みちのく潮風トレイル（北上運河、田代島、網地島）

2019年11月02日(土) 〜 2019年11月03日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 75.6km
• 登り: 835m
• 下り: 834m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:15
• 合計: 8:05

9:10 陸前赤井駅
9:15 9:15 トレイル合流点
9:40 9:40 北上運河
10:35 10:35 石井閘門
12:00 12:30 石巻港
13:30 13:30 田代島（大泊）
13:40 13:40 猫神社分岐
14:20 14:20 三石崎分岐
14:30 14:40 三石崎
15:20 15:20 MANGAアイランド入口
15:40 16:15 仁斗田港
16:24 16:24 網地島（網地）
16:55 16:55 車道沿いベンチ
17:15 網地（汐亭）

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:55

5:30 網地
6:00 6:00 林道入口
6:30 6:30 車道合流（地蔵）
6:40 7:05 長渡港
7:20 7:20 鮎川港
8:00 8:00 御番所公園入口
8:10 8:20 御番所公園展望台
8:30 8:30 唐船番所
8:40 8:40 林道入口
9:30 9:30 車道合流点
13:10 13:10 小網倉（金華山街道入口）
13:45 13:45 小積峠
14:25 小積浜バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

起点　陸前赤井駅（JR仙石線）　　　　　　　　　 9:09着（石巻行）
終点　小積浜バス停（ミヤコーバス）　　　　　　14:39発（石巻行）

コース状況／危険箇所等

　北上運河沿いのルートと、石巻港周辺のルートは、随所で工事のため迂回する箇所があります。大きく迂回する箇所もあるので、時間には余裕を持つことが必要です。
　御番所公園から鮎川に向かう林道は、洗掘のため路面が荒れています。倒木もあり歩行注意です。
　また、鮎川から小積浜までの車道を歩く区間には、工事のための一方通行区間が多くありますが、歩行者への配慮はあまりなされていません。車に注意して歩く必要があります。

写真

11/2 9:10

スタート地点のJR陸前赤井駅

11/2 9:15

国道45号線の合流点、左折します

11/2 9:26

ここを右折し、定川沿いに北上運河まで行きます

11/2 9:44

ここからは北上運河沿いにまっすぐ、旧北上川まで歩きます。

11/2 10:16

途中何箇所か、工事箇所があり迂回をしなくてはいけませんでした。

11/2 10:37

旧北上川との合流点、石井閘門

11/2 10:42

旧北上川右岸を行きます

11/2 11:03

旧北上川右岸を行きます

11/2 11:41

石巻中央港近くなって、工事のため川沿いはいけなくなり、大きく迂回させられます

11/2 12:00

石巻中央港
ここから網地島ラインに乗ります

10/22 10:38

石巻港周辺旧北上川
（日和山公園から別の日に撮影）

11/2 12:31

石ノ森漫画館を見ながら出港

11/2 12:56

田代島に向かいます

11/2 13:30

田代島大泊港

11/2 13:41

満員の乗船客のほとんどは、左の猫神社ヘまっしぐら。
トレイルはここを右に行きますが、そちらに向かったのは私だけでした

11/2 13:44

トレイルはここを左に下っていきます

11/2 13:46

海岸沿いの林間の道を行きます

11/2 13:58

海が見えました。
海越しに遠く船形山が望めました

11/2 14:19

仁斗田港へはまっすぐ行きますが、ここからみぎに行き三石崎に立ち寄りました

11/2 14:26

三石観音

11/2 14:32

三石崎、ハマギク咲く松林の高台
海の展望が開ける静かな場所でした

11/2 14:32

三石崎、四阿もあり休憩適地です

11/2 15:19

MANGAあいランド入口

11/2 15:20

砥面島の向こうに網地島が望めました

11/2 15:38

仁斗田港

11/2 15:57

仁斗田港で網地島への船待ちの時間、登場した島の主役

11/2 15:59

愛想振りまくでもなく静かに寄り添ってくれました

11/2 16:14

網地島へ

11/2 16:35

網地島についてすぐ、夕暮れまで僅かな時間でトレイルルートをたどりました
ここを左に行きます

11/2 16:38

この商店脇の細い路地を右に行きます

11/2 16:40

ここはまっすぐ左の竹林に向かいます

11/2 16:42

トレイルのサインのテープがありました

11/2 16:43

小さな石仏？が路傍にありました

11/2 16:45

林内はすっかり暗くなりましたが道はしっかりしています

11/2 16:56

車道合流点
ベンチがありました

11/2 16:33

網地島網地港の夕暮れ

11/2 16:34

お世話になった網地の高台にある民宿、汐亭。
海を見下ろすおしゃれなカフェテラスがあります
島でただ一軒だけ、シーズンオフの一人客でも歓待してくれました。ソロのハイカーにもオススメです。

11/3 5:50

次の日は、長渡港の始発の船に間に合わせるため、夜明け前から出発。途中、夜明けを迎えました

11/3 5:59

ここから車道を離れ右に、鋭角に曲がり未舗装の林道に入ります
トレイルのサインがあります

11/3 5:59

道の様子、ずっと林内を行きます

11/3 6:16

途中、海が望めました

11/3 6:20

路傍のサイン

11/3 6:29

車道との合流点

11/3 6:30

車道との合流点
地蔵が並んでいます

11/3 7:03

長渡港
トイレ、休憩所があります

11/3 7:20

対岸の鮎川港へはすぐに着きます。

11/3 7:21

牡鹿半島ビジターセンター

11/3 7:25

鮎川港を見下ろしながら、御番所公園に登っていきます

11/3 7:57

ここを左折して、御番所山公園へ

11/3 8:11

御番所山公園展望台
金華山御番所山公園を一望にできる芝生の気持ちの良い公園です

御番所山公園

網地島、田代島方面の展望も開けています

11/3 8:29

唐船番所

11/3 8:41

ここから車道を離れ、左の林道を下ります

11/3 8:42

林道の最初は歩きやすいのですが。

11/3 8:47

さきに来襲した台風の影響か、洗掘でかなり路面が荒れており、倒木もあって歩行注意です。

11/3 9:28

車道との合流点
ここを左に、まもなく鮎川港です

11/3 10:29

鮎川から石峠を過ぎ、すぐにある左に入る細い道がルートです。路傍の草が茂っていますが、めげずに行きます

11/3 11:24

車道沿いに、所々「金花山街道」の標柱がありますが、朽ちて判読の難しいものがほとんど。もったいないです。

11/3 11:28

小渕浜ヘの道は、ここを左に鋭角に曲がり下っていきます

11/3 13:08

小網倉浜から、旧街道小積峠ヘの道の入口です。
ここには標識がなく、わかりづらいですが、車道右手に神社が見えたら、その手前の谷部に、右手に入る道があります。

11/3 13:09

しばらく行くと、トレイルのサインがありました

11/3 13:10

墓地の中央を左斜めに登っていきます

11/3 13:11

右手に歩道入口の標柱があります

11/3 13:41

緩やかに明瞭な道を登っていきます

11/3 13:45

11/3 13:47

小積峠
左に下っていきます。トレイルのサインあり

11/3 14:12

舗装道路に合流したら左に下っていきます
（まっすぐ行くと行き止まりです）

11/3 14:17

ハイカーの安全のため、有害鳥獣駆除の情報が掲示されてました。（トレイルのHPでも情報があります）

11/3 14:24

今回のゴールとした小積浜バス停。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

TORQUE G03 au 京セラ

感想

ranger-K

　今回、予想外に苦労したのが宿の確保。島を結ぶ船便が実質1日3便だけなので、二つの島を歩く行程を組む上では、島内での宿泊が必須、ただ、シーズン（海水浴等）オフ、その上、どの宿もソロハイカーにとっては致命的な「お一人様お断り」の対応ばかり。そんな中、救いの神。網地島網地の民宿「汐亭」さんのおかげで、なんとかうまく島々を回ることができました。怪しげな高齢ハイカーでも、快く受け入れていただきました。海の見えるおしゃれなダイニングがある高台の民宿、「ハイカーの友の宿（仮称）」に勝手に認定（笑）。女将さんとは四方山話をさせていただきましたが、トレイルのことはあまりよくご存じなかったみたいでした。同類のハイカーの利用が今後あるかも知れないので、またそのときにもよろしくとお願いしました。島内に少しずつでも歩きに来るトレイルハイカーへの理解が広がってくれると嬉しいのですが、・・。
　三連休とあって「猫の島」人気の田代島に渡る定期船は、家族連れや若者らで一杯。ただ、そのほとんどは上陸すると猫神社にまっしぐらで、島内を一周するトレイルを歩くのは私一人。　島内を巡る道は、照葉樹林内のみち、渡って来たばかりのシロハラの群れに囲まれながら、海を望みながら静かに歩くことできました。海越しに遠くには船形山？の姿も。
　牡鹿半島南端の「おしか番所山」からの金華山、網地島、田代島、牡鹿半島東海岸の眺望は見事。中でも対岸の「金華山」の偉容は、さすが古くからの信仰の対象だけあって、海を隔てていても神域としてのオーラが感じられました。
　小積峠の道は、入口がわかりにくいのが難点ですが、古くからの金華山参詣、生活の歴史を体感しながら静かに歩くことができました。
　その他でも半島を歩いていると道の所々に、「金花山街道」の標柱を見かけましたが、朽ちかけているものがほとんどでした。古くからの参詣、生活の歴史を体感しながら歩けるような仕組みがさらにあればと思いながら歩きました。