三国岳(1209m) 夜叉が池

2001年06月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.9km
• 登り: 831m
• 下り: 817m

コースタイム

6月3日：駐車場(12:00) →夜叉が池（13:00） →三国岳 (14:30)→夜叉が池（16:00） →駐車場

コース状況／危険箇所等

初夏の夏道歩きで、行程は短いが地形図からもぜひ訪れてみたい夜叉が池に登る。山開き前日とのことで林道を治す工事をしていたのでずいぶん手前で車をおいて歩く。新緑と渓流の美しい林道だが、まもなく後ろからきた車に乗せてもらい、駐車場まで。一時間足らずのブナの多いジグザグ道を登り、県境の峠へ。そこが夜叉ヶ池だ。

休日のせいもあり、中高年ハイカーが多くてびっくり。大勢でシートを敷き、花見のような楽しみ方をしている一行もある。騒がしいので、三国山をアタックすることにする。往復2時間、道はほとんど踏み後程度になり、視界の効かない笹藪が続く。ハイカーらも誰一人居ない。さすらいの歌などを歌いながら藪をこぐ。時々見晴らしの利く場所からあたりを見るが、この山域の、もこもこと特徴とてさして無い山並みが果てしもなく続いているのが見えるのみだ。その方角を見ても琵琶湖らしきものも見えず。三国の山頂も背丈ほどの藪に囲まれている。ただ帰路に急斜面から俯瞰した夜叉が池の姿が美しい。

湖畔に帰ると、誰一人居なくなっていた。誰もいない湖畔に腰を下ろし、日の当たる浅瀬にさまようサンショウウオの群をいつまでも見ていた。帰りは運良く駐車場までドライブに来ていた男に乗せてもらい、車まで戻る。久世温泉という新しい温泉によって帰る。

写真