のんびり一泊 仙丈ケ岳
- GPS
- 22:00
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
8月25日 6:00仙丈小屋−6:30仙丈ケ岳山頂−7:15小仙丈ケ岳−8:00大滝の頭−8:45北沢峠
天候 | 8月24日 晴れ一時雨 8月25日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
往路 9:00芦安−9:50広河原(1100円)、10:30広河原−10:55北沢峠(750) 帰路 9:40北沢峠−10:05広河原、10:20広河原−11:10芦安 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは北沢峠「長衛荘」前にあります。 標識も多く、踏み跡もしっかりしているので、問題ないと思います。 一つだけあげるとすると、藪沢に残雪が残っているところは高巻きのとき足が滑らないように注意したい。 |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
高校生のことから憧れていた仙丈ヶ岳にようやく登ることができました。最初日帰りのつもりだったのが、金曜日に休みが取れたので、仙丈小屋に一泊して来ました。おかげでのんびりと山を味わうことができたような気がします。
一泊することにしたので、家を出るのもゆっくりにして、芦安の駐車場を9:00にでる乗り合いタクシーに乗車しました。広河原で乗り継いで北沢峠から歩き始めたのが11:00。今日は大平小屋から薮沢コースです。朝方はれていた空もだんだんガスがかかってきました。このコースにしたのは、大好きな沢の水を沢山味わいながら登るためだったので、斜面から水が出ていないかつい探してしまいます。でもようやく水に出会えたのは1時間くらい歩いたあとで、左岸に渡るところでした。水は冷たくてとてもうまかったあ。
しばらくいくと2ヶ所ほど残雪のある場所がありました。上を歩くと危ないので、高巻をしながら歩きます。傾斜のきついところにはロープが張ってあります。
この辺りまで来れば、後ろに甲斐駒ケ岳が見えると思っていたのですが、ガスがきつくて何も見えません。残念です。小仙丈尾根に抜ける道の分岐をすぎると馬ノ背の稜線に上がる急登になります。稜線っぽくなるとだんだん周囲の樹高が低くなって間もなく森林限界に突入します。久しぶりのアルプスの稜線はやっぱり気持ちいい!ガスで眺望は殆どありませんでしたが、高度感があって、やっぱり来て良かった。
仙丈小屋に荷物を預けて頂上を目指すことにしました。小屋のオヤジさんからは、「今行っても何もみえないよ!」って言われたけど、まだ早いし、やることもないのでカールの上を一周して来ました。確かにガスは厚いのですが、時々切れ目から近くの山が顔を出してくれました。
小屋には3時ごろ帰って、生ビール。寒かったけどうまかったあ。雷が鳴り出してひとしきり雨が降ると霧が晴れて来ました。日も出てきて甲斐駒ケ岳が勇壮な姿を見せてくれました。明日は晴れということなので楽しみです。5時に夕食、消灯はなんと7:30(早い!)。夜中トイレに起きた時の満天の☆は凄かった!
翌朝は4時に起きて日の出を見に山頂に行きました。快晴です。シルエットの山々がめちゃくちゃ美しい!
朝食後すぐに下山では早すぎるので、もう一度頂上へ。さっきとはまた違った風景が広がります。後ろ髪を引かれるように仙丈ヶ岳を後にして、小仙丈ヶ岳を目指します。小仙丈ヶ岳からは小仙丈カールを抱く仙丈ヶ岳の姿が素晴らしいです。
ろそろ登って来た登山者とすれ違うようになります。流石に土曜日は人が多い。今日は小屋も一杯でしょう。僕は9:45のバスで帰ることにしました。時間が早いし、物足りなさもあったので、仙水峠位まで歩こうかとも思ったのですが、春に痛めた膝がちょっと違和感があったのでやめにしました。人も多そうだし。
それにしても時間のたっぷりある山行はリフレッシュになりました。
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