利尻山
- GPS
- 10:10
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 1,513m
コースタイム
天候 | 曇一時雨(ほんの一瞬だけ雲がとれ下が見える瞬間はあった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
下山後も電話して迎えに来ていただきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険な場所は特になし。ただ、地盤の緩さや転石のため歩きにくいところが多少あった。 ・Auの携帯電話はコース上のほぼすべての場所で通じたように思われる(少なくとも休憩ポイントとなりそうな場所では) ・登れば登るほど(特に8合目より上側)高山植物が目立つようになる。 ・風がかなり強く、また曇っていたため、6合目より上側では半袖Tシャツ+薄手の長袖Tシャツの上にレインウェアを着て歩いた。山頂での休憩中はさらにフリースを着用した。 ・下山後の風呂は宿にて。利尻富士温泉も有。 ・鴛泊にはセイコーマートが一軒あり、そこで昼食を準備した(北国グランドホテルの近く)。24時間営業ではないので前日に準備する必要がある。 ・朝食は宿でおにぎり/バナナ/ソーセージ/お茶を準備してくれた(頼めば昼食も+500円で作ってもらえるとのこと)。 ・前日宿で携帯トイレを購入。400円。数個買う必要があるのかなと思っていたが、1個で3回ぐらいは使えるらしい。 |
写真
感想
当初9月の3連休に年休をプラスして利尻に行こうと思っていたが、9月の年休取得があやしそうであったため、盆休みに変更。8月9昼〜13日昼まで滞在。10、11、12日のいずれか1日は晴れるかなと思っていたのだが3日とも天気がイマイチの予報。普段だったら無理に登らないくらいの天候だったが、せっかく利尻に来たということもあるし、実質最終日の12日に登ることにした。
朝、宿の横にある長寿の泉水で水を補給。送迎は10分ほどで登山口に着く。他の宿からの送迎もけっこう目立った。登山届を出して出発。
甘露泉水までは舗装路。のどを潤して樹林帯の山道を進む。しばらくは比較的勾配は緩やか。ほどなくして四合目に着くが、休憩なしでそのまま進む。去年の羊蹄山や祖母山は合目毎に休んでいたら返って調子が出なかった、ということも踏まえて。徐々に勾配は急になっていく。最北の地かつ曇ということで涼しいため思ったより調子よく進んでいく。
六合目の第1見晴台で休憩する。鴛泊の街は見えるがここから上は雲の中、という感じ。こんな感じの天気の中苦労だけして山頂まで行くと思うと気が重い。とりあえずもう少し進んでみることにする。
七合目あたりからはほぼ真っ白。第2見晴台に着いたあたりでは霧でメガネが濡れ、メガネをしていないほうが良く見える、といった感じに。風もかなり強くなっていた。ここでも引き返そうか迷ったが、まだ時間もあることだし、午後から天気が良くなる可能性がゼロというわけではなかったので、避難小屋まで行き状況に応じてそこで時間調整でもしようと考え、進むことに。
8合目をすぎると勾配は緩くなり避難小屋に着く。避難小屋には同じようなことを考えているのか?休憩している人が思ったより多かった。居場所が見つけづらい感じだったので、そのまま先を進む。ゆっくりじっくり登ればいいやと思い。
勾配がまた急になる。それにしても風が強い。下ってくる人も数人見かけた。山頂について引き返すには早すぎる感じだったので、あきらめて下ってきているのだろう。
9合目をすぎたあたりで、雲が一瞬取れた。たまたま見晴らしの良いところにいたので、下まで見えた!立ち止まってカメラのシャッターを切る。風で雲がどんどん流れてくるので、この瞬間を逃したらいけない!と思いながら。5分もなかったかもしれない。写真を撮るのに精一杯で、じっくり景色を眺められた、という感じではなかった。まあでも引き返さなくて良かった。また雲が取れることを期待して、山頂まで行くことに決める。
沓形分岐からはガイドブック等にあるように足場がさらにわるくなる。登っても足元が崩れて先になかなか進めない、といった感じ。それでもガイドブック等から想像したほどひどくはないように感じた。階段状に整備されたところもところどころ見かけた。整備のおかげで登りやすくなったのだろう。感謝。
山頂についたときは相変わらず真っ白であったが、一瞬また晴れるタイミングがあった。またも5分に満たない時間であった。写真に収めている間にまた曇ってしまい、肉眼に景色を焼き付けることはできず。その後しばらく山頂で待っていたが晴れることはなく。待っているのが寒いのもあり下山を開始する。
登りの時にはあまり気がつかなかったが、山頂〜避難小屋の間にはかなり多くの高山植物が見られる。普段はあまり気にせず歩いてしまう自分が思わず立ち止まってしまうほど。
9合目で、モノのためしに携帯トイレを使ってみた。我慢しようと思えばできたが。用を足したあとの袋は思ったよりも重量感を感じる。普段はトイレに行くことで身軽になれるが、携帯トイレではそういうわけにはいかないことを実感。
下山中は第1見晴台までは雲が薄くなることはあったが晴れることはなかった。朝と同様、第1見晴台あたりからは雲の下。鴛泊の街が見えたものの、なんだか物足りない感じがした。
第1見晴台から先の樹林帯はかなり長く感じた。景色が見えないのに、足元に転石が多いので思ったよりスピードも出せず。一瞬、雨がポツポツと降ってきたこともあり、コースタイムより少し時間がかかってしまったが何とか甘露泉水に到着、水分を補給して気持ちをリセットし、登山口へ戻った。
登山口から先、時間があったらフェリーターミナルまで歩こうかとも思っていたのだが、いつ雨に降られてもおかしくな空だったので、宿へ送迎依頼の電話をして迎えに来てもらった。
帰り送迎してくれた宿のおじさんと話をしたところ、3日とも天気が悪いということはめったにない、とのこと。運が悪かったようだ。ちなみに登山ができる時期で天気が良いのは6月10日〜末、または9月ぐらいが多いとのことであった(ただし9月は台風が外れれば)。仕事の都合はあれど、もとの予定通りに9月にしておけばよかったかな・・・。
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