田代峠〜青笹山

2019年12月08日(日) [日帰り]

• GPS: 03:43
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,053m
• 下り: 1,048m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:43

7:40 徳間峠登山口（静岡）
9:53 9:56 青笹山
10:03 10:03 大平山
11:23 徳間峠登山口（静岡）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

大平〜田代峠
東海自然歩道が林道と並走しています。
こちらも一部崩落箇所があります。（写真にて）
遠回りになりますが、林道を進む方が良さそうです。

田代峠〜青笹山　急登です。中間地点付近に崩落地があり通行禁止となっています。自己責任で判断し通過して下さい。
上部の尾根側・下部のトラバース側もロープ設置ありますが、古いですしダルダルなので体重は掛けられません。尾根側も底が抜けそうで、暫くすると全部落ちてしまうと予想します。

青笹山〜浅間原　密集した熊笹漕ぎますが、下は見えるので難易度は低いです。途中で富士山側が開けて気持ちが良く歩けます。

浅間原〜大平　電力会社の送電線巡視路と思います。登りで使う事を推奨します。

写真

県道196号線の最北部まで自動車を走らせ大平からスタートです。ゲートより手前の広いところに駐車しましたが、このゲート付近まで行けると思います。未舗装路、パンク注意。

東海自然歩道を進みますが、崩落している箇所があります。
ロープは一応設置してありました。通行止めにするには・・・とは感じましたが、子供をここを連れて行くか言ったらダメですね。一応注意箇所です。

何の暗示でしょうか。

2年振りくらいに静岡県と山梨県の県境である田代峠に来ました。以前は、高ドッキョウ〜赤岳を歩いた事があります。タフな稜線だったので記憶が蘇って懐かしさが溢れてきました。今回は、続きの西側の青笹山を目指します。

崩落箇所です。
上部の尾根ルートを選択。右側は完全に落ちてしまっている。左は幅が広いように写真では見えますが、こちらも急斜面で幅が凄く狭い。

その細尾根も底が抜けていて、いつ落ちてもおかしくない状態。ロープはあるもののダルダルでこんなのに頼れない。
ゆっくり慎重に。

下部のトラバースルートが見えましたが、あちらはザレザレの急斜面です。冬に通行する際に凍っている記録を見た事があります。これは通行止も納得できます。

この崩落地さえなければこんな富士山も見られるルートなのですが・・・。復旧させる気は無さそうですね。

青笹山到着です。
広く平たい山頂で南アルプスがずらっと並んでいる雄姿を楽しめます。ここで冬季テント泊もいいかもね。

左から上河内岳、聖岳、赤石岳、荒川中岳、悪沢岳、布引山、笊ヶ岳
中段は青薙山〜稲又山
手前は山伏〜大谷嶺〜八紘嶺

大無間山と光岳

前黒法師岳、黒法師岳、朝日岳、不動岳

足元は見えますので心配無用。
太平洋が光っている。何故か気持ちいい。

浅間原の鉄塔から下山します。

電力会社の送電線巡視路と思われますが、中間より上部はとても急です。下りは結構怖かったです。
もう12月ですが、静岡はまだすすきと富士山コラボで素敵でした。

感想

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興津川の上流の大平から歩き出し、県境の田代峠から青笹山に登り、少し稜線を南下した後で浅間原から下山しました。
例の崩壊地は尾根ルートとトラバースルートがありますが、共に崩落していています。距離は短いですがどちらもとても危険な箇所です。
今回は上部の尾根ルートを選択しました。
とても歩きやすく管理されている西側の安倍川側のコースと比較してこんなにも同じ山で性格も違うのかと思い知らされます。
ただし今回の田代峠からの尾根も山頂に近づくと大きく開けた場所に出て振り返れば立派な富士山も望めますので、このまま廃道になるには勿体無い山道だと感じます。

青笹山に到着すると、天気に恵まれた事もあって富士山も南アルプスも綺麗に見えて気持ちが良かったです。安倍奥、良いですよね。