2020年の山である2020mの剣ヶ峰山に登る


- GPS
- 01:27
- 距離
- 1.5km
- 登り
- 201m
- 下り
- 201m
コースタイム
- 山行
- 0:50
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 0:57
天候 | 曇り&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
川場スキー場までのアクセス道路には雪は無く、ノーマルタイヤでもOKの路面だった。この日は、続々と車が乗りつけていた。帰るころには、下の道路沿いの駐車場も満車の盛況だった。 登山路は、前日までのふみ跡が残っていたものの、登山路を外れると踏み抜くことが多かった!! |
その他周辺情報 | 川場スキー場は、最近登山客の遭難事件が増えてきていることから、ココヘリ端末の装着を登山条件としている。川場スキー場から上州武尊山に登ろうとする登山客は、川場スキー場の切符売り場のある7Fで川場スキー場が独自に定めている書式での登山届の提出を義務付けている。 https://www.kawaba.co.jp/snow/activity/snow-trekking/ また、ココヘリ端末の携帯を義務付けており、端末を持っていない登山者は、スキー場でレンタルする必要がある。また、レンタルにあたっては、所定の書式での申し込み手続きが必要となっている。 ココヘリ端末レンタル費: 1100円 往復リフト券: 2000円 この他にリフト券を購入時に500円の預託金を払う必要がある。なお、下山後、リフト券を返却すると500円が戻ってくる仕組みになっている。 |
写真
感想
1/18夕方に山岳会の仲間4人で上州武尊山に登るため、沼田市にある「道の家白沢」を目指して関越道を走った。南岸低気圧の通過で首都圏では小雪が舞っており、21時過ぎに群馬県の藤岡を通過する頃まで小雨が降り続いていた。22時過ぎに「道の駅白沢」に着き、車中泊で翌日に備えた。
夜中に目を覚ますと、月が出ており、星も見えた。事前の「てんきとくらす」予報では、19日の上州武尊山の登山は、Aランクとなっていた。
6時に起床し、準備をして7時前に川場スキー場に到着した。天気は、高曇りだったが、武尊山には、ガスがかかっていた。
7時半からリフト券の販売が始まったため、登山届を提出し、今年から始まったココヘリ端末のレンタルの手続きを行った。リフトは8時から運行開始だった。昨年の経験から、リフト搭乗の先頭は避けて、ゆっくりリフトでゲレンデトップを目指した。ゲレンデトップに着くと、既に何組かが出発していった。
8:36にゲレンデを出発し、剣ヶ峰山を目指して登り始めた。登山路には、前日までのトレースと先発していった方のトレースが残っていたので、トレースをなぞって登って行った。最初の急な斜面でこの日の一番最初に登った方が引き返してきた。ガスによる視界不良と強風が原因だと言っていた。実際、ゲレンデトップでも、ボーダーは、足元が見にくいくらいのガスの中を滑り出しており、我々の視界も悪かったが、トレースは確認できたため、登っていった。剣ヶ峰の手前で気温を確認すると氷点下11℃で十数mの強風が吹いていた。9:03に今年2020年にふさわしい標高2020mの剣ヶ峰山の山頂に到達した。
ここまで一緒に登ってきたメンバーの一人のSさんが、しきりに足を叩いたり、振ったりしていた。聞くと、以前に足が凍傷になったことがあり、今回も足が冷たく感覚がなくなってきているとのことで、この条件が続くと再発するかもしれないので、足の血流を取り戻すためにやっているとのことだった。
剣ヶ峰山の岩場を通過し、2018m地点に来たところで、Sさんが一人で引き返すといったので、リーダーと相談した結果、今回は、条件が悪いため、全員が引き返そうということになった。
剣ヶ峰山の山頂は狭いリッジになっており、続々と登山者が登ってくるため、スライドに時間がかかった。剣ヶ峰山山頂で、記念写真を撮ってもらい、9:33にゲレンデトップに帰着した。この頃になると、先程まで山頂部にかかっていたガスが晴れ始め、上空にも青空がのぞき始めていた。
Sさんの足は、依然冷たいようなので、リフトでスキー場ゲストハウスに戻った。ゲストハウス前のリフト乗場は、大勢のボーダーやスキーヤーで大賑わいだった。
今回は、上州武尊山への登頂はできなかったが、2020年の山といえる2020mの剣ヶ峰山に到達することができた。この時季の上越の山の天気は変わりやすいことを再認識させられた。またの再挑戦を期して川場スキー場を後にし、帰路に就いた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
武尊山は一度登られてますよね??冬季でしたかね?今回は残念でした。
降りてくると天気が良くなるってことはよくあります。少々悔しい思いもありますが その判断が間違っているとは思いません。コナーさんも凍傷経験ありですか。T先輩もそうなんで これからの冬山は気を付けなければいけませんね。多少高価でも良い装備を揃えて 足と 手はがっちり守りたいですね。そういう私も ここ3〜4年冷え性になり 歳を感じています。できれば2重靴を欲しいんですが これが半端なく高価で手がでませんwwww。30年前はプラブーツの2重靴をもっていて 薄い靴下一枚で厳冬期でも大丈夫でしたので・・・。若かったからですかねwww。
また T先輩が愛鷹連峰を計画なさっているようなんで ご一緒できたらと思っております。
今回の武尊山は、冬季3回目でしたが、登るたびに気象条件やメンバーが変わるため、そのたびに新しい思い出ができ、新鮮です。今回は、好条件での登山を期待していっただけに自然の厳しさを教えられたように思います。
凍傷は、山岳会では、T先輩やK女史が辛い思いを経験され、初期対応の重要性を教えられていただけに、今回も大事に至らないで良かったと思っております。年を取ると、自分も体力が衰えているだけに、装備を万全にして登ることの重要性を再認識させられました。
また、T先輩が愛鷹連峰の登山計画を構想されているとの情報、ありがとうございます。是非、実現してもらいたいと思っております。今後とも、よろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する