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記録ID: 2152933
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

伊豆の怪峰 十郎左ェ門

2019年12月23日(月) [日帰り]
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十郎左ェ門 その他1人
GPS
--:--
距離
8.4km
登り
934m
下り
932m

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:35
合計
7:00
7:57
21
スタート地点
8:18
8:18
21
取付の砂防ダム
8:39
8:41
45
尾根取付
9:26
9:30
55
主稜線
10:25
10:33
4
10:37
10:40
3
十郎テラス
10:43
10:43
34
十郎左ェ門
11:17
11:17
47
12:04
12:22
31
12:53
12:53
4
12:57
12:57
25
下降点
13:22
13:22
76
尾根分岐点
14:38
14:38
19
林道
14:57
ゴール地点
奇妙な山名の十郎左ェ門、昔このあたりに出没した盗人の名前だと聞きました。
山名もさることながら山頂に至る道は主稜線でさえ薄い踏み跡程度のうえ峻峰であるため山頂付近はどこから登るにも滑りやすい急斜面を木や根につかまりながら慎重に登らなければなりません。
今回はこの山域に精通している山友に同行していただきましたが、1日中霧がかかり周りの景色が見えないためルートファインディグに苦労しました。
特に下降に使った尾根は非常に急で滑りやすく岩場や枝尾根がいたるところにあり非常に緊張しました。あまりお勧めできません。
コンパスとGPSは必携です。まさに怪峰と言える山でした。
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
主稜線と十郎左ェ門〜長九郎山の間はわずかに踏み跡がありますが、その他は獣道があれば良い方です。道、マーカーはほとんどありません。
林道の分岐点に駐車
2019年12月23日 07:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 7:53
林道の分岐点に駐車
林道を歩いているとこのコブが気になりました。
いつかは登らなければ!
2019年12月23日 08:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/23 8:07
林道を歩いているとこのコブが気になりました。
いつかは登らなければ!
今日はこの砂防ダムのある沢から取り付きます。
もちろん登山道はありません。
2019年12月23日 08:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 8:18
今日はこの砂防ダムのある沢から取り付きます。
もちろん登山道はありません。
沢から尾根へ登ってきました。
2019年12月23日 08:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 8:38
沢から尾根へ登ってきました。
分かりにくいですがここから尾根に取り付きます。
2019年12月23日 08:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 8:39
分かりにくいですがここから尾根に取り付きます。
岩場もある尾根の急登です。
2019年12月23日 09:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 9:29
岩場もある尾根の急登です。
木の間からは目指す十郎左ェ門が見えてきました。
2019年12月23日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 9:32
木の間からは目指す十郎左ェ門が見えてきました。
主稜線手前の小ピーク
2019年12月23日 09:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 9:34
主稜線手前の小ピーク
主稜線を山頂へ直接登るルートは非常に危険なためこの人工物から北西側へトラバースし、2つ目の尾根を登ります。
2019年12月23日 09:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 9:45
主稜線を山頂へ直接登るルートは非常に危険なためこの人工物から北西側へトラバースし、2つ目の尾根を登ります。
この沢で水が採れます。この右側の尾根を登ります。
2019年12月23日 09:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 9:52
この沢で水が採れます。この右側の尾根を登ります。
山頂の北側は急な崖になっています。
2019年12月23日 10:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 10:14
山頂の北側は急な崖になっています。
霧で何も見えない山頂でした。
2019年12月23日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/23 10:23
霧で何も見えない山頂でした。
こんな地味な山名板が好きなのです。
2019年12月23日 10:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/23 10:24
こんな地味な山名板が好きなのです。
長九郎山と池代の分岐点、このあたりではわずかに踏み跡や昔の杣道らしきものがありました。
2019年12月23日 11:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 11:46
長九郎山と池代の分岐点、このあたりではわずかに踏み跡や昔の杣道らしきものがありました。
4年ぶりの長九郎山
2019年12月23日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 12:11
4年ぶりの長九郎山
急な尾根を下っているとこんなものに出会いました。宝石のようでした。
2019年12月23日 13:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/23 13:33
急な尾根を下っているとこんなものに出会いました。宝石のようでした。
尾根には枝尾根がたくさんある上に大岩が数か所あり急斜面のトラバースが必要でした。
2019年12月23日 14:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 14:12
尾根には枝尾根がたくさんある上に大岩が数か所あり急斜面のトラバースが必要でした。
ようやく林道に下りてきました。5番の木が目印です。
2019年12月23日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 14:39
ようやく林道に下りてきました。5番の木が目印です。
無事林道に下り、ホッとしました。
2019年12月23日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/23 14:39
無事林道に下り、ホッとしました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 ストック ナイフ カメラ

感想

伊豆半島にも南ア深南部を思わせるような山があったのかと思えるほどマニアックな山でした。
こんな深山でもわずかに古いマーキングがあり、我々のような登山者が他にもいるんだな〜なんて思いながら歩きました。
また、山頂と長九郎山の間や下りの尾根の上部には明らかに古い杣道の跡が見られました。昔、山林の施業や炭焼きの荷物を馬に背負わせて通った道なのかな?なんて古代のロマンに浸ることができました。
天気はあまり良くありませでしたが、非常に地味でありながら緊張の連続で登り甲斐のある山でした。雰囲気は深南部と似ているものがありました。私の大好きな山のタイプでした。


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コメント

霧に包まれた十郎左ェ門
真っ白けの世界でしたがお疲れさまでした。
ちょうど48回目の十郎左ェ門でした。初めて登った時は笹藪漕ぎでしたが今は尾根筋には笹を見ることはありません。藪漕ぎにとっては楽ちんですが今後の伊豆の山を見守りたいです。
それでは良い年をお迎えください。
2019/12/25 20:20
Re: 霧に包まれた十郎左ェ門
お世話になりました。
あいにくの天候でしたが久しぶりに山談義ができ、とても楽しい山行になりました。48回目ですか?・・・ため息が出るばかりです。
私は2回目ですがまだ1人で登る自信はありません。難しい山だと思います。
下降に使った尾根をGPSがない時代にコンパスだけで下山することは至難の業だった思います。
不動岳や丸盆岳等々、深南部には登ってみたい山がたくさんあります。来年機会があればご一緒させてください。
良いお年をお迎えください。
2019/12/25 21:15
プロフィール画像
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