セルフレスキュー講習会
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
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写真
感想
前日のファーストエイド&ビバーク講習からの引き続きで、セルフレスキューに初参加。当初懸垂下降の支点構築がメニューに入ってたのが主な参加理由だったけど、実施したのはリードレスキュー。これも今後バリエーションをやる上では身に付けるべき技術。前日に聞いた「知らないことは罪」という重い言葉を心に参加。
シチュエーションは、リードが何らかの理由で降りられなくなり、ロアーダウンすることも出来ない状況。登り返しと介助懸垂が、具体的な実技内容。
登り返しは、ちょうど一年前に三ツ峠で練習していて何となく理論は覚えていたけど、あの時はビレイデバイスの固定は抜きだったので、一連の流れで実施したのは初めて。しかも反対側には要救がぶら下がってるという臨場感(トップロープビレイはされてるけど)。他の人のを見てから臨んでも若干あたふた。
午後は全く未知の領域、介助懸垂。見本を見ても、正直よく分からず。最初の受講者の手元を要救助者役で見ていたのに、実際に自分でやってみるとロープのどの位置に何を付けて良いか分からなくなる。まわりに(要救助者役も含め)助けられまくって、時間もかかりまくって何とか終了。ずっとぶら下げっぱなしにさせてゴメンなさい。。
みんなは一回ずつだったけど、もう一度やらせてもらう。要救助者役のyoshikito、ザクザク3mほど上がってく・・・(おいおい)。さすがに登り返し3回目、介助懸垂2回目ってことで多少慣れたけど、ハングってるところで登り返し&介助懸垂のセッティングをすることになり、これがなかなか難しい。いろいろなシチュエーションでできるように、練習しないと身に付かないなぁ。
二日間講師を務めて頂いた皆様、t2mrさんはじめ準備していただいた事務局の皆様、本当にありがとうございました。しっかり復習します!
【備忘録】
・クレムヘイスト、マッシャーの使い分けが難しい。テープスリング&クレムヘイストでやると、私にとってはなかなかほぐすことができず、やりにくく感じた。普段からロープスリングを使い慣れているせい?個人的には、ロープスリング×2本で固めて慣れておいたほうがいいように思えた。
・手順だけで覚えようとすると、混乱する。落ち着いて、どこに何をするとどうなるか考えながら、理論的に理解しないと間違えると思った。
・登り返しのときには思い切って立ちこむこと。マッシャーでしっかり止まるので、完全に乗ってしまったほうが次の手順がやり易い。
・足側のスリングは、少し短めにすることを意識したほうが良さそう。長いと、何回も登り返しの手順をしなくてはならなくて時間がかかる。
・普段の懸垂下降では自重で降りれるが、介助懸垂の場合はロープを少し自分で出さないと降りてこない。両方に同じくらいの重さがかかってるから当然か。
・トップロープの位置移動を上部の支点付近で行ったことによって誘発された落石があって、危うく命中するところだった(まわりの人いわく、5cm差。ビレイ中だったこともあり、とっさに避けれず)。ロープの移動を行うときは下の人に危険がないことを確認する必要あり。
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