（乗鞍）親父の夏休み・・・2350m雲上で避暑
sherpapa
duster
| 天候 | 晴れ、晴れ、晴れ！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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ヒルクライムサイクリストが登っていく。
昼間から雪解け水でウィスキー
（家だったらできない贅沢・・・）
感想
世間では、児童、生徒、学生は夏休みらしい。
来週末から私も夏季休暇になる。
しかし、休暇中は家族サービス。日頃、サービスしていないから仕方がない・・・
と世間は言う・・・
しかし、親父も頑張ってるんや！
親父にも夏休みがあってもええやんか！
世俗を離れ
仕事を忘れ
家族を忘れ
好きに時間を過ごす・・・
と雲上避暑プランを立てた。
選んだ場所は、位ヶ原山荘（乗鞍岳）・・・標高2350m。
下界の暑さを忘れさせてくれる雲上の別天地。
学生時代からの友人が主人の山小屋だ。
友人を褒めるのも照れくさいが、
気が利いたオーセンティックバーのマスターのような人柄・・・一人でいたいときには距離を置いてくれ、暇そうにしているときは話をしても楽しい・・・
居心地がいい・・・
全く気を遣わなくていいし、部屋も基本的に個室（グループ別）だ。
1日目は、nekoba氏が大量の本を山荘に寄贈したので、本棚の設置と本の整理。
本棚を組み立て、ジャンル別に整理し、談話室の本棚も充実した（何があるかは来てのお楽しみ）。
思ったより早く片付いたので、談話室でコーヒーをいただき、持ってきた文庫本を読む（2冊持ってきたが、1冊も読み切れなかった。理由は後述。）。
天気がいいのでテラスへ移動。
リクライニングチェアに座り、摩利支天を臨む。
雲が湧いている。みるみる姿を変える。曇ってあんなに早く形を変えるんやな・・・などとボ〜っと思っていたら、寝てしまった。
バイトのコに「sherpapaさん、お昼食べますか？」と起こされ、蕎麦を喰らう（ここの蕎麦はうまい！）
午後もテラスで過ごす。日向は少し暑い（といっても湿度は低いので不快ではない）から、日陰に移動。ウイスキーとつまみを持ち出し、読書三昧。
ピークに登る気は全くない。いつの間にか、また、寝てしまっていた。
その間にduster氏は、自転車で畳平まで登ってきたらしい。
日が陰ってきて談話室へ移動。本棚にあった「岳」（nekoba氏寄贈）を取ってみた。面白い！
漫画は最近読んでなかったが、非常に面白い。夕食まで読み入ってしまった。
夕食は山荘主人と談話しながらビールとカレー（特別に賄い食を頂いた）。
明日は、早起き出来たらピークを目指そう！と勇ましく宣言し、9時消灯（正しい親父は早く寝る）。ヘッデンで少し岳を読む・・・
2日目。目が覚めたら7時半だった・・・
こんなにぐっすり寝たのは何年振りだろう。昨日、あんなに昼寝したのに、よく寝た。ひじょ〜に爽やかだ。
duster氏は、少し早起きして位ヶ原高原まで自転車で登り、槍穂高の写真を撮ってきたらしい。
山屋にしては遅い朝食を頂き、ダラダラと過ごす。
下界の暑さを思うと動きたくないが、昼には三本滝に着きたいので、10時過ぎに発つ。鳥居尾根を降る。今回初めて歩く。
1時間ほどで三本滝に。マイナスイオンを十分浴びて（沢登行きたい！）、駐車場に到着。
今回は動いてないので、下山時にいつも行く「アビーロード」のボリュームには魅力を感じず、地元で有名な蕎麦屋でそば定食を喰らう。蕎麦粉100％のザル蕎麦、山ブドウの葉で包んだ鱒寿司と小鉢。おいしゅうございました（特に小鉢の大根の煮物は絶品。日本酒が欲しくなる）。
タトパニ号を蹴って18時に我が家へ・・・室温が35℃・・・暑い！
こうして、親父の夏休みは終わった・・・明日からがんばるぞ〜
sherpapa氏の名付けた「雲上避暑プラン」。
まさにそのまま、位ヶ原山荘に行って山に登らず、気の赴くままに本を読み、山荘の前のテーブルでコーヒーを飲み、ヒルクライム途中で山荘に立ち寄るサイクリスト達と言葉を交わし、時に散歩する。。。風はあくまで爽やかで、静かに頬を撫でていく。。。
いまだかつてない過ごし方だ。
実質的に1日半だけでは、到底「仙人」とまではいえないが、十分に下界の世俗とは隔絶された時間と空間を満喫できた。
・・・しかし、性分なのか、体を動かさずにはいられない。
山荘主人のディスプレイ用自転車（？）を借りて、畳平までペダルを漕いで行ってしまった。さすが15段変速機搭載のマウンテンバイク、当然太ももには負荷がかかるが、快適に登っていける！
そして眼前に広がる雲海、山などなどの絶景。
ヒルクライムの楽しさの一端が垣間見えた気がした。登山もいいが、自転車も面白そうだ。（ただし、下りはものすごいスピードが出るので、ブレーキのチェックを忘れずに！私はヘアピンカーブでコケないように、ビビッて超スローなコーナーリングをしてました。）
＜後日談＞
翌日、せっかく信州まで来たので、北アルプスの山をもうひとつ登ろうと考えましたが、天気予報が悪い方向に向かったので、リフトを使って短時間で主稜線に立てる唐松岳に行くことにしました。
夜には雨が降たものの、朝には黒菱平から白馬三山がきれいに見えたので、速攻登山！を心掛け、7時過ぎの始発リフトを乗り継いで、上がって来るガスに追い立てられるようにして、9時半、山頂に着きました。
道中も含め、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、不帰の��〜�景�の眺望を楽しむことができましたが、間もなくガスに包まれて真っ白に。。。
帰路に15分程、通り雨に遭ったものの、総じて楽しく登山できました。
しかし、ハイシーズンのメジャー山域は、平日で天気予報が悪くても、凄い人出で驚きました。
追伸：八方尾根の麓にある、長野オリンピックで日の丸飛行隊が金メダルを獲得したジャンプ台を見に行きました。間近で見るとド迫力！絶対に自分は飛べないと思いました。（上から見たら、もっと凄いことでしょう。）
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まずは、本棚設置お疲れ様でした。
それにしても、位ヶ原の夏休み最高でしたね
こんな優雅な休日とはさすが悟りを開いた親父のなせる業。
俺もnekoba文庫で午後のひと時をまったり過ごしたい
BGMは"The Fool on the Hill"でいかが
metsさん こんばんは
そこに山があっても登らない・・・
ゆっくり流れる時間がありがたいと思える・・・
ワシも大人になったと思います。
sherpapaさん、dutsterさん、こんばんは。
nekoba文庫の設置、おつかれさまでした。
雪解け水でウイスキーの水割りを飲んだり、十割蕎麦と山ブドウの葉で包んだ鱒寿司と絶品の大根の煮物をいただいたり、標高2350mの日陰で読書なんて、まさに親父ならではの贅沢な時間のすごしかたですね。
読んでいるほうも贅沢で優雅な気分を味わえました。
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