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Yamareco

記録ID: 2096579
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

三国岳(さんごくだけ)岩屋谷〜新下山ルート

2019年11月07日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:17
距離
11.0km
登り
881m
下り
869m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:47
休憩
1:02
合計
8:49
距離 11.0km 登り 882m 下り 882m
8:58
38
スタート地点
9:36
9:50
142
12:12
12:19
15
12:34
13:01
8
13:09
13:11
109
15:00
15:02
50
P-936
15:52
15:55
21
新下山口
16:16
24
ストック忘れ箇所
16:40
16:47
60
新下山口(再)
17:47
ゴール地点
重装備なので、登りに時間が掛かっています。三国岳から、新下山口まで、倒木処理・枝切りをしています。置き忘れたストックを取りに戻っています。
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
左京区久多上の町滝谷林道駐車場に駐車しました。上手く停めれば、10台位、駐車出来ます。
コース状況/
危険箇所等
 岩屋谷ルートの府立大学演習林小屋より、約620mの稜線ルートに上がる迄、分かり難く、滑落の危険のある難コースが続きます。上手くバランスをとる技術が必要です。
 三国岳から天狗岳方面への稜線ルートは、踏み跡は薄く、曲折気味です。倒木の迂回も多く、GPS機器で、位置・進行方向を確認しながら進んだ方が、安全です。
 P-936の西南西、直線距離で、800mの下山口からは、急斜面の下りがが多く、転倒に注意が必要です。ピンクのテープが付けてあり、「天」とマジックインクで記しています。藪は、一応、開いています。今回、重装備で、最後の3分の1は、ヘッドライトを使用して下りましたが、1時間で、滝谷林道駐車場に戻っています。
久多上の町の案内板があります。
2019年11月07日 07:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/7 7:52
久多上の町の案内板があります。
駐車場に着いて、驚きました。焚火/キャンプファイヤーの痕がありました。直ぐ側に、杉林があり、厚い落ち葉の層があります。火の粉が飛んで、火が入ると、消火困難になります。稜線の北側には、京都大学芦生研究林があります。焼失すれば、国家的損失です。恐ろしい事です。
2019年11月07日 08:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 8:06
駐車場に着いて、驚きました。焚火/キャンプファイヤーの痕がありました。直ぐ側に、杉林があり、厚い落ち葉の層があります。火の粉が飛んで、火が入ると、消火困難になります。稜線の北側には、京都大学芦生研究林があります。焼失すれば、国家的損失です。恐ろしい事です。
近くで、杉の間伐材を集めて、薪にした様です。山の事を知らない人達の、「アウトドアごっこ」だと思います。この様な事は、止めて欲しいと思います。
2019年11月07日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/7 8:59
近くで、杉の間伐材を集めて、薪にした様です。山の事を知らない人達の、「アウトドアごっこ」だと思います。この様な事は、止めて欲しいと思います。
今回も、出発前に、スパッツ内に、防虫スプレーを吹き込みます。今回は、戻って来て、ブルーシートの上で、調べてみましたが、ヤマビルはいませんでした。
2019年11月07日 08:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 8:25
今回も、出発前に、スパッツ内に、防虫スプレーを吹き込みます。今回は、戻って来て、ブルーシートの上で、調べてみましたが、ヤマビルはいませんでした。
岩屋谷へ入ります。
2019年11月07日 09:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 9:18
岩屋谷へ入ります。
トチの大木が点々とあります。が、トチの実が無い様です。
2019年11月07日 09:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 9:24
トチの大木が点々とあります。が、トチの実が無い様です。
府立大学演習林の案内板です。
2019年11月07日 09:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 9:38
府立大学演習林の案内板です。
府立大学演習林の管理小屋です。
2019年11月07日 09:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 9:44
府立大学演習林の管理小屋です。
板橋です。滑り止めがしてあります。勿体無い様な、銘木です。
2019年11月07日 09:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/7 9:49
板橋です。滑り止めがしてあります。勿体無い様な、銘木です。
谷の右岸をトラバースして進みます。難コースです。滑落注意です。
2019年11月07日 09:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 9:51
谷の右岸をトラバースして進みます。難コースです。滑落注意です。
一の岩屋です。チャートの岩塊をくり抜いてある様です。この辺りの、山岳信仰の事は、不勉強です。
2019年11月07日 09:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 9:54
一の岩屋です。チャートの岩塊をくり抜いてある様です。この辺りの、山岳信仰の事は、不勉強です。
難コースが続きます。
2019年11月07日 10:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 10:00
難コースが続きます。
一旦、谷に下りて、登り口を探します。此処は、3本の谷が集まる所で、分かり難い場所です。少し探しました。
2019年11月07日 10:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 10:17
一旦、谷に下りて、登り口を探します。此処は、3本の谷が集まる所で、分かり難い場所です。少し探しました。
大規模な炭焼き跡がありました。台地の上で、茶碗の破片を見つけました。明治・大正期の銅板印刷の染付の様です。定住して、木炭生産をされていた様です。
2019年11月07日 10:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 10:28
大規模な炭焼き跡がありました。台地の上で、茶碗の破片を見つけました。明治・大正期の銅板印刷の染付の様です。定住して、木炭生産をされていた様です。
間違って入った谷にも、トチの大木がありました。トチの実は見つかりませんでした。熊は、かなり飢えているのではないかと思います。
2019年11月07日 10:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/7 10:31
間違って入った谷にも、トチの大木がありました。トチの実は見つかりませんでした。熊は、かなり飢えているのではないかと思います。
尾根筋に上る九十九折の道を見つけました。分かり難いので、テープ付けをして、三国岳の「三」と記します。
2019年11月07日 10:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 10:40
尾根筋に上る九十九折の道を見つけました。分かり難いので、テープ付けをして、三国岳の「三」と記します。
三の岩屋への標識がありますが、三国岳へ向かいます。
2019年11月07日 10:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 10:45
三の岩屋への標識がありますが、三国岳へ向かいます。
稜線ルートに上がりました。リュックをスリング・カラビナで、確保しておいて、昼食にします。
2019年11月07日 11:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 11:01
稜線ルートに上がりました。リュックをスリング・カラビナで、確保しておいて、昼食にします。
少し古いですが、熊剥ぎが連続してあります。この尾根道は、芦生研究林に生息しているツキノワグマの通り道の様です。
2019年11月07日 11:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 11:32
少し古いですが、熊剥ぎが連続してあります。この尾根道は、芦生研究林に生息しているツキノワグマの通り道の様です。
経ヶ岳の山腹が、色付いています。
2019年11月07日 11:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 11:34
経ヶ岳の山腹が、色付いています。
ツキノワグマの古いマーキングの上に、新しい爪痕があります。最近のものです。近くにいる可能性もあります。此処からは、口笛を吹きながら、進みます。
2019年11月07日 11:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 11:46
ツキノワグマの古いマーキングの上に、新しい爪痕があります。最近のものです。近くにいる可能性もあります。此処からは、口笛を吹きながら、進みます。
芦生杉の巨木があります。
2019年11月07日 12:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 12:12
芦生杉の巨木があります。
天狗岳方面に続く稜線の分岐点です。
2019年11月07日 12:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 12:21
天狗岳方面に続く稜線の分岐点です。
少し良い色になっています。
2019年11月07日 12:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 12:28
少し良い色になっています。
同じくです。
2019年11月07日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 12:34
同じくです。
三国岳山頂です。
2019年11月07日 12:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/7 12:35
三国岳山頂です。
山頂の様子です。
2019年11月07日 12:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 12:58
山頂の様子です。
天狗岳方面へのアップダウンに備えて、サポーターを装着します。
2019年11月07日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 12:55
天狗岳方面へのアップダウンに備えて、サポーターを装着します。
天狗岳方面に続く稜線の分岐点に戻って来ました。
2019年11月07日 13:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 13:10
天狗岳方面に続く稜線の分岐点に戻って来ました。
この稜線は、踏み跡が薄いので、テープ付けをして、「天-三」と記します。
2019年11月07日 13:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 13:13
この稜線は、踏み跡が薄いので、テープ付けをして、「天-三」と記します。
武奈ヶ岳が見えます。
2019年11月07日 13:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 13:22
武奈ヶ岳が見えます。
椎茸がありました。
2019年11月07日 14:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 14:00
椎茸がありました。
芦生杉とコナラ?の、良い造形です。
2019年11月07日 14:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 14:20
芦生杉とコナラ?の、良い造形です。
「至る中腹道」とあります。
2019年11月07日 14:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 14:29
「至る中腹道」とあります。
少し藪になって来ましたので、厚手の鎌の鞘を外します。
2019年11月07日 14:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 14:35
少し藪になって来ましたので、厚手の鎌の鞘を外します。
芦生原生林側の紅葉です。
2019年11月07日 14:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/7 14:44
芦生原生林側の紅葉です。
P-936に着きました。
2019年11月07日 15:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 15:02
P-936に着きました。
P-936西の開けた場所です。
2019年11月07日 15:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 15:10
P-936西の開けた場所です。
yjinさんの指摘された、白い岩だと思います。これも、チャートの露頭でしょうか? 石灰分が白く見えるのでは?と思います。
2019年11月07日 15:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/7 15:23
yjinさんの指摘された、白い岩だと思います。これも、チャートの露頭でしょうか? 石灰分が白く見えるのでは?と思います。
蓬莱山が見えます。
2019年11月07日 15:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 15:24
蓬莱山が見えます。
新しく設定した下山口に着きました。此処で、大失敗です。P-936近くに、ストックの片方を置き忘れています。リュックをデポして、急いで戻ります。
2019年11月07日 15:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 15:52
新しく設定した下山口に着きました。此処で、大失敗です。P-936近くに、ストックの片方を置き忘れています。リュックをデポして、急いで戻ります。
P-936南南西 200mの「久多への下山口の標識」の所に忘れていました。日暮れが近いので、急ぎます。
2019年11月07日 16:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/7 16:16
P-936南南西 200mの「久多への下山口の標識」の所に忘れていました。日暮れが近いので、急ぎます。
下山しました。駐車場近くのワイヤーが巻き付いている巨木です。もう、真っ暗です。今日は、すこし難しい山行きになりましたが、無事、下山出来ました。山の神々に感謝致します。
2019年11月07日 17:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/7 17:43
下山しました。駐車場近くのワイヤーが巻き付いている巨木です。もう、真っ暗です。今日は、すこし難しい山行きになりましたが、無事、下山出来ました。山の神々に感謝致します。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS2台 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 予備バッテリー 時計 タオル ヘルメット ザイル30m・10m カラビナ スリング 山仕事用鋸 腰鉈 厚手鎌 ゴム付き軍手 マーキングテープ(ピンク) マジックインク

感想

 今回は、岩屋谷から、三国岳に登り、天狗岳方面への稜線ルートの状態を見るのが目的でした。かなり荒れた状態と云う印象です。鋸・鉈・鎌で、出来る範囲で、倒木・藪を処理しています。今回、少しですが、テープ付けをして、「天-三」と記入しています。
 三国岳から、天狗岳方面に向かわれる方は、GPS機器を携行され、自身の位置・進行方向を確認しながら、進まれた方が安全だと思います。
 P-936と天狗岳の中間点に新しく設定した下山口から、下山しています。下山口で、ヘルメットにヘッドライトを装着し、最後の1/3は、ヘッドライトの照明で、下っています。ヘッドライトで、次のテープを探して下っています。暗くても、照明があれば、下山可能だと思います。
 滝谷林道駐車場で、キャンプファイヤーらしい痕を、確認しています。京都府立大学演習林・京都大学芦生研究林が隣接している地域です。近くの杉林から、延焼すると、大災害になります。特に、京都大学芦生研究林は、本当に、国民の貴重な財産です。無謀な行為は止めて頂きたいと思います。この場を借りて、お願い致します。

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