記録ID: 2112486
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ハイキング
東海
萩原御前山 御嶽を遥拝する山頂
2019年11月15日(金) [日帰り]
- GPS
- 04:55
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 794m
- 下り
- 781m
コースタイム
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「桜洞」付近で東進、獣除けゲートを開閉して林道に入ります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道、標識共に整備されていますが 苔むした石の折り重なる急坂は、 歩きにくく滑りやすいので、転倒、捻挫にご注意下さい |
その他周辺情報 | 下呂温泉 幸の湯 https://gero-sachinoyu.com/ シャンプー、石鹸等は置いてありませんので持参してください |
写真
撮影機器:
感想
萩原御前山は「日本の山1000」に選ばれている山。
萩原町は下呂温泉と高山市の間にあって
宿場町の面影を残しているのではないかと想像していましたが
下山後、町中を散策すると、思った通りの町並みの名残を見かけ、
酒屋の店先の杉玉などはとても懐かしく、
野伏山、猿ヶ馬場山に登った日の思い出がよみがえりました。
林道終点に数台駐車できる登山口からは
渓流沿いに谷間を詰めていきますが、険しい谷は意外でした。
殊に屏風岩と名の付いた断崖は、背の高い木々に遮られ
近づくまで見通すことは叶わず、深山幽谷の趣です。
明け方冷え込んで、山頂付近の笹原は雪のように真っ白に霜を置き
急斜面を登って大汗をかいた身体が即座に冷えたせいか
ふと心が萎えそうになりましたが
日当たりの良い岩場の山頂に立つと、正に御前山の名の示すように
御嶽の雄大な姿を目にして、気分は一変しました。
こんな隠れた名山に、大快晴の日に登れ、幸運に感謝です。
信仰心というのは、同時に自らを鍛える修行なのかもしれません。
谷の険しさに、途中で萎えそうになる心を鞭打ち、
神の住まう聖域を目にした時の満足感、達成感を得る為に
こうした険しい山が御前山として開かれたのかもしれません。
全く登山者に行き会わない静かな山域が嬉しくもあり
素晴らしい展望の山が不遇なのではないかと思ったりもして
ちょっと思いは複雑でしたけれど、
御嶽を遥拝する、静かな信仰の山としてお薦めです。
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コメント
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御嶽山が目の前ですね、ここから見る 御嶽もいいですね。
本当にいろいろな山がありますね。
御嶽山は、噴火の後登ったので頂上までいけなくて、再チャレンジしようと思っています。
今回の遠征予定どうり全て終了したのですが、明日帰りの途中、冠山、能郷白山も登っていきます。
今日は南条SV泊です。
御嶽は雄大な独立峰なので周りの山から様々に仰ぎ見ることができ
富士山、白山の様に霊峰と仰いできた先人の思いに共感します。
岐阜県側にも御嶽が大きく美しく見える山が多い気がして
近いこともあり、ついまた来てしまいました(^^;
私も御嶽は剣ケ峰往復しかしていないので
広大な火口周辺をぐるりと歩きたいと思っていましたが
今となっては叶わない夢かもしれません。
遠征、予定通りに進むなんて凄いことですね 、驚きました
天気など考えると、順調に登頂でき、満足していらっしゃることでしょう
体調もよろしいようですね
冠山、能郷白山ともに懐かしく印象に残る山!
何故かというと、山より登山口に至る悪路の運転に自信がなく
行く決心がなかなかつかなかったのです
二山とも峠からの往復では殆ど標高差もない山なのですが…
なにはともあれ、帰宅されるまでの距離もありますし
車の運転にも十分お気を付けください。
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