熊野古道(大辺路) 全縦走
- GPS
- 22:19
- 距離
- 108km
- 登り
- 2,220m
- 下り
- 2,200m
コースタイム
- 山行
- 12:23
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:23
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:55
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
先週の六甲全山縦走往復に続けての挑戦コース。紀伊山地の霊場と参詣道、日本最古のロングトレイルといわれている熊野古道へ、今回は大辺路を2日間で歩ききりました。
大辺路の名は近世初期の笑話集『醒睡笑』(1623年,元和9年)にて小辺路とともに難地の道として登場します(Wikipedia)。
紀伊山地南端に連なる山々を背に、枯木灘や熊野灘、雄大に広がる太平洋を眺めながら歩けるのは大辺路の魅力だと思います。
紀伊田辺〜那智勝浦までは約120km、累積標高約3000mの道のりです。現在は多くが国道や鉄道に置き変わってしまっていますが、道路開発を免れた部分が今も残されており世界遺産として登録されています。
2日間で歩くにはあまりにも勿体なさすぎると感じました。海に山と空、熊野ブルーの澄んだ川、活き活きとした動物達に小鳥の鳴き声。満点に輝く頭上の星々。昔の人々はこんな景色を見てたんだなぁ...
時々ヘッデンを消して空を見上げると空を敷き詰める程に星が沢山あり、あまりの美しさに脚を何度か止めてしまいました。(これだけの星空を眺めるのは大峯奥駈道以来だろうか...落ちる夕日を背に満身創痍で辿り着いた釈迦ヶ岳、山頂で見た星空は鮮明に覚えている)
途中の田子駅で仮眠を少しとり、4時過ぎに出発勝浦を目指してひたすら歩き続けました。本州最南端の潮岬からのトワイライト、海面に架かる太陽の橋、心地よい潮風。いつまでも歩いていたいと思うくらいでした。
とは言っても大半が舗装路なので、終盤は流石に脚への負担が辛かかったです(笑)
(本当は那智大社も行く予定を立てていたのですが、疲労してるのもあって温泉と海鮮に目がくらみ断念しました)。
完走した後は温泉に海鮮丼、辺りを少し観光、お土産を買って帰りました。名物のマグロと鯨の唐揚げ、めちゃくちゃ美味かったです!!
帰りの電車賃は7000円と高くつきましたが、とても充実した遠征となり大満足です。熊野古道全ルート歩きたくなってきましたね〜^>ω<^
春頃には高野山からの小辺路、GWには大峯奥駈道と中辺路をくっつけて太平洋にまで抜ける大縦走を計画しています!!
中辺路も来月か再来月辺りにやろうと思います。歴史ある参道と歩き旅。皆さんも是非行ってみては如何でしょうか?
長文になりましたが、読んで頂きありがとうございました。また、熊野古道を整備してくださってる多くの方々と地元の住民にこの場を借りてお礼を申し上げます。
それではまたどこかの山でお会いしましょう!
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