塩の道・西回りルート（平岩→糸魚川）

2019年11月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:59
• 距離: 30.4km
• 登り: 875m
• 下り: 1,124m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:06
• 合計: 6:58

距離 30.4km 登り 875m 下り 1,140m

6:39 平岩駅
7:47 7:53 大峰峠
8:45 夏中集落
10:10 菅沼峠
11:00 虫川関所跡
12:48 須沢公園
13:37 糸魚川駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

糸魚川駅アルプス口（南口）の市営有料駐車場に車を停め、大糸線で平岩駅まで移動する。

☆コースタイム
平岩駅06:39−07:47大峰峠07:53−08:45夏中集落−10:10菅沼峠−11:00虫川関所跡−12:48須沢公園−13:37糸魚川駅

出発時刻／高度： 06:39 / 261m
到着時刻／高度： 13:39 / 5m
合計時間： 6時間59分
合計距離： 30.43km
最高点の標高： 678m
最低点の標高： 1m
累積標高（上り）： 1022m
累積標高（下り）： 1273m

コース状況／危険箇所等

塩の道・西回りルートはマイナーな存在のためか、ルートに関する情報も少なく、道案内の標識も部分的にしか整備されていない。
舗装路でない、昔ながらの道は、山之坊から大峯峠を越える前後に3ヶ所、夏中集落、菅沼峠の北側などにあるが、いずれも道が藪と化していて通行が大変。

写真

11/2 6:37

大糸線上りの始発列車（糸魚川発6時01分、平岩着6時37分）。

11/2 6:37

平岩で下車する。

11/2 6:40

平岩駅。

11/2 6:40

駅前、通りには商店などもあるが閑散としている。

11/2 6:41

大所川を渡る。塩の道・西回りルートは平岩から、まずこの大所川に沿って遡るのだが、上流にかかっているつり橋が崩壊して渡れないので、迂回路を進む。
赤い橋は国道148号線。

11/2 6:44

姫川には、小さな会社が運転する発電所がいくつもある。

11/2 6:44

電気化学工業、大所川発電所。

11/2 6:45

西回り塩の道コース案内。今回辿るのは、平岩から日本海に面した須沢まで。

11/2 6:46

11/2 6:48

姫川上流と平岩の集落（右）、姫川温泉（左）を振り返る。

11/2 6:48

姫川下流

11/2 6:49

国道147号線に出る。

11/2 6:50

すぐに左折して山之坊へと向かう。

11/2 6:50

山之坊小学校跡

11/2 6:51

11/2 7:02

国尻集落

11/2 7:02

朝日を浴びている雨飾山を望む

11/2 7:12

国尻集落の先で、迂回路は終わる。
前方からくる道が平岩からの本来の塩の道で、右へと入っていく。

11/2 7:12

舗装路から外れる。入口は道がはっきりしている。

11/2 7:13

少し進むと、背丈の低い策に覆われtた道になる。

11/2 7:14

笹や灌木類が道を覆うようになってきて、歩くにくくなる。

11/2 7:14

突然、学校の跡地を通過する。

11/2 7:14

山之坊小学校跡。さっきの学校跡の更に以前にあった学校跡のようである。

11/2 7:15

小滝中学校山之坊分校跡

11/2 7:16

藪の道を進む

11/2 7:17

道筋はしっかりしているので、迷うようなことはないが、下草によって靴やズボンは朝露でびっしょりになる。

11/2 7:23

藪はだんだんとひどくなり。何とか藪をかき分けて、ようやく車道に合流する。

11/2 7:23

反対方向から来ると、左に分岐する旧道のような道に車止めがあることが分かる。

11/2 7:23

しかし、いきなり深いやぶに覆われていて、進入するのに迷うはず。

11/2 7:25

山之坊集落

11/2 7:28

振り返ると雨飾山が望める

11/2 7:29

山之坊の公民館のようである

11/2 7:29

車道を右に曲がり、塩の道に入る。

11/2 7:30

最初はしっかりとした道になっている。

11/2 7:31

簡易舗装もここまでで終わり。

11/2 7:32

地図上では、ここで直角に右折して北へと向かうようになっている。

11/2 7:32

藪に覆われているが、道筋らしきものがあるので強引に突入する。

11/2 7:35

掘割地形で道筋ははっきりしている箇所もある。

11/2 7:43

藪をかき分けて再び車道に出る。

11/2 7:43

反対方向から歩いてきた場合、いきなり藪になっているので分岐が判明せず、入れないだろうと思われる。

11/2 7:44

車道からかなり奥に引っ込んだところに何かを発見！

11/2 7:44

水飲み場？

11/2 7:44

大日如来

11/2 7:46

大峰峠（標高651m）に到達。塩の道・西回りルートの最高地点。

11/2 7:47

11/2 7:47

地蔵が2体、鎮座している。

11/2 7:47

11/2 7:48

11/2 7:55

峠を下り始めて間もなく、右へ分岐する塩の道を示す赤テープがある。

11/2 7:55

いきなり藪の道になっているが、進入する。

11/2 7:56

ところどころに赤テープがついている。

11/2 8:04

木立や昔に建てられた電柱を頼りに、ルートを見失わないように気を付けて進む。

11/2 8:08

この赤テープの先で、踏み跡を進んでいくとGPSナビの地形図の破線ルートと徐々にずれていくのが気になった。
案の定、しばらく進むと踏み跡がなくなり猛烈な藪になっていた。
藪をかき分けて斜面を適当に降りて、数分後に元のルートに合流することが出来てほっとした。

11/2 8:08

ほどなくして、視界が開けていきなり明星山がどか〜んと飛び込んできた。道を間違えて藪こぎした後だったので、いたく感動した。

11/2 8:09

11/2 8:16

あいかわらず藪の中を進む。

11/2 8:20

「下屋敷」というところで車道に合流する。

11/2 8:21

11/2 8:21

反対側から見た塩の道への分岐。

11/2 8:27

この先しばらく、左手に明星山を眺めながら進む。

11/2 8:33

夏中の集落と、遠方に姫川の谷を望む。

11/2 8:35

延命地蔵。4体ある。

11/2 8:35

11/2 8:38

夏中地蔵の案内

11/2 8:38

部分的に塩の道が残っている。

11/2 8:38

夏中地蔵

11/2 8:40

夏中集落

11/2 8:42

11/2 8:45

旧小滝村役場があったあたり。車道から右折する。

11/2 8:45

すぐに左側の民家の脇の道へと入る。
ここで、その上の人に塩の道を確認したら
「この先は藪だべ・・」と言われたが、突破することにした。

11/2 8:47

いきなり道がなさそう・・

11/2 8:48

何とか進んだが、完全な藪になり、ひどい藪こぎを強いられて、手や足が棘で傷だらけになってしまった。

11/2 8:59

なんとか、車道に脱出する。
この先、塩の道を断念して、無理をせずに車道を進む。

11/2 9:08

しばらく進むと「さとみち」の案内板があった。

11/2 9:08

通るのを断念した道の合流点のようだが、どうみても藪だらけで、足を踏み入れようとは思わない。

11/2 9:10

明星山

11/2 9:11

11/2 9:18

ヒスイ峡からの道と合流し、小滝川を渡ってすぐに左へ分岐する。

11/2 9:31

西連寺跡地

11/2 9:38

正面に見える菅沼峠を目指して進む。

11/2 9:49

11/2 9:49

字切地蔵

11/2 9:52

11/2 9:53

海谷山塊の駒ケ岳(左）と鬼が面山（右）

11/2 9:54

菅沼峠へと向かう

11/2 10:11

菅沼峠に到達

11/2 10:11

菅沼峠の下りの塩の道。ここはしっかりとした道になっていた。

11/2 10:12

上杉謙信、武田信玄が並んで立っている像。

11/2 10:12

11/2 10:17

11/2 10:19

広場に出る。菅沼集落の跡のようだ。

11/2 10:21

学校跡？

11/2 10:21

11/2 10:29

車道に合流する。

11/2 10:29

ここの分岐には、塩の道の標識があった。

11/2 10:29

11/2 10:30

三界万霊地蔵

11/2 10:35

虫川の谷に沿って下る。

11/2 10:41

森屋敷橋を渡る。

11/2 10:40

11/2 10:41

橋を渡った先に水飲み場があった。

11/2 10:53

虫川に沿って淡々と下る。

11/2 10:57

虫川集落跡に出る。

11/2 10:57

11/2 10:59

虫川関所跡

11/2 11:00

11/2 11:00

11/2 11:15

車道からかなり奥に鎮座している地蔵を発見！

11/2 11:15

子安地蔵というらしい。

11/2 11:17

この先、谷が小さな峡谷になっている箇所を高巻く塩の道があったが、道が悪そうだったのでパスした。

11/2 11:27

大谷内の集落に出る。

11/2 11:27

はるか先に日本海の青い海を望む。

11/2 11:34

馬頭観音

11/2 11:34

11/2 11:36

牛つなぎ石

11/2 11:49

平地に出て、田園地帯を進む。
振り返ると、雨飾山や駒ケ岳（海谷山塊）などの山々が望める。

11/2 11:59

明星セメントなどの工場群。

11/2 12:11

この先、正面の山を越えて日本海に出るのが塩の道のルート。
発電所の導水管によって道が切断されているので通過できない。
しばし、迂回路を通る。

11/2 12:14

北陸自動車道。糸魚川インター出口500mの看板も見える。

11/2 12:16

高速道の下をくぐる。

11/2 12:20

塩の道を切断していた発電所

11/2 12:22

11/2 12:29

この地点で塩の道が合流する。

11/2 12:29

菅田越えというらしい

11/2 12:29

いきなり藪の中で道らしいものが見いだせない。

11/2 12:32

北陸本線（現在は第3セクター）をくぐる。

11/2 12:34

国道8号糸魚川バイパスをくぐる。

11/2 12:37

北陸新幹線

11/2 12:40

この公園にはトイレがある

11/2 12:44

競り場の跡

11/2 12:47

須沢公園

11/2 12:48

塩の道・西回りルートの終点

11/2 12:48

11/2 12:49

青海シーサイドパークというらしい

11/2 12:50

歩きとおした記念に、日本海を拝んでくる。

11/2 12:51

11/2 12:51

11/2 12:51

11/2 12:58

その後、糸魚川駅まで約4Kmを歩く。
北陸道（旧国道8号線）の姫川を渡る橋。

11/2 13:00

11/2 13:00

歩道がない((+_+))

11/2 13:03

11/2 13:10

姫川港。港の掘削によって、北陸道が分断されている。

11/2 13:32

北陸道と、塩の道（本道）との交差点。

11/2 13:32

11/2 13:37

糸魚川駅に到達。お疲れ様でした！

撮影機器：

Canon IXY 190 Canon

感想

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塩の道・西回りルート（平岩〜日本海）を歩きとおしました。
メインルートとは違って、道の様子についての情報が少なくかなり不安がありました。
車道ではない、昔ながらの塩の道が何か所か残されていますが、いずれも藪と化していて、通過するのに難儀しました。
しかし、快晴に恵まれた紅葉の季節で、暑くも寒くもなく沿道の景色を楽しみながら歩きとおすことができて、とっても満足のできるものでした。