妙義山烏帽子沢左俣

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
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写真
感想
ytadoさんが募集出してくれた沢登りへ。
入会して4本目の沢登りでした。
事前に遡行記録を見たところ水量はあまりなくボルダーっぽい登攀が連続して楽しめる初級者向きの沢だが初級者同士で行くと行き詰まるかもしれないと言う事らしい。
いざ遡行してみると全くその通りに感じた。
国民宿舎跡に車を停めて、籠沢登山コースに並走した林道沿いの沢を烏帽子沢出合まで登る。沢に降りてすぐ巨岩群が現れた。
ちょうど良い高さでボルダーっぽくて楽しい。各々好きなように巻いたり、挑戦したり自由に進んだ。
8mCSの滝を過ぎる(巻いた)と烏帽子沢出合。遡行記録でもここは分かりにくい的な感じで書いてあったので注意してたが、いつのまにか右俣を進んでいた。
目印の炭焼き釜が見えて来なかったのでなんかおかしいなと思いつつも先頭で歩くのがけっこう楽しかったのでぐんぐん進んでしまった。少しでもおかしいなと思ったらすぐにコンパスで確かめていれば良かった。
少し戻って左俣に入る。
なかなか面白い地形で、綺麗に切り立った3〜5mほどの滝がスコンスコン続く。ホールドはたくさんあるが岩がモロくてすぐ剥がれる感じだった。
途中5mほどの滝で、巨岩群のボルダリングっぽい感じのノリで自由に登っていたら、意外と悪くて登攀途中でマゴマゴしてしまいCLSLに心配をかけてしまった。
左から登って右にトラバースして落ち口に上がる感じだったけど、トラバースが悪そうで途中の木に、先に別のルートで登ったnoriko423さんにスリング掛けてもらって進んだ。
結果的には登れたが、クライムダウンも厳しそうな感じだった。仮に、登れなく、かつ上からもお助け出来ないし途中で支点も取れない様な場所だった場合を考えると危ないことしてしまったと反省。
ちゃんと登る前にコミュニケーション取ったり、先頭の人が登った後にどうやるか考えるべきだった。
ルーファイの時は登れそうか登れなそうかだけでなくクライムダウン出来そうな感じなのか、支点は取れそうな場所があるのか、直登するルートなのかトラバースするのかしっかり色々なパターンをイメージしてから登らないといかんなと思った。
最後の詰めはそこまで悪い感じではなかったけど、岩が脆くて落石させてしまいそうで怖かった。
標高も900m過ぎた辺りから紅葉が綺麗になってきて美しかった。
今回のメンバーは何気にちゃんと一緒に山歩くのは全員初めて。
T夫婦は岩を見たら体が勝手に動いてしまってるかのように別々に好きなように登っていたかと思うとロープワークではしっかりしたチームワークを見せてくれて面白い夫婦だなと感じた。
240ambleさんは登り始めから下山までずーっと話しててくれて場が明るくなって楽しかった。
初めてお会いした元カモのKさんは静かで優しいけど強くて只者じゃないオーラがすごかった。遡行中は一番後ろについてくれて回収も全部してくれて安心感が半端じゃなかった。
やはり色々な人と山に行くのはすごく楽しい。
今年連れていってもらった沢登り4本はどれも自分的には記憶に残りそうな濃い山行だった。考えさせられるし勉強にもなる。
それに自然を思い切り感じられる。
沢って山レベル上げるにはかなり良い練習になりそうな気がする。
ただ連れて行ってもらってる感がまだまだかなり強いので来年はもっと自主的にやってます感を感じられる様に色々勉強して様々な経験をする為に沢山遡行したいな。
ご一緒していただいた皆様ありがとうございました!
そう言えば、今回は沢スパッツの上に履くズボンを忘れてしまった。
もっこりスタイルで行くか、ジーンズで行くしかないか、、?
と思ったがカッパを持ってた事に気づく。
以前登山靴を忘れた事もあったので、沢履やヘルメット等、忘れては行けないもの忘れ無いように気をつけなければ。
特にパーティ山行の時などは。
あと来年は沢用のカメラ買おうと思う。
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