天狗岳〜三国岳 キノコ山行


- GPS
- 07:15
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 789m
- 下り
- 781m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は4年ぶりに天狗岳、三国岳に行ってみました。その時はまだキノコにさほど興味がないのにナメコを見つけてて写真だけ撮ってスルーしてました。
さて京都北部の山は取り付く道路が狭い、駐車場が整備されていないということもあって入山者がグッと少なくなります。そのせいで登山道の整備状況もよろしくなく、ルート間違いや滑落の危険性もかなり高く、上級者向けとなります。実際このルート上で今年5月に道迷いの末に滑落して亡くなられた方がおられたのは記憶に新しいところです。私も捜索のお手伝いをしようかと思いましたがその時たまたま悪い風邪の後遺症で鼻がまるでダメ、行くだけ邪魔なだけになるので控えてました。
実際このルートを久しぶりに歩くとその難易度の高さに閉口しました。捜索に行ってたとしても自分が安全に下山することで精一杯です。
まず登山口からどこに進んだらいいのかが実に不明瞭です。そこから先の沢沿いのルートもルートファインディングが難しいです。
今回も散々探して稜線への取り付け点は一番マシそうな沢沿いから尾根筋に入りました。ここは最近刈り払いされた形跡があり、それを頼りに登りましたが猛烈な急斜面で薮を掴みつつ登ります。稜線に出れば出たで倒木に遮られたりして道迷いしやすいものです。実際遭難された方の間違ったルートも、正しいルートか間違ったルートなのか区別があまりつきませんでした。
そんなわけで天狗岳に到着するまでだいぶ余計な時間を使いました。キノコ探しもあるので特にです。天狗岳から三国岳まではアップダウンが多く、距離の割には時間がかかります。この途中の広いところでお昼にしました。
三国岳の少し手前くらいでマツタケの匂いを何度も感じ、さんざん周囲を調べましたが何も見つかりませんでした。松の木はないのでバカマツタケの傘が開いたものからの匂いだと思いますが・・・。
三国岳からの下山はルートはそこそこ明瞭ですが、ほぼ垂直の崖のトラバース道が多く、黒部の下の廊下に行かなくてもここでスリルだけはたっぷり味わえます。落ちたら怪我ではなくヘルメット被っていたとしても即死でしょう。こんなルートは歩きたくないものです。
キノコ山行としては良い収穫はありませんでしたが、エノキタケとチャナメツムタケがあったのが収穫でしょうか。チャナメツムタケは今までノーマークだったので、今後は収穫リストに入れておきたいと思います。
コメント
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あれ、ももちゃんも天狗岳に行ってたかと。僕とシンモンさんで北八ッの天狗岳登っていたので。京都ですか、低いのに僕らの天狗岳より厳しい山なんですね。
北八ッの森は苔が見事ですが、苔を眺めながら、北陸ではキノコのことを「コケ」と言うよねって話題で歩いていました。富山より石川の方で一般的なようです。
ほんと偶然ですね
私もニシデンさんとシンモンさんのレコみてたのですが、同じ天狗岳とは思いませんでした(笑)
キノコのことをコケですか?じゃあ苔はキノコって呼ぶ〜なんてことはないですよね。コケで滑ったコケ山行。どっちでしょう(笑)
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