厳冬期の月山は甘くなかった

2020年01月03日(金) [日帰り]

• GPS: 07:59
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,249m
• 下り: 1,234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:18
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:00

3:52 志津除雪最終地点
4:05 4:06 志津野営場前バス停
4:18 4:18 ネイチャーセンター
5:45 5:46 姥沢口
6:24 6:25 月山リフト山麓駅
7:10 7:26 月山リフト山頂駅
7:59 7:59 牛首下
8:27 8:30 牛首
9:47 10:05 月山
10:41 10:41 牛首
11:09 11:10 月山リフト山頂駅
11:15 11:16 月山リフト山麓駅
11:21 11:21 姥沢口
11:46 11:46 志津野営場前バス停
11:52 志津除雪最終地点

天候

雪、風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

志津の除雪最終地点に駐車

コース状況／危険箇所等

登高ルートは道路のヘアピンをショートカットして行った方が楽
山頂斜面は海老の尻尾だらけで固い

写真

1/3 6:04

姥沢山荘の横で休憩

1/3 6:10

風雪強し！

1/3 6:33

リフト下をハイクアップ。ここまで、意外に時間がかかってしまった。

1/3 6:55

リフト下は風が通り、軽めのラッセル

1/3 7:04

リフトのケーブルは手が届く高さになる。

1/3 7:12

さすがの月山の積雪量

1/3 7:07

ワイヤケーブルに雪が張り付く

1/3 7:12

リフトトップの月山看板

1/3 7:12

山頂駅小屋。中には入れないので

1/3 7:36

横のベンチで最終体制に

1/3 7:48

トラバース斜面だがなんも見えん。GPSと平衡感覚を頼りに進む

1/3 9:13

山頂斜面は海老の尻尾だらけ

1/3 9:14

風強すぎでストックも凍てつく

1/3 9:26

ウェアも風雪で白くなる

1/3 9:29

ゴーグルがないので顔は俯向き、前は見えない。
下を向いて歩く

1/3 9:49

山頂小屋のエビ

1/3 9:51

一応、ここがピーク。

1/3 10:10

氷の鎧の小屋

1/3 10:16

神社？屋根だけ出て埋まる

1/3 11:23

リフト下の快適パウダー斜面。今日1はここ。

1/3 11:21

開けててく斜度あって最高。

1/3 11:13

父ちゃんもパウダー

1/3 11:17

月山リフトに到着

1/3 11:20

姥沢に到着

1/3 11:49

春はアプローチなしで最高だが、冬は遠くなる月山。

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

D7000 ニコン

装備

個人装備

Pon2oon 159cm

感想

hayawata

東北遠征6日目は東北の名峰、月山。春スキーは過去にあるが厳冬期は初。前日に暴風で岩手山を敗退しているので是が非でもピークを獲らなければいけない。
志津の除雪最終地点を4時に出発。しっかりしたトレースがあるが、雪が夜から降っているので上の方は消えているかもしれない。途中、道路を外れ博物園方向にトレースが続いていたのでそれを利用するが、方向違いしたり、軌道修正したがなかなか標高は上がらない。もしかしたら姥沢に向かわないトレースを選択してしまったのかもしれない。地形が複雑でアップダウンもあるので帰りは使えない。

風が強いので姥沢の山荘横で身支度を整えた。スキー場の登りはリフト下をラッセルしていく。山頂駅までは自分が、そこから先は父ちゃんにバトンタッチ。クトーを装着し、・1729の頭まで、なるべく標高を上げないように白くて視界も全く効かない斜面をトラバースした。

山頂までの残り250mは安定の暴風、北西の風が強烈だった。地面の至る所にエビの尻尾が出来上がっていた。岩手山で地獄ゴーグルの電熱線が断線していまい、目の周りは吹きさらしになることを覚悟する。首を縮めてウエアのフードに顔をスッポリ入れ込んだ、まるで亀か。今はかなり道具に頼っているが、学生時代は何もつけずに普通に地獄の中を突入してまつ毛に樹氷を垂れ下げていた。

山頂小屋はエビ尻尾だらけで凍てついていた。不思議と山頂は風がなかった。助かった。

下山も全く視界がないのでこまめにGPSで確認していった。トラバース斜面は白すぎて止まっているのか、動いているのかフラフラ。最後、山頂駅手前で標高を少し落としてしまい、カニで登った。リフト下は快適パウダー斜面、スキー目当ての1パーティに先に喰われてしまってた。姥沢からしばらく道路を進み、道路のヘアピン部分をカットしながら降りていった。登りもこっちからだったら30分は短縮できたはずだ。