西国三十三所/雲取越(那智〜熊野本宮)
- GPS
- 10:05
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 1,590m
- 下り
- 1,858m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:02
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:本宮前(バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
舟見峠後にいったん車道に出るが、登山道に降りる箇所が意外と近いので見落としやすい。 小口の集落から尾根に入る箇所は案内板を見落としやすい。 小口、請川では民家の敷地内と思われるような所を通る。 |
写真
感想
椎間板ヘルニアのリハビリの残りとして、20km以上の連続歩行と歩荷訓練を予定していたが、連休で天気が良いので思い切って本番をスタートしてみた。新しいシングルウォールのテントを初使用、また、ザック軽量化のためULタイプを購入しておいたが、これもいきなり投入(総重量13kg)。他の装備も選別して従来よりも3kg以上の軽量化。
早起きして出発したが、那智山に着いたのは昼過ぎ。ゆっくりとお参り(観光)してしまったので古道に入るのが遅く、どうなるかと思ったが案の定...。道は非常に良い状況。林の中を通り苔も多く石畳と、まさに日本の道という感じ。すれ違う人は思ったより少ないが、90%は外国の方々。舟見茶屋跡までが厳しめの登りだが、後は適度なアップダウンが続く。
ザックに慣れていないせいか、とにかく腰骨が痛い。また、後ろに引っ張られる感じで肩が擦れて痛い。前回同様、足が疲れるよりも先に息が荒れ始める、やはり心肺機能の強化がまだまだ。その上、気温はそれほどでもないのに思ったより汗をかいた。手持ちの水を1Lと少なめにしたことを少々後悔したが、浄水キットを持っているので不安はない。幸いなことに途中の地蔵茶屋跡に自販機があった。ただし、水は売り切れ... ここは、トイレあり広い場所ありで、テント泊にちょうどいい。今回歩いたルートはテント泊の適地が少ないので、貴重な場所。
地蔵茶屋跡を過ぎた直後に迂回路がある。アップダウンは少ないが距離は長くなる。正規ルートに合流後、少し登ると最高点の越前峠。案の定...越前峠で日没。真っ暗な中の歩行でも問題はないが、ここからの下りは結構長い。しかも、小口手前は石が濡れていてとても滑る。小口のキャンプ場に泊まれるかと思ったが、地元の方の話では10月いっぱいで終了しているそうで、仕方なく適当な平地を見つけて泊まることにした。幸い良い場所が見つかったが、当然ながら、明るいうちにテント泊の適地を見つけた方がリスクが少ない。今回は地蔵茶屋跡で16:00だったので泊まろうかと思ったが、初日に少しでも距離を稼ぎたいという誘惑には勝てなかった。
泊まったのは林の中で、風もなくぐっすりと眠れた。寒くもなく、持って行った追加の防寒具は不要だった。心配していた結露はなくて翌日の撤収も楽だった。2日目は桜峠までが登り、後は適度なアップダウンが続くが、1日目よりも高低差が少なく歩きやすい。おかげで距離を稼ぐことができた。桜峠直後に雲海が見れたが、木々の間からでよく見えない。良い景色そうだが残念。
請川に降りてから本宮までが思ったより遠い。ここまでくると足があちこち痛い。夏に買った靴にまだ慣れきっていないらしい。本宮から出るバスが少なく、遠くはなるが新宮経由で帰ることになった。
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