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Yamareco

記録ID: 2112300
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ハイキング
北陸

ブナの街道、若狭庄部谷山南尾根

2019年11月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:47
距離
8.8km
登り
767m
下り
740m

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
1:00
合計
7:48
8:01
222
スタート地点
11:43
12:43
186
15:49
ゴール地点
天候 晴れ無風、山頂のみ微風
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし
東尾根の藪の中に右へ曲がる箇所があり、踏み跡と赤テープがある。
2019年11月17日 07:55撮影 by  iPhone 8, Apple
2
11/17 7:55
この橋の手前を左に入る。帰りは橋の向こう側に下り立つ。
この橋の手前を左に入る。帰りは橋の向こう側に下り立つ。
猪のチビちゃんが罠に掛かってた。私達を見て 鉄柵にもう突進するもんだから 鼻の辺りから出血してて これ以上ここにいると傷が大きくなりそうなので 先を急ぐことに (t)
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猪のチビちゃんが罠に掛かってた。私達を見て 鉄柵にもう突進するもんだから 鼻の辺りから出血してて これ以上ここにいると傷が大きくなりそうなので 先を急ぐことに (t)
おきまり
コケ苔の木々
2019年11月17日 09:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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11/17 9:13
黒谷山。芝が残っていて昔何かがあったようだ。
黒谷山。芝が残っていて昔何かがあったようだ。
地面に沿って育った木々
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地面に沿って育った木々
おっきい白いキノコ
2019年11月17日 10:22撮影 by  iPhone 8, Apple
11/17 10:22
おっきい白いキノコ
日本海
2019年11月17日 10:26撮影 by  iPhone 8, Apple
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11/17 10:26
日本海
まるでバンザイしてるかの様なチビ幹。そう見えるのは私だけやろか・・・ (t)
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まるでバンザイしてるかの様なチビ幹。そう見えるのは私だけやろか・・・ (t)
太い幹に抱かれて?んー抱いてかな? (t)
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太い幹に抱かれて?んー抱いてかな? (t)
色とりどりの落ち葉のカーペット。ふっかふか (t)
2019年11月17日 10:58撮影 by  iPhone 8, Apple
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11/17 10:58
色とりどりの落ち葉のカーペット。ふっかふか (t)
イワウチワ
モフモフ
2019年11月17日 11:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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11/17 11:31
モフモフ
座れそうな二股
まもなく山頂
庄部谷山は森の中
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庄部谷山は森の中
野坂岳方面
フラミンゴみたいなーー (t)
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フラミンゴみたいなーー (t)
燃ゆる紅葉
林道に出た。少しだけ林道歩き
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林道に出た。少しだけ林道歩き
ここからが素晴らしい
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ここからが素晴らしい
林道を横切る
静かな山歩き。聞こえるのは私達の鈴音と時折聞こえる動物たちの鳴き声。 (t)
静かな山歩き。聞こえるのは私達の鈴音と時折聞こえる動物たちの鳴き声。 (t)
何があるのかな
最後は植林帯
この石碑が目印
2019年11月17日 15:54撮影 by  iPhone 8, Apple
11/17 15:54
この石碑が目印
そのすぐ下
変電所前の湧き水を汲んで帰る
2019年11月17日 16:20撮影 by  iPhone 8, Apple
11/17 16:20
変電所前の湧き水を汲んで帰る

感想

 庄部谷山はちょうど1年前にyamaneko0922さんと一緒に歩いた山だ。その時やぶこぎネットオーナーの山日和さんと出会い、いろいろ教えていただいた。今回はその時から気になっていた尾根を歩くことにした。そこはnaojiroさんが春に歩いている。軌跡を拝借していく。感謝。
 この山には一般登山道がない。バリルートの最大の注意点は最初の登りと最後の下りが崖になっていないかだ。前回は安全に下ろうと巡視路をたどっていったら、そこは崩れていて階段もなくなっていた。今回もそんな崖を想像していたが、最初も最後も草木の生えた安全な場所だった。
 登りは黒谷西尾根。前回はここを下った。P583黒谷山から庄部谷山まで素晴らしいブナ林が続く。前回は時間がなくて早足で通りすぎたが、今回はゆっくりと歩くことができて大満足だ。
 下りの東尾根は初めてのコースだ。ここもブナの街道を想像していたが、かなり違っていた。植林・藪・林道・ブナ林・岩場と変化の富んだコースだ。P674の林道出会いまではしっかりした踏み跡があり、迷いやすい藪の中ではテープが付けてある。P674から鉄塔までは尾根ではなく広大なブナ林だ。こんな素晴らしいブナの森を見たのは久しぶりだ。どこでも歩けて、鉄塔に向かって下ればOK。その後は植林を通って最後は3mほど木につかまって降りれば舗装道に到着する。
 今回でも十分満足したが、機会があれば黒谷を遡ってその先の尾根を歩いてみたい。この沢と尾根はyamaneko0922さんが9月に歩いている。いいところのようだ。

自然林の森を歩くと言うflatwellさんに 今回も同行させて頂きました。

最初と最後は急登だと聞いていてのですが まさか・・・登山道ではない急な斜面を落ち葉で足を滑らせて何度もずり下がったりと私にはなかなか大変でした。

急登が終わると後はなだらかな尾根歩き。
お山は もう晩秋で落葉の木々が多かったけれど時折紅葉があったり、1面イワウチワの葉の群生に出会ったり、ブナの自然林の中に変わった形の幹の数々、地を這うように育った木々、穴が空いた幹、座れそうな二股三股の幹、根元から何十本も別れた幹の木々等、面白い形の幹を発見しながら歩く事が楽しかった。
足元はふかふかした落ち葉の上を歩き、見上げれば青空が広がり 最初と最後はちょっぴり辛いかったけど 最初から最後まで誰にも会わず、聞こえるのはflatwellさんと私の鈴の音と 時折聞こえるお猿や鹿の鳴き声だけの静かな山歩きでした。

途中、少し道迷いらしき事がおこりそうになりましたが 経験豊富なflatwellさんの判断のおかげで無事下山となりました。

新緑やイワウチワが咲き乱れる頃に もう一度このお山を訪ねてみたい。


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コメント

ほんのりとした(*‘∀‘)秋の山・動画うっとり拝見~♫
flatwellさん tochiotomeさん お疲れさまでした<(_ _)>
いつも素晴らしい山行レコ楽しみに拝見しています(^^♪

☀差し込むブナ林・・穴が空いた幹、座れそうな二股三股の幹、風雪に耐えて地を這う木々等々、ほんのりとした動画・冬間近かの「ブナの街道、若狭庄部谷山」バックミュージックともに・いいですね~ うっとりして拝見しました (*^^*)♫
2019/11/20 18:46
Re: ほんのりとした(*‘∀‘)秋の山・動画うっとり拝見~ϗ...
ibuki89様、いつもいいねをありがとうございます。
そして動画を見ていただけて嬉しく思います。若者ウケする迫力ある動画ではなく、落ち着きのあるのんびりした雰囲気にしてみました。評価は人それぞれでしょうね。
まだまだ撮影と編集の腕が上がりませんが、これからも続けていきますのでどうぞよろしくです。
2019/11/20 21:34
庄部谷山のブナ林
動画を見ていたら、P677鉄塔から庄部谷山までのブナ林の情景が目に浮かんできて目がウルルンとしました。いいですね、年のせいでしょうか?
紅葉の時期にも訪れてみようと思っていましたが今秋は実現できませんでした。
オズモの手持ちカメラはいいですね。見ていて臨場感と安定感が伝わってきます。
近江側には珍しくないでしょうが、若狭では庄部谷山の南側は春と秋には陽光を浴びられる貴重なルートだと思います。今秋はflatwellさんのレコで我慢することにします。
2019/11/20 23:23
Re: 庄部谷山のブナ林
naojiroさんの軌跡が完璧だったので、自分でルートを作成することなくそのまま計画書に使わせていただきました。帰りの広大なブナの森だけ少し東側を歩いています。
 ドローンも電動カメラもめちゃくちゃ小型で安いのが出まして、これからこんな動画が増えてくると思いますよ。ただ、小さいドローンは風の影響を受けるし、軽い手持ちカメラは手ブレが目立ったりするかもしれません。今使っている重いカメラでも歩くと縦揺れがしてしまいます。腰を落としてロボットのような歩き方をすると抑えられるのですが、とても疲れてしまいます。次回は縦揺れ防止装置を取り付けてやってみます。
2019/11/21 11:31
レポート読ませて頂きました
好きな山域なので、じっくり読ませて頂きました。庄部谷山は別ルーで二度歩きましたが、まだまだ歩いてみたいコースがたくさん残っています。甲森谷も素敵なところですね!
2019/11/26 21:02
Re: レポート読ませて頂きました
fura_riさん、コメントありがとうございます。
愛知にお住まいでこの山を知っているというのは、かなりのベテランさんでは。
甲森谷は雑誌に紹介されたとき多くの人が訪れたようですね。その後かなり荒れたそうで、かつ沢登りは危険なので私のレベルでは行けそうにありません。
安全な尾根コースでおすすめの山がありましたらご紹介ください。
2019/11/27 12:13
Re[2]: レポート読ませて頂きました
返信ありがとございます。振り返ってみると、最初に甲森谷から沢登りで庄部谷山に登ったのは、10年前の2009年5月のことでした。その後、2011年の2月、2016年10月にはテント担いで登りました。flatwellさんのレポートで描かれる庄部谷山は魅力的で、改めてその当時の感動がよみがえりました。おつかれさまでした。そして、いいレポートありがとうございます。
2019/11/27 18:46
プロフィール画像
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