鎌倉街道上道 その5（小前田~武蔵嵐山）

2019年10月20日(日) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 19.4km
• 登り: 40m
• 下り: 65m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:20

9:52 小前田駅
10:14 10:27 旭製菓直売店
11:23 11:23 川越岩（赤浜の渡し跡）
11:45 11:53 普光寺
12:21 13:02 たんぽぽ（石窯ピザ）
13:13 13:25 兒泉神社・高蔵寺
14:32 14:32 奈良梨交差点
15:58 16:04 東昌寺
16:12 武蔵嵐山駅

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：秩父鉄道　小前田駅
ゴール　：東武東上線　武蔵嵐山駅

その他周辺情報

旭製菓花園工場：直売所でたくさんのかりん糖の試食ができ、お土産にも
　　　　　　　　最適。セルフでお茶を飲める休み処もあります。
薪石窯ピザ　たんぽぽ：石窯ピザのほか、パスタやハンバーグ・カレー等
　　　　　　　　のランチもありました。どれも美味しく食べ応え有

写真

10/20 9:50

秩父鉄道　小前田駅よりスタート

10/20 10:01

140号線を250mほど東進した民家の玄関脇に花園村道路元標があります

10/20 10:13

荒川に向かうと「隠れ河原のかりん糖」の黄色の旗が製菓工場まで続いていました

10/20 10:14

旗に誘われ旭製菓の直売所へ。美味しいかりん糖がたくさん並んでいました

10/20 10:44

荒川沿いに東進すると、石仏や石塔が雑然と立っています

10/20 10:45

交差点を挟んだ墓地の中には安政四年と刻まれた回国供養塔

10/20 10:47

荒川沿いの道を東進。この辺りは氾濫を免れたようです

10/20 10:57

花園大橋を渡るため県道に上がっていくと正面に寶寿院のお堂

10/20 10:58

中には宝篋印塔が2塔並んでいました

10/20 11:10

花園大橋を渡り、カーブミラーのところから川沿いの道へ下ります

10/20 11:23

荒川の右岸を進むと「赤浜の渡し場跡」とされる川越岩がありました

10/20 11:29

汚泥処理センター前を左に進むと「鎌倉古街道」と書かれた柱がありました

10/20 11:36

柱を右に鋭角に曲がると山王坂と呼ばれる坂に入ります

10/20 11:38

道は10分弱で県道に出ます。ここは左へ

10/20 11:44

県道を少し進み民家脇の小径を入ると普光寺に着きます。（振り返って撮影。奥の民家脇から入ってきました）

10/20 11:45

普光寺山門は天保三年のものだそうです

10/20 11:46

境内左手に多数の五輪塔と板碑。これらは境内の造成中に発掘されたものだそうです

10/20 11:49

本堂裏手に掘割が残されているようですが、これかな？

10/20 12:00

普光寺を左に出て200mほどを右折すると程なく三嶋神社。ここには鎌倉街道塚田宿由来の鰐口があるそうですが・・・

10/20 12:05

その先の右折ポイントには3基の石塔

10/20 12:16

10分ほど進んだ薬師堂の横にも6基の石塔が並んでいます

10/20 12:20

鎌倉街道上道はは薬師堂前から高圧鉄塔の立つ道へ入ります

10/20 12:21

少し先の畑の中に薪石窯焼のピザ屋さん。ここで美味しいピザの昼食休憩

10/20 13:14

街道をしばらく進むと兒泉神社に到着

10/20 13:12

参道横のこの道も掘割遺構のようです

10/20 13:17

兒泉神社の裏手にあった高蔵寺

10/20 13:20

本堂裏には柳沢信俊の墓所。信俊は家康の関東入国に従い、当地に知行地を得てこの寺を開基したそうです

10/20 13:29

市野川沿いの道を進むと、街道に背を向ける形で御嶽神社の小さな祠がありました

10/20 13:31

市野川沿いの砂利道に入り

10/20 13:43

県道に戻ると四ツ山（高見）城跡への入口がありました

10/20 13:43

少し遠そうなので今回はパスしました

10/20 13:52

能増の交差点を過ぎると2体の座り地蔵。その後ろには石塔が並んでいました

10/20 14:01

道標に従い県道を離れます

10/20 14:03

えっ！この草道に入るの？

10/20 14:09

後の林を抜けて出てきました（振り返り撮影）

10/20 14:09

説明板にはここが掘割状の道路遺構として貴重な遺跡であることが記されていました

10/20 14:11

林を抜けると畑の中の道へ。小川を渡る旧街道が消滅しているため、迂回して進みます

10/20 14:17

旧街道が復活する地点には馬頭観音と上道説明板が立っていて、ここも掘割状の道路遺構であることが記されています

10/20 14:18

馬頭観音の前を左折して民家の庭先を抜けていきます

10/20 14:19

林に入るとすぐに諏訪神社奉祀跡。奈良梨を領地とした諏訪氏が長野から勧請した諏訪社がここにあったそうです

10/20 14:29

道は民家の間を抜けて奈良梨交差点の手前に出ます

10/20 14:32

奈良梨交差点には八和田神社の鳥居が立ち、参道がまっすぐに続いていました

10/20 14:34

交差点の先には八和田村道路元標

10/20 14:39

奈良梨から嵐山までは石仏・石塔を探しながら県道を進みます

10/20 14:47

新川を渡ると畑の中に馬頭観音が並んでいます。右端の馬頭観音には安政二年の文字

10/20 14:50

こちらは大黒天

10/20 15:11

県道から少し奥まったところに庚申塔

10/20 15:12

関越道・嵐山小川ICの交差点を過ぎると

10/20 15:16

左の生垣の中に道標。川越道、児玉といった文字が読み取れます

10/20 15:16

その先に庚申塔が2基

10/20 15:21

やっと嵐山町に入ります

10/20 15:27

民家の玄関脇に雨降山の石灯籠

10/20 15:42

庚申塔の並ぶ志賀観音堂に着きました

10/20 15:43

境内には町指定有形文化財の7種11点、造立年代で貞享5年から明治8年まで185年間の石塔石仏も並んでいます

10/20 15:54

東武東上線の踏切を渡ればゴールは間近

10/20 15:58

嵐山町東昌寺の立派な仁王門

10/20 16:00

裏の彫り物が素敵でした

10/20 16:11

本日のゴール、武蔵嵐山駅に無事到着です

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

鎌倉街道上道ウォーキング計画では最長の20Kmほどの今回の区間、秋空の下、ゆっくり歩きたいと思っていたが、天気が安定せずに約一週間遅れとなり、しかも、台風19号の被災も続く中、交通機関やルートの確認など万全を期しての実施となった。
ルートとしては特筆すべき見所もなく淡々と街道歩きを楽しむ区間であったが、歩いてみると程よい間隔で石塔石仏や史跡が続き、要所には説明・案内もあって飽きることなく歩きとおすことができた。
また、歩きだしてすぐに立ち寄った「旭製菓直売所」ではいろいろなかりん糖を試食でき、早々にお土産をゲット。食堂もコンビニも見当たらないルートの中で「たんぽぽ」の美味しい石窯ピザに出会えたことは街道歩きをより楽しいものにしてくれた。これだから街道歩きはやめられません。