古墳巡り(29)孝霊天皇陵〜王寺古墳巡り

2019年11月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:07
• 距離: 10.0km
• 登り: 156m
• 下り: 155m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:07

9:57 スタート地点
11:43 11:49 畠田古墳
15:04 ゴール地点

第7代孝霊天皇陵〜畠田古墳〜達磨寺古墳群〜岩才池北古墳を巡った
「王寺観光ボランテァのガイドの会」主催の行事に参加させて貰った
http://oujiguide.web.fc2.com/
GPSが正確に作動せず、歩いた距離が少し長い印象。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

写真

王寺観光ボランティアガイドの会の行事に参加させて貰った。参加者は約40名前後。

ガイドの方は王寺について何でも詳しかった。写真の葛下川が下流の大和川に合流する所で大和川の氾濫で、逆流して王寺付近が大被害を受けたことを解説してくれた

第7代孝霊天皇陵登り口。
古事記、日本書記に系譜のみが記載され、実績が書かれていないので「欠史八代」の天皇の一人と言われている。埴輪等の発掘物はなく、古墳ではないと言う。

孝霊天皇陵拝所

畠田古墳案内版
直径15m、高さ4mの円墳
築造時期は7世紀初めごろ

古墳の入口がポッカリ開いている
被葬者はこの地域の開発の有力者と言われている

古墳の周りに「周壕」らしき溝が作られている珍しい古墳

一人で古墳巡りをしていても、このような「溝」程度を見ても別に気にとめない。ボランティアさんの解説のおかげでこの溝の意味が理解できた

達磨寺入り口

達磨寺の案内版

達磨寺と聖徳太子伝を伝える案内
聖徳太子伝は日本書記が成立した奈良時代初期から太子を偉人化する傾向があり、この傾向は平安時代の「聖徳太子伝暦」や鎌倉時代の「聖徳太子伝記」などにより拡散、拡大され、宗教、庶民の間に太子信仰が行われた。達磨寺の太子伝承もこの一つでもあろう。

達磨寺の最近立て直した本堂の地下に第3号古墳が埋められているという。

達磨寺1号古墳の石室が開いており中に入れる

達磨寺1号、2号古墳の解説

達磨寺2号古墳の石室の一部が開いているが、網で閉鎖している。

岩才池北古墳の解説
短大の中にある古墳で普通は入れないと思うが、この会の案内のおかげで見ることが出来た。感謝！！、

岩才池北古墳は群衆墳の一つで、未だ残っている珍しい古墳であると言う。

感想

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王寺は古墳が少ないという。

王寺付近は比較的低く大和川に入る葛下川が氾濫したので、集落や耕地などが弥生時代から作られず、その後の時代においても古墳が作られなかったのではないかと思った。
（古代人は洪水等についての経験が文字は無くても伝えられ、危険地域には集落や、古墳などが無いことをある本で読んだことがあった)

畠田古墳、達磨寺古墳群、岩才池北古墳などは王寺観光ボランテイの会の案内があったので見ることが出来、詳しく解説してくれたおかげで勉強になった。

王寺観光ボランテイアの会の幹事の方に感謝！！感謝！！です