みちのく潮風トレイル(牡鹿半島北部)
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 569m
- 下り
- 558m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
終点 浦宿駅(JR石巻線) 16:28発(石巻行) |
コース状況/ 危険箇所等 |
車道(県道)を長く歩くことになりますが、歩道のない区間がほとんどです。大型車の通行も復興工事関連で非常に多く、十分な注意が必要。 侍浜から大越峠までのコースで峠下最後の200mで、コースがわかりずらくて道を外してしまいました。サインはありますが、最小限なので、マップは不可欠です。コースに復帰するのに、スマホのGPSは役立ちました。 万石浦に沿って南岸を行くコースのうち大浜〜猪落間が完全通行止めとなっているため、女川方面へは、万石浦の北岸を大きく迂回せざるを得ません。(2020年3月末までの予定) |
写真
感想
師走にしてはとても穏やかな日和に恵まれ、前回歩ききれなかった牡鹿半島北部「小積浜」から「万石浦」までのコースを歩きました。
すっかり葉を落とした木々越しにずっと海を見ながら、また遙か向こうに白い蔵王の峰々を望みながらの行程。
印象に残ったのは、桃浦小学校跡。海岸沿いの斜面に残された旧道をたどり訪れた明るい林間のその場所は、潮騒が心地よく響く桃源郷の雰囲気。また小沢を下るとそこにはプライベートビーチのような美しい小さな浜もありました。40年近く前に廃校となったようですが、こんな環境での小学校生活、いかなるものだったか、しばし思いを巡らせてしまいました。私と同世代も学んだ筈。昭和30年代は競争に明け暮れる現在とは違い、学校生活に専念できた幸せな時代。ここでは、この環境ならではの様々な学びがあったに違いない、そう思わせられました。人が運ばれ、物を運ぶための効率的な道が整備されるにつれ、失われる「固有環境」と文化。1世紀前のベントンマッケイの危惧は、世界共通のもの、そんなことも思いました。
1週間前に開催された環境省、みちのくトレイルクラブ共催の「長距離自然歩道50周年記念シンポジウム」では、歩くことについて原点から種々学ばせていただきました。早速影響を受け、芭蕉の「路ふみたがえ」を実践(笑)。侍浜から大越峠ヘの杉林で「路たがえ」ました。歩きの達人ならば、「路たがい」続けて歩くのでしょうが、やはり凡人なので、久々に真面目に地形を観察、ルートファインディングを楽しんで、峠下でルートに復帰してしまいました。
今回で、トレイル南端のスタート地点から、272km。
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