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記録ID: 2147992
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ハイキング
東北

みちのく潮風トレイル(牡鹿半島北部)

2019年12月14日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
23.8km
登り
569m
下り
558m

コースタイム

日帰り
山行
6:42
休憩
0:23
合計
7:05
9:40
15
小積浜バス停
9:55
9:55
35
荻浜
10:30
10:30
5
侍浜
10:35
10:45
0
月浦(支倉常長像)
9:50
9:50
85
侍浜
11:15
11:15
30
大越峠
11:45
11:45
45
桃浦
12:30
12:30
8
桃浦小学校跡
12:38
12:40
15
浪田浜
12:55
12:55
5
蛤浜
13:00
13:00
40
ツリーハウス
13:40
13:40
40
大浜(通行止め地点)
14:20
14:31
11
渡波駅
14:42
14:42
28
浦宿駅
15:10
15:10
40
猪落(通行止め地点)
15:50
浦宿駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
起点 小積浜バス停(ミヤコーバス)      9:32着(鮎川行)
終点 浦宿駅(JR石巻線)          16:28発(石巻行)
コース状況/
危険箇所等
 車道(県道)を長く歩くことになりますが、歩道のない区間がほとんどです。大型車の通行も復興工事関連で非常に多く、十分な注意が必要。
 侍浜から大越峠までのコースで峠下最後の200mで、コースがわかりずらくて道を外してしまいました。サインはありますが、最小限なので、マップは不可欠です。コースに復帰するのに、スマホのGPSは役立ちました。
 万石浦に沿って南岸を行くコースのうち大浜〜猪落間が完全通行止めとなっているため、女川方面へは、万石浦の北岸を大きく迂回せざるを得ません。(2020年3月末までの予定)
スタート地点の小積浜バス停
石巻駅から1時間ほどです
スタート地点の小積浜バス停
石巻駅から1時間ほどです
小積浜は、真新しい防波堤でぐるり囲まれていました
小積浜は、真新しい防波堤でぐるり囲まれていました
荻浜からは、遙か遠くに蔵王を望むことができました
荻浜からは、遙か遠くに蔵王を望むことができました
荻浜港付近の復興状況
トイレがあります
荻浜港付近の復興状況
トイレがあります
侍浜
ここから月浦まで足を伸ばしました
侍浜
ここから月浦まで足を伸ばしました
月浦(支倉常長像)
1
月浦(支倉常長像)
侍浜に戻り大越峠への道に向かいました
分岐点に、トレイルのサインがあります
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侍浜に戻り大越峠への道に向かいました
分岐点に、トレイルのサインがあります
途中までは明瞭な林道です
途中までは明瞭な林道です
ここでコースを失いました。(コースは地形図上にある歩道より右に行っているようですが、林内はどこでも歩けそうでした。)
峠の方向がマップでわかったので、そちらに向かうと地形図上にある歩道をたどり、峠下でコースと合流。
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ここでコースを失いました。(コースは地形図上にある歩道より右に行っているようですが、林内はどこでも歩けそうでした。)
峠の方向がマップでわかったので、そちらに向かうと地形図上にある歩道をたどり、峠下でコースと合流。
大越峠
旧金花山街道のようです。
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大越峠
旧金花山街道のようです。
桃浦への下りは、登りよりトレイルのサインで丁寧にコースを示していました
桃浦への下りは、登りよりトレイルのサインで丁寧にコースを示していました
途中、沢沿いを行く箇所があり、サインのある箇所を何度か渡ります。増水時は要注意です。
途中、沢沿いを行く箇所があり、サインのある箇所を何度か渡ります。増水時は要注意です。
手作りの木橋がありました
手作りの木橋がありました
水路を渡ると、県道に出ます
水路を渡ると、県道に出ます
桃浦漁港区域は、どこも工事中なので、しばらくは県道を行きました
桃浦漁港区域は、どこも工事中なので、しばらくは県道を行きました
漁港から急な坂を上り県道に向かう途中、振り返って見えた桃浦漁港。
漁港から急な坂を上り県道に向かう途中、振り返って見えた桃浦漁港。
ここを左に曲がり、桃浦小学校跡への道へ
ここを左に曲がり、桃浦小学校跡への道へ
そのまま行くと左の路傍に下りの階段があります
そのまま行くと左の路傍に下りの階段があります
木の間越しに海の見える明かり林を行きます
木の間越しに海の見える明かり林を行きます
桃浦小学校跡
潮騒が聞こえる明るく静かな林内の空間は、まさに桃源郷
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桃浦小学校跡
潮騒が聞こえる明るく静かな林内の空間は、まさに桃源郷
明瞭な沢沿いに道を下っていきます
明瞭な沢沿いに道を下っていきます
小さな浜(浪板海岸)があります
小さな浜(浪板海岸)があります
トレイルのサインがついた手作り標識
トレイルのサインがついた手作り標識
蛤浜漁港
急な避難路を上ると県道に合流します
急な避難路を上ると県道に合流します
県道脇にあるツリーハウス
県道脇にあるツリーハウス
風腰トンネルを越えると、万石浦が見えてきます
風腰トンネルを越えると、万石浦が見えてきます
万石浦南岸の道は、この先工事のため全面通行止め。
(2020年3月までの予定とのこと)
万石浦南岸の道は、この先工事のため全面通行止め。
(2020年3月までの予定とのこと)
浦宿駅
渡波駅からこの駅までは石巻線利用
1
浦宿駅
渡波駅からこの駅までは石巻線利用
針浜から万石浦
猪落から万石浦
通行止め地点

感想

師走にしてはとても穏やかな日和に恵まれ、前回歩ききれなかった牡鹿半島北部「小積浜」から「万石浦」までのコースを歩きました。
すっかり葉を落とした木々越しにずっと海を見ながら、また遙か向こうに白い蔵王の峰々を望みながらの行程。
印象に残ったのは、桃浦小学校跡。海岸沿いの斜面に残された旧道をたどり訪れた明るい林間のその場所は、潮騒が心地よく響く桃源郷の雰囲気。また小沢を下るとそこにはプライベートビーチのような美しい小さな浜もありました。40年近く前に廃校となったようですが、こんな環境での小学校生活、いかなるものだったか、しばし思いを巡らせてしまいました。私と同世代も学んだ筈。昭和30年代は競争に明け暮れる現在とは違い、学校生活に専念できた幸せな時代。ここでは、この環境ならではの様々な学びがあったに違いない、そう思わせられました。人が運ばれ、物を運ぶための効率的な道が整備されるにつれ、失われる「固有環境」と文化。1世紀前のベントンマッケイの危惧は、世界共通のもの、そんなことも思いました。
1週間前に開催された環境省、みちのくトレイルクラブ共催の「長距離自然歩道50周年記念シンポジウム」では、歩くことについて原点から種々学ばせていただきました。早速影響を受け、芭蕉の「路ふみたがえ」を実践(笑)。侍浜から大越峠ヘの杉林で「路たがえ」ました。歩きの達人ならば、「路たがい」続けて歩くのでしょうが、やはり凡人なので、久々に真面目に地形を観察、ルートファインディングを楽しんで、峠下でルートに復帰してしまいました。
今回で、トレイル南端のスタート地点から、272km。

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