鎌倉街道上道 その7（西大家~狭山市）

2019年12月13日(金) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 15.7km
• 登り: 43m
• 下り: 23m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:34
• 休憩: 1:21
• 合計: 5:55

10:48 西大家駅
11:34 11:39 旭ヶ丘神社・高萩飛行場跡碑
11:42 12:16 加藤牧場
12:42 12:42 JR川越線・鎌倉街道踏切
13:10 13:14 駒形神社
13:36 13:36 鎌倉街道交差点
14:26 14:35 狭山工業団地・かにや
14:48 14:53 奥州道交差点
15:34 15:47 徳林寺
16:06 16:17 八幡神社
16:43 狭山市駅

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：東武越生線　西大家駅
ゴール　：西武新宿線　狭山市駅

写真

12/13 10:48

西大家駅を出発

12/13 10:52

まずは駅前の国渭池祇（くにいちぎ）神社へ。境内には
八幡神社と秋葉神社もありました

12/13 10:56

踏切を渡り、県道を西へ200mほど進み、左に鋭角に100mほど入ると

12/13 11:03

鎌倉街道上道説明板があり、民家脇から旧街道が始まります

12/13 11:26

工場の間を抜けると、旧陸軍高萩飛行場跡の直線道路に入ります

12/13 11:35

直線道路を700mほど進むと交差点右奥に旭ヶ丘神社

12/13 11:35

鳥居脇には高萩飛行場跡碑と開拓碑。この辺りは昭和13年から飛行場として使用され、終戦後すぐに農地開拓されたそうです

12/13 11:41

神社の建つ交差点を東進すると、牛さんがのんびりと休んでいます

12/13 12:12

加藤牧場のキッチンでチーズ三昧の昼食休憩をとりました

12/13 12:33

小畦川を越える別所橋は工事中。真新しい王神橋で迂回します

12/13 12:36

別所公会堂のお地蔵様と馬頭観音。金網越しに失礼

12/13 12:42

JR川越線の踏切はその名も鎌倉街道踏切

12/13 12:43

踏切を渡るとすぐ、左手に小さなお堂と廻国供養塔がありました

12/13 12:52

県道15号を越えて、旧道を探りながら下小畔川沿いに進むと

12/13 12:52

橋の対岸に天神橋と刻まれた古い石碑がありました

12/13 13:02

旧街道を離れ、建武2年鎌倉幕府復興をかけて北条軍と足利軍が戦ったとされる女影原古戦場跡へ

12/13 13:03

女影原古戦場跡碑の先には霞野神社

12/13 13:09

日高市指定文化財の本殿が見られるということで、近くの駒形神社にも寄ってみます

12/13 13:12

神社の中を覗いてみると、江戸時代末期のものされる立派な彫り物で飾られた本殿が見えました

12/13 13:25

高萩団地を抜け、畑の中の道を進むと

12/13 13:26

小畦川に架かる橋の先には立派な石の鎌倉街道上道碑

12/13 13:36

その先、国道との交差点は鎌倉街道交差点。旧街道の名が今でも残されています

12/13 13:46

南小畦川を渡り、圏央道の下を抜けて

12/13 14:14

智光山公園の脇を進んでいきます

12/13 14:26

狭山工業団地に入り、お菓子のかにやに寄り道

12/13 14:27

街道歩きの私たちにぴったりのお菓子を発見

12/13 14:46

旧街道に戻り、信濃坂を下って行きます。高崎から信濃に道が続いていたから信濃坂？

12/13 14:48

坂下の奥州道交差点脇に信濃坂碑。でも、なんで奥州道交差点なのでしょう？

12/13 14:49

信濃坂碑の横には、道標を兼ねた石橋供養塔。正面には西八おうじ、右側面に南江戸道、左側面に北小川道と刻まれていました

12/13 14:51

その横には影隠地蔵。名の由来は追ってにおわれた清水冠者義高がこの地蔵の背後に姿を隠したためとか。随分小さかったのね？

12/13 15:05

紅葉の残る道を入間川に架かる新富士見橋へと進みます

12/13 15:08

向こうの昭代橋との中間あたりに八丁の渡しがあったようです

12/13 15:16

少し上流に向かい、清水冠者義高終焉の地・清水八幡宮へ。川向うのお地蔵さんの陰に隠れていたはずなのに・・・

12/13 15:28

イオンの横を抜けて大国通りに入ります

12/13 15:33

その先には徳林寺。新田義貞、足利基氏らが滞陣した場所との伝承があるそうです

12/13 15:35

境内には全国の名高いトンネル工事の貫通石が公開されています

12/13 15:52

徳林寺の裏手、墓地上の高台には不動堂と観音堂。大観音石仏は新名所となっているそうです

12/13 16:05

続いて狭山八幡神社に向かいます

12/13 16:07

創建は、室町時代初期とされる八幡神社。新田義貞の信仰厚く『新田の八幡宮』と称されたこともあるそうです

12/13 16:09

北条高時を討つべく挙兵した新田義貞が戦勝祈願の際、愛馬をつないだ松が本殿東側にあります。江戸時代末期のものとされる本殿の彫刻も見事です

12/13 16:19

裏手の丘の上に立つと狭山の街と秩父の山々を一望

12/13 16:25

最後に寄ったのは慈眼寺

12/13 16:27

草創は正長元年に草庵が結ばれ、大永年間に一樹和尚によって開山されたと伝えられています

12/13 16:31

慈眼寺裏手の黒こげ地蔵。お地蔵様のお線香の灰を塗るとイボが取れたということで参拝する人が増え、そのお線香にいぶされて黒くなったとか。今日はここまでです

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

前日同様の暖かな晴天を期待していたが、当日は曇天で気温も10℃近く低い曇天の一日となってしまい、風がないことがせめてもの慰めであった。
テンション低めで歩き出したが、歩き始めてみると沿道の社寺仏閣にそれぞれの物語があり、期待以上の見どころに気分も体も徐々に温まってきた。コース上の踏切や交差点にも街道名が残されていてこの土地に根付いた道であり、往年の往来の賑わいも感じられる道だと感じた。
また、グルメの面でも加藤牧場キッチンでの昼食やかにや工場のお菓子などおいしいものとの出会いもあり、今回も楽しいウォーキングとなった。