護摩堂山(春の使者フキノトウを見る)

天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
一月の中旬だというのに全く雪が無い。例年と比べると、正に“異常気象”である。神さんが、鹿児島でフキノトウが出ていたとテレビでやっていたという。まあ、あちらは南国だからそれもありかな、と思う。いくら暖冬でもこちらはまだだろう。いや待てよ。数日前に秋葉山で水芭蕉の葉が大きくなっているのを見た。毎年、行っている護摩堂山なら出ているかもしれないなあ。あそこなら日当りが良いので行ってみるか、と出かける。
護摩堂山は秋葉丘陵の一角にあり、交通の便も良くいつも大勢の人で賑わっている。標高268mの里山だから至る所にルートがある。整備されたルートもあれば藪道もあり、立派な林道も通っている。秋葉丘陵を秋葉山から猿ヶ岳までと考えるとルート選択は縦横無尽である。私の歩いた連続最長は、新津駅→秋葉山→菩提寺山→高立山→護摩堂山→大沢→花立松→猿毛岳→加茂駅と13時間の道のりだった。加茂駅から自宅までは電車で、家に着いたときは、日はとっぷり暮れていた。話はそれたが今日はフキノトウ採りがメインで田上口からの王道を行く。
駐車場はすでに満車に近い。もう下って来て帰って行く人もいる。まあ、急ぐ旅では無いのでのんびり登る。途中から整備の行き届いた林道から、普通の山道を三角点へ進む。ヤブコウジの赤い実が鮮やかだ。ムラサキシキブの実がまだ残っている。ガクアジサイの枯れた花柄はどこか物悲しい。三角点には誰もいなかった。左手に尾根筋を歩いて東屋のある広場に出る。「護摩堂城址」の石碑が有り、ここが本丸だ。西側が開けていて越後平野と弥彦山、角田山が一望できる。
広場を横切ってアジサイ園の中を下って行く。まだアジサイの蕾は固い。下ったところに茶屋がある。左へ下れば登り口へ戻るが、今日はフキノトウの状況確認がメインだから右手へ下る。下って行くと林道に出るが、この間は葉の落ちたケヤキが林立して気分の良いところである。林道に出たところが東側の登山口で、そこから左に進み、分岐をさらに右手へ進む。しばらく歩くと緩い坂道となる。泥濘の酷い道である。轍の跡を見ると、かなり難渋して走っているようだ。ここ数年、いつも今頃来ているが、こんなに荒れた路面を見るのは初めてだ。この道は小さな沢に向かって下って行くが、その最下部に車が泥だらけになって停まっていた。思うに泥濘に埋まってしまい、一時的に置いて行ったに違いない。もって他山の石としなければならない、と強く思った。
道に雪は無いが、目標とするフキノトウは全然出ていなかった。いくら暖冬でも未だ1月の中旬だ。いくらなんでも早すぎる。まだまだ林道は続くが諦めて戻る。戻る途中、よくよく見れば親指の頭ほどのフキノトウが出ていた。一個見つかったら、さらに三個。合計四個の収穫となった。やれやれ。
夕飯のおかずは、もちろんフキノトウ。小さなフキノトウだが、神さんと平等に二個ずつ食べた。初物のフキノトウはほろ苦く、春の訪れを感じさせた。
フキノトウ大好物です
ふきみそがあれば、それだけで一升(いまは3合(笑))いけましたね
こんど田舎に帰ったら探してみます♪
htさん こんばんは〜
御ぶさたしています。パソコン壊れてどうにもならなくてまいってました(>_<)
何とかヤマレコに復帰したのですが、記録をアップできない状態で四苦八苦しています。今のところ閲覧とコメント投稿は出来るようになりました。完全復帰はしばらくかかりそうです。原因は単なる知識不足です。
フキみそいいですね〜。苦みが何とも言えません。
秋葉山から菩提寺山、護摩堂山に、猿毛岳、繋がっているんだ。新津と田上はお隣同士だから続いているんですよね。地図が頭に入ってないので、えーそうなの?!と驚きました。13時間もかけて歩いたなんて!挑戦してますね。ビックリです。フキノトウ話がぶっ飛びました。
こんばんは〜
いまだヤマレコ完全復帰できず人さまに見てもらうしかないか、などと考えていますが、いらぬ出費が・・・・痛いなあ(-_-)
秋葉山から猿毛岳までつながってますね。道路横断はありますが、大部分は山道を歩けます。藪漕ぎも選択できます。大沢峠の鍾乳洞や滝もあり、結構変化に富んでます。
やる気なら一筆書きで九州、北海道と進んでいけば日本一周も可能だ、と夢が広がります。って、ただの妄想です(笑)
ではまた。
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