三ツ瀬明神山 「富士山は心眼で見て！」

2019年11月10日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.3km
• 登り: 704m
• 下り: 702m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:22
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:25

8:10 明神山 三ツ瀬登山口
8:52 8:52 南尾根下降分岐
9:47 9:47 六合目合流点
10:30 10:43 馬の背
10:50 11:40 明神山
12:20 12:20 六合目合流点
13:07 13:07 南尾根下降分岐
13:35 明神山 三ツ瀬登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　駐車場5台。沢を渡る手前に空き地がありますが、これは奥まで入ってしまった場合の転回場所だと思います。

コース状況／危険箇所等

　登山道は明瞭です。5、6か所鎖や短い鉄梯子で越える岩場があります。六合目以降はヤセ尾根もあり、特に馬の背は両側が切れ落ちています。過去に転落事故もありました。

写真

　三ツ瀬登山口。5台駐車可能。7時40分頃到着で3台目。

　登山口で沢を渡ります。

　一合目の銀明水。「濫觴（らんしょう）水」とも書いてある。我ながらよく読めたと思う。(￣ー￣)
　意味は後述。看板の荒れ感がすごい。

　比較的緩やかな植林帯をジグザグに登り、尾根に出たところが二合目です。
　しばらく行くと左手にコンクリート壁のような大岩が見えます。立ったままで休憩。

　カケスの羽根。わずか2cmくらいだけどよく目立つ。

　5合目までこんなはしごや鎖のついた岩場が数か所出てきます。

　シャクナゲの咲く頃来てみたい。

　木漏れ日っていいな。(*^。^*)

　6合目で乳岩峡からのルートと合流。急に人増えた。

　この岩を右に回り込むと

　写真でよく見るクラックのある岩場。ガバいっぱいあるので鎖はむしろジャマ。

　岩場苦手な同行者。槍穂も登ってるんですがねぇ。

　こういうところは下りるときに最初の一歩を踏み出すのが難しい。

　馬の背で。一気に眺望開けます。

　右の大きな山は宇連山。鳳来湖の奥に鳳来寺山。

　あれは山頂じゃないね。

　山頂到着。展望台に登るよー。

　東側は雲で覆われて、遠くの山見えません。
　登山道の整備をしておられると思しき地元の男性が「富士山はこの方向だから心眼で見てね。」ですって！

　冠雪の南ア。左、仙丈。右、北岳。

　中央アルプス。

　？

　展望台下に置いてある山頂日誌が入った箱を開けてみたらこんなの入ってた。拝借して旅する人形風に撮影。人形の持ち主さん、ありがとう。ちゃんと元通りに戻しておきましたからね。m(__)m
　RPG「FFシリーズ」のキャラクターなんだそう。このシリーズいくつまで続いてるの？

　シューティングゲームやパズルゲームはよくやったけどRPGは好きになれず、コンピューターゲームはやらなくなりました。　

　岩場は下山時の方がコワイね。やっぱ、鎖要るわ。

　沢を渡って終了。

　土曜日（9日）に登った三ヶ根山山頂で出会ったニャンコ1。お顔の真ん中に一本杉。

同じくニャンコ2。なかなか渋い風貌。

　三ヶ根山麓のホオジロ、正面顔。えーと、歌舞伎の隈取にこんなのがあったような。

感想

shinaihito

　三ツ瀬明神山は愛知県の東部に位置し、その急峻な山容で異彩を放つ奥三河の盟主です。登山口が三か所あり、特に奇岩、乳岩を望む乳岩峡からのコースが人気です。今日も山頂は乳岩コースからのハイカーで大賑わいでした。16年前に乳岩コースから登った頃は今ほどの登山ブームではなく、山頂は独り占めでした。
　今日は比較的短時間で登れる静かな三ツ瀬コースを選びました。乳岩コースと合流するまでお会いしたのは数人。同行者が岩場に慣れていないのでもたつきますが、気にせず歩けるのもいいですね。

※一合目の水場「濫觴水」の濫觴は以下の意味。
《揚子江のような大河も源は觴 (さかずき) を濫 (うか) べるほどの細流にすぎないという「荀子」子道にみえる孔子の言葉から》
　つまり物事の始まりってこと。勉強になったでしょ？

コメント

れっず

富士山
shinaihitoさん、遅コメ失礼します。

三ツ瀬明神山はアルペン的な風貌でカッコイイ山ですね。
自分は愛知の山の中で一番のお気に入りの山でした。
乳岩コース、北登山口（北尾根）、直登尾根と歩きましたが、
三ツ瀬コースは機会に恵まれずでした。

富士山ですが、心眼で見ますと右奥稜線の凹部にチャッカリと
見えました
失礼しました5年前の自身山レコを見て思い出しました・・

shinaihito

Re: 富士山
こんばんは s4reds さん
　ふだん、好きな山の話をする友達がいなくて、コメントをいただけるのはとてもうれしいです。

　山容に特徴のない愛知の山々の中で、明神山は遠くからでも同定できる数少ない山ですね。三ツ瀬コースはとても静かです。機会があれば他のコースからも登ってみたいです。

　男性に教えていただいた方向が少し左にずれていたみたい。今年は丹沢塔ノ岳からの富士山もかなわなかったし、心眼をもっと鍛えねば。(｀・ω・´)