頭巾山 〜短いが登り甲斐のある若丹境の山〜 [福井県 おおい町]


- GPS
- 03:13
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 537m
- 下り
- 516m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
軽自動車は途中進めないので1.2キロ手前に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根直下になるロープ付き急坂は、下りもだが登りも岩が湿っていて滑りやすいので注意すること。 |
写真
感想
今年の登山は嶺北か奥美濃が多いが、嶺南の山にはあまり行けていない。
興味がある山域が多いのだが、流石に暑い時期はしんどいので登れてなかった。
かといって、この前の飯盛山みたいに雨降ってほしくないし。
というわけでようやく良い条件に巡りあって、多田ヶ岳に向かってアタック仕掛けたのだが、松茸山ということで、登りたければ区長に許可を得ることらしいが、何処の誰だかも分からないし、めんどくさいので直ぐに引き返した。
もう時間も10時前とどうしてくれるんだと思ったが、なんとか手軽に登れる山を見つけたのが頭巾山だ。
時間が遅いのもあるから野鹿の滝からの短縮コースを辿る。
野鹿の滝から車で林道を進もうとするも、平家岳までとはいかないものの、中々手強かったので、車を途中で停めて登山口まで1.2キロ歩く。
こういうのはアルプスでは普通の事なので苦ではなくなってる。
登山道に入ると綴折れの急坂から始まり、単調な道で徐々に標高を上げる。
中盤以降は岩が出て来はじめると同時に傾斜も強くなり、最後の直下なんかはロープ付きの急勾配だ。
やらしいことに登り詰めた所の岩は湿り気があり滑るので、滑落に注意したいところだ。
登りきったらイワカガミの葉が大群落を作り出している大地になり、府県境尾根も間近で頭巾山も見えている。
春に来れば花は最高だろう。
府県境尾根を少し歩けば頭巾山山頂だ。
素晴らしい景色にうっとりしてしまう。
北から青葉山、日本海は水平線が見え、小浜湾に久須夜ヶ岳、東に三十三間山に百里ヶ岳、武奈ヶ岳、比叡山、南に愛宕山、長老ヶ岳など晩秋のスッキリした空気だから作り出せる素晴らしい展望だ。
帰りはあの直下の滑りやすい岩を通過し、ロープを頼っての急坂下りを経て、単調に下りきって林道を歩きおしまい。
短い距離の割にはとても登り甲斐のある山だった。
やはり国境の山はそうでなければならない。
ちなみに会った人の数は5人と不快のない人数だし、癖のある人が居ないこともまた気持ちよく登山を満喫して終われるものだろう。
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