおり、素晴らしい縦走ができる。
アサマブドウも結構実が残っている。人が少ないからつまみ食いされることもないのだろうか。株が増えてくれると嬉しい。
アサマブドウも結構実が残っている。人が少ないからつまみ食いされることもないのだろうか。株が増えてくれると嬉しい。
ついついオヤマリンドウを撮ってしまう。
ついついオヤマリンドウを撮ってしまう。
ミヤマコゴメグサもいつまでも見送ってくれる。
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ミヤマコゴメグサもいつまでも見送ってくれる。
音が聞こえそうな滝雲。
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音が聞こえそうな滝雲。
いつしか空にも断雲が増えていく。
いつしか空にも断雲が増えていく。
もう少しで大津峡峠。終わるのが惜しい気分になる。
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もう少しで大津峡峠。終わるのが惜しい気分になる。
こちらのリンドウは紫が濃く、花の形もシャープ。葉の色も違う。
こちらのリンドウは紫が濃く、花の形もシャープ。葉の色も違う。
ゴゼンタチバナの赤い実が足元で目を引く。
ゴゼンタチバナの赤い実が足元で目を引く。
いくつか池塘のある田代を通り過ぎて。
いくつか池塘のある田代を通り過ぎて。
オヤマリンドウを愛でつつ最後の区間を進む。
オヤマリンドウを愛でつつ最後の区間を進む。
草紅葉の黄色によく映えます。
2
草紅葉の黄色によく映えます。
ここを登れば。
大津峡峠。小休止。上着を着ていたけど、樹林の下りは暑かろうとここで脱ぐ。
大津峡峠。小休止。上着を着ていたけど、樹林の下りは暑かろうとここで脱ぐ。
縦走路は御池まで続き、途中の電発小屋も見える。燧ヶ岳は雲の中。また今度、とキリンテへ下山する。
縦走路は御池まで続き、途中の電発小屋も見える。燧ヶ岳は雲の中。また今度、とキリンテへ下山する。
ヒー、という澄んだ声で鳴く野鳥。灰色のまるっこい奴だったけど何だろう。鳥は見分けが難しい。
ヒー、という澄んだ声で鳴く野鳥。灰色のまるっこい奴だったけど何だろう。鳥は見分けが難しい。
少しずつ色づく森。
少しずつ色づく森。
ブナの枯れ木にキノコ。
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ブナの枯れ木にキノコ。
食べられるものが見分けられたら、さぞ気もそぞろだろう(笑)と思いつつ、足元の小宇宙を楽しむ。
食べられるものが見分けられたら、さぞ気もそぞろだろう(笑)と思いつつ、足元の小宇宙を楽しむ。
ブナの四兄弟。
ツバメオモトの実。鮮やかなコバルト色が目を引く。刈り払いがされた場所に残っていたので、やってくれた方がちゃんと避けてくれたのかな、と。
ツバメオモトの実。鮮やかなコバルト色が目を引く。刈り払いがされた場所に残っていたので、やってくれた方がちゃんと避けてくれたのかな、と。
白いキノコはおおむね致死性の猛毒。
白いキノコはおおむね致死性の猛毒。
おくるみを来た赤ん坊の様なタマゴタケ。隣のブナの実のヘタは、話しかけているイノシシのよう。
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おくるみを来た赤ん坊の様なタマゴタケ。隣のブナの実のヘタは、話しかけているイノシシのよう。
ヌメリスギタケモドキか、スギタケモドキか。見事な群生。見た目は美味しそう(笑)。
ヌメリスギタケモドキか、スギタケモドキか。見事な群生。見た目は美味しそう(笑)。
やあ、賑やかですね、と挨拶をして通り過ぎる。
やあ、賑やかですね、と挨拶をして通り過ぎる。
足下に黄色の小さなキノコ。どこを見ても楽しいもの。
足下に黄色の小さなキノコ。どこを見ても楽しいもの。
道はキリンテ沢沿いの道へ。ここも気持ちいい。
道はキリンテ沢沿いの道へ。ここも気持ちいい。
一輪だけ咲いていたお花。名前が出てこない。
一輪だけ咲いていたお花。名前が出てこない。
ほどなくして登山口へ。あとは歩いて桧枝岐村へ。
ほどなくして登山口へ。あとは歩いて桧枝岐村へ。
ミゾソバの花が満開。土方歳三の石田散薬の原料、とされる植物。よく見ると可愛い花である。
ミゾソバの花が満開。土方歳三の石田散薬の原料、とされる植物。よく見ると可愛い花である。
お昼は村の開山さんにて。自家製のニシンの山椒漬け。酸味と旨味がちょうどいい。ニシンは無論、人参と牛蒡もとても美味しい。
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お昼は村の開山さんにて。自家製のニシンの山椒漬け。酸味と旨味がちょうどいい。ニシンは無論、人参と牛蒡もとても美味しい。
自分は裁ちそばにせず、がっつりしたものがいいなあとソースカツ丼をいただく。しっかりしたお肉に濃い味付けでとても美味しい。
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自分は裁ちそばにせず、がっつりしたものがいいなあとソースカツ丼をいただく。しっかりしたお肉に濃い味付けでとても美味しい。
養魚池のイワナたち。悠然と漂っている。今日は桧枝岐村に一泊してゆっくり帰る。
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養魚池のイワナたち。悠然と漂っている。今日は桧枝岐村に一泊してゆっくり帰る。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ 燃料

感想

この連休はどこの山へ、と考えていてかみさんがかねてから行きたがっていた会津駒ヶ岳をチョイス。桧枝岐村にも泊まってゆっくりしたいと思い、駒の小屋と民宿にあたってみたところいずれも大丈夫ということで勇んで出かけることに。以前一人で行ったときは滝沢登山口から登り、駒の小屋に泊まって往復だったので、今回はキリンテ周回のコースを選ぶ。良い道だよ、と行った誰もが口をそろえて言うとおり、素晴らしい天空の縦走路に感動。台風接近で心配していた天気も、結局山にいる間に少し雨がぱらついたくらいで、桧枝岐滞在中も好天に恵まれ、幸運に感謝。初秋の駒ケ岳と桧枝岐村の風物を存分に楽しんだ山行でした。

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