鎌ヶ岳(鎌尾根〜イワクラ尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
〜衝立岩を越えたピーク(10:00/10:15)〜笹の小コル(昼食)(10:25/11:10)〜水沢岳(11:25)
〜水沢峠(11:40/12:00)〜イワクラ谷分岐(仏岩・重ね岩まで往復25分)(12:35/13:15)
〜イワクラ谷(奥の沢)登山口(13:55/14:10)〜カズラ谷駐車場(14:40)
天候 | 曇り後晴れ(午前中は濃いガスと強風・ 後回復し風も爽やかに) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今日のコースでヤマヒルの被害には会いませんでした。 (足元にはヒル除けをスプレーして予防はしましたが) |
写真
感想
前夜の予報では曇りがち。遠出の予定を変更して鈴鹿へ。
ならば、約1年ぶりに高度差の多いカズラ谷から鎌ヶ岳に登り、登降を繰り返す鎌尾根を辿ろう。
爽やかな風が吹く晴れた朝になった。
県道44号線からは入道〜鎌〜雲母が一望できるが、鎌尾根上部は残念だが雲に隠れている。
今日はじっくり歩くのが目的だからそれもいいか。
カズラ谷脇の駐車場に駐車してカズラ谷に入るが、今日は水量が多そうだ。
結局、徒渉ポイントが見つからず少し下流に戻って右岸へ移り、豪快に落ちる滝を見て中間の尾根に絡む。
掘割状(雨裂?)からザレを踏んだ尾根に変わると沢音が聞こえる。尾根を乗越すと
小谷を横切る。通称「最後の水場」だ。水の補給を兼ねて小休止にする。
水場を過ぎると傾斜を増した登りが続き、木の根を踏んで高度を稼ぐとやがて笹が現れ、
大岩の基部を回り込むと稜線に出る。雲母峰〜鎌ヶ岳の縦走路だ。
爽やかなと感じていた風は強風に変わり、濃いガスに囲まれ稜線からの眺めは最悪だ。
露に濡れた笹のブッシュは避けこのまま岳峠の上部岩場を目指す。
濃いガスで鎌ヶ岳の姿さえ見えないがピークだけは踏んで来よう。
頂上に出る頃風は弱まったが、相変わらずガスは濃く、鎌尾根さえも全く見えない。早々に下って鎌尾根を辿る。
鎖場からピークに出て小さな登降を繰り返し行くと、やがて衝立岩の岩稜に出る。
直接下るのは危険なので右から基部へ下り捲き終え、小ピークを登ると石楠花の群生する小台地になる。
ここまで来ると鎌尾根は南西から南東へ方向を変え、核心部も終わりゆるやかな尾根に変わり、笹の小コルへと出る。
時々鎌ヶ岳のピークも顔を出す程度に天気も回復したので、北側の展望が広がる場所で昼食タイムにする。
笹のコルからは水沢岳への登りに変わり、キノコ岩のザレを登りきると小さな山頂に出る。
展望も良くないのでそのまま過ぎると、花崗岩の風化した裸の馬の背渡りとなる。ここを境に一気の下りとなり、
滑るように下降すると水沢峠の狭いコルとなる。西側へわずかに下ると通称「最良の水場」が有るので、汗を流して来よう。
一気の下りの次はイワクラ尾根の登りだ。
完全に回復した青い空と緑のコントラストは気持ちが良い。一息の登りで最初のピークとなり、
崩壊地に出ると前方にイワクラ尾根のシンボル「仏岩」も近い。周囲では早くもトンボが乱舞している。
イワクラ谷分岐のコルにザックをデポして、仏岩・重ね岩まで空身で往復した後は、イワクラ谷を下る。
鎌尾根・イワクラ尾根を歩く頃には天気も回復し、気持ちの良い風を受けながら快適な尾根歩きが出来た。
又もや梅雨の晴れ間に恵まれて感謝!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する