記録ID: 2136430
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ハイキング
近畿
山の辺の道(南部)
2019年12月07日(土) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:15
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 235m
- 下り
- 247m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ゴール:近鉄・天理駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。道標が完備してあり迷うこともないです。大神神社を抜ける際に案内がなくなりますが、基本的に北の方角へ進むと間違いありません。石上神宮から天理駅までも道標がないので、地図を見て確認してください。 |
写真
歩き始めて10分くらいでJR桜井線の踏切を通過。この電車は和歌山行きだった。奈良⇔和歌山の電車があるとは知らなかった。(王子⇔和歌山だけだと思っていた。)帰宅して調べてみたらや高田駅で和歌山線に入って、和歌山着12:36分。奈良から3時間弱かかることになる。
桧原神社の参道を西に下った場所にある井寺池の周囲には万葉歌碑が数多く設置されている。これは柿本人麻呂の歌碑。文化人の揮毫による歌碑とその横には読みやすい活字体の歌碑が併設されていた。
額田王の歌碑
長歌
うま酒 三輪の山
あおによし 奈良の山の
山の間に いかくるまでに
道のくま いさかるまで
つばらにも 見つつ行かむを
しばしばも 見さけむ山を
心なく 雲の かくさふべしや
反歌
三輪山を しかもかくすか
雲だにも 心あらなむ
かくさふべし也
長歌
うま酒 三輪の山
あおによし 奈良の山の
山の間に いかくるまでに
道のくま いさかるまで
つばらにも 見つつ行かむを
しばしばも 見さけむ山を
心なく 雲の かくさふべしや
反歌
三輪山を しかもかくすか
雲だにも 心あらなむ
かくさふべし也
感想
30年ぶりに山の辺の道を歩いた。当時の記憶は殆どなく、新鮮な気持ちで歩くことができた。この辺り一帯は歴史の宝庫で、神社、寺、古墳、石仏、万葉歌碑が数多く丁寧に見ているとあっという間に時間が過ぎてし待った。
歩き始めから半ばまでは三輪山が存在感を示し、西方には金剛山から二上山の稜線を遠景に大和三山や古墳群が散在して大和盆地特有の風景を作り出していて。何とも言えず安らぐものであった。
三輪山から北に連れなる山の斜面は針葉樹と広葉樹の黄葉がパッチワークのようで、周囲の柿畑と相俟って深まりゆく秋を感じた一日だった。
前半でゆっくりしすぎて、石上神宮着が予定より大幅に遅くなってしまった。そこから天理駅までは普通の道を約2km歩かねばならないので、天理駅に着いた頃は薄暗くなり始めていた。
見所は前半の桜井市に多いので、後半は急いでも見落とす場所は無いと思う。この日、私たちが歩いたコースとは逆に天理から桜井に向かう人も多く見受けられたが、前半ゆっくりすると後半の見所を省略せざるを得ない事態になる可能性があるのでは無いかと思った。
約1か月前の11月中旬に、山の辺の道の北部(奈良〜天理、20km)を歩いた。南部と比較して見所が少なく、平日ということもあって歩く人もはるかに少なかった。静かな里山歩きの雰囲気で、時折、旧跡がある程度だった。
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