大観山・芦ノ湖・明神林道MTBハイク
- GPS
- 09:38
- 距離
- 66.1km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,739m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
湯河原の幕山・湯河原梅園から菜畑林道・白銀林道周辺は以前、用事で時々訪問する機会があり、よく白銀林道から真鶴半島や箱根湯本までMTBを走らせたりしていた。今回は白銀林道から椿ラインに出て大観山を越えて箱根の芦ノ湖西岸トレイルを走り、明神林道から松田まで走る計画。このコースは椿ラインの大観山までがやや苦しいのぼりで、それを過ぎると比較的楽な走り。ただ、芦ノ湖西岸トレイルを走っていると植物観察グループリーダーにここはMTB進入禁止といわれてしまった。MTBで西岸を走る記録はよく出ており、禁止表示は何処にも見当たらない。自転車のりのマナーが悪いとトラブルの末、乗入れ制限がなされる例は少なくないが、芦ノ湖の湖岸でそのような問題が発生していたのだろうか?私は山歩きと両方やるので、共存できるような方向を望んでいる。無論、ハイカーの多い場所は遠慮すべきと思う。湖尻から仙石原まではサイクリングロードになっている。金時神社の脇から明神林道に入り、金時隧道までは標高差も距離も大したことないので、地蔵堂経由で無事松田まで完走できた。 |
写真
感想
寒さで開花の遅い今年、幕山の梅が先週末から満開の見ごろになったので、少し遅いかもしれないがMTBで出かけてみた。始発でスタートし、湯河原駅に7時2分到着、MTBを準備して7時20分過ぎに出発。久しぶりの湯河原で途中、分岐で間違える。方向を修正するも結構な登り、25分くらいで幕山公園にたどり着いた。
すでに梅に客がちらほら。公園内を進むと幕山の梅園が見えてくる。近づくにつれ、極彩色の景色に驚く。深い赤と白、桃色に菜の花の黄色、こんなに多くの色とりどりの梅園は初めて。満開を待ってきた甲斐があったというもの。思わず近くのハイカーの女性に声をかけた。「素晴らしい色合いですね」ーー「本当ね、こんなの見たことないーー祭りも終わって混雑もなく、最高ね」−−その通り!待った甲斐があった。
遊歩道に入り、撮影しながら登ってゆく。三脚とカメラを持った人々がすでに撮影している。色とりどりの梅を撮影、幕山の岩場に向う。ここでもハイカーが撮影休憩中、クライマーはまだいない。梅園最高地点まで登って、ハイキングコース入口から再び下る。200枚以上撮影し、菜の花の咲く入口に戻る。素晴らしい梅園に別れを告げ、8時50分前出発。予定より15分以上、遅くなった。結局30分の予定が一時間近く梅園を歩いて撮影していた。もうこれだけでも十分だったが、ここから予定通り箱根に向う。菜畑林道に入り、8時54分、しとどの窟分岐ー9時29分、250m登って白銀林道に出た。そこかた3kmダート道の林道を進む。古い山道の入口を通過し、砂利採取のトラックとすれ違い、9時48分、しとどの窟への下り入口で一呼吸、椿台の白銀林道入口と城山分岐。ここのトイレの水は飲用不可だった。
10時前に出発し、椿ラインを登る。はじめはさほどの急なのぼりはなく、比較的緩やかな登りだがさほどピッチは上がらない。10時21分、天照山登山道入口通過、10時46分、湯河原16kmの表示が出てくると、大観山手前にある航空路監視レーダー局が見えてきた。10時50分、土肥大杉跡入口通過、11時8分、なんとか大観山のトーヨーターンパイク入口の休憩所に出た。出発して1時間10分くらいで到着なので、予定より少し早い。ここは食事なども出しているので水は確保できた(トイレの水は飲用不適とは書いていなかった)。11時15分頃出発し、11時28分、箱根町に降り立った。
上で水を確保したのですぐ西岸に向う。11時37分、白浜手前のゲートに出た。白浜近辺では釣り客が芦ノ湖に入っている。釣り船も出ているようだ。湖を進みながら11時52分、豆相大地震慰霊碑を通過。真田浜あたりまではほぼ100%乗車可能。真田浜手前で植物観察のハイカーグループに出会った。二番目の集団を追い越すとき、リーダーらしき高齢者ハイカーがここは自転車乗り入れ規制しているという。本当か?そのようなものは見たことがない。しかし反論はせず、わびて通過。12時11分真田浜で撮影、小休止しておにぎりだけ半分かじってすぐ出発。例のハイカーグループから離れる。ハイカーグループはここで昼食休憩のようだ。
真田浜から深良水門まで4.4km、半分は木の根の張り出した岩場のアップダウン。12時31分、立岩通過。このあたりから押しが多くなる。42分、小杉の鼻通過。12時49分、林道に出る。30分少しで押しの道は終わった。13時に深良水門入口。水門まで降りて撮影。ここは初めて。江戸時代に困窮した農民が領主に訴えて水門を作り、灌漑農業を始めたらしい。13時9分、湖尻水門手前に出て昼食休憩。お弁当を半分食べる。13時17分過ぎ出発、19分、仙石原へのサイクリングロードに入る。ここはあまりアップダウンがなく、舗装道路が続く。13時28分、長尾峠分岐通過、13時30分、ハイキングコース(仙石原自然探勝路)・サイクリングロード分岐通過、34分、再び合流し、その先で再び分岐、ここからダート道になった。ゴルフ場の間のダート道を進み、42分、金時神社のある箱根裏街道(国道138号線)に出る。ここで予定より20分ほど早くなった。仙石原へは道が舗装なので30分ほど早く走れたようだ。51分、金時神社入口に出て中でトイレを済ませ、残りの弁当を食べる。ハイカーや観光客がやってくる。食事を終えて神社に登って撮影すると大勢のハイカーが神社の境内で休憩中。2時過ぎに出発し、14時10分、明神林道ゲートをくぐる。ここで標高を見ると750m以上ある。後150mの登りなら疲れた足でもなんとかなりそう。のぼりは傾斜がゆるく、足は持ちそう。金時山の山頂の小屋が見える。矢倉沢峠方面が見え始め、14時40分、たいした苦労もなく金時隧道に到着する。これで後は下るのみ。ほっとした。
隧道を出たところに矢倉沢峠に向かうと思しき踏み跡を確認、矢倉沢峠で下の舗装道路方向から来るのを見た踏み跡と思う。車が数台と待っているが、工事関係車両か?ここで地蔵堂の万葉うどんに電話をするとケータイが通じて今日は営業しているという。ラッキー。30分くらいで下山するので寄ると告げて14時45分前に下山開始。6km近い急なくだりを慎重にハンドル操作して15時3分、黒白林道分岐。6kmを20分足らずで下った。5分くらい黒白林道を下ると足柄古道と夕日の滝、金時山分岐、ここで夕日の滝方面に行くべきを古道を下って間違いに気がつく。お茶畑や矢倉岳方面を撮影したが、GPSを見ると地蔵堂からどんどん離れてしまっているので気がついた。戻って15時25分、夕日の滝方面に下って、地蔵堂分岐に出る。15時30分、地蔵堂に出てうどん屋に入る。道を間違えて遅くなったことをわびる。梅尽くしうどんを注文し、その間、店のご主人と話しをする。ご主人は金時隧道を別の場所と勘違いしていた。矢倉沢隧道と思っていたらしい。別の場所にもうひとつの金時隧道があるそうだがホントかな??
おいしいうどんを撮影し、食べ終わって16時過ぎ出発。16時21分、足柄神社の参道入口通過、今日は疲れたので、神社はパス。続いて白地蔵を探したが、下りでスピードが出すぎてうっかり通過してしまい、今日は撮影をあきらめて新松田まで走る。17時前に到着し、17時11分の各駅に飛び乗り、18時30分前に帰宅した。
コメント
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はじめまして。私も先日、MTBで芦ノ湖西岸を走ったのですが、湖尻側から入って白浜側のゲートをで出たところで、自転車進入禁止の小さな表示が追加されているのを見つけ、驚いた次第です。
検索したら、原因になっているこの会を見つけました。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p2232.html
平成24年3月6日の第6回の議事録を見た限り、
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/429614.pdf
どうやら、歩くことにしか興味のない人が、自転車はおろか、トレイルランニングも禁止しようとしているように読めます。
自然を守ろうとしているのかと思えば、歩くにはトイレが少ないから増やせとも言っているので、自然保護目的でもないようです。
正直、トレイルランニングや自転車を禁止し、トイレを増やすと、芦ノ湖西岸歩道の魅力がアップするという発想についていけない感じですが、非常に残念な状況のようです。
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