【鉄道沿線歩】高山本線.02（美濃太田-白川口）

2020年01月25日(土) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 37.1km
• 登り: 339m
• 下り: 234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:11

7:16 スタート地点
11:03 11:44 道の駅ロック・ガーデンひちそう
11:58 12:01 上麻生駅
16:27 ゴール地点

07：13　美濃太田駅
07：53　古井駅（3.1km）
08：10　古井の天狗山（4.2km）
09：01　中川辺駅（8.1km）
10：06　下麻生駅（12.1km）
11：03　道の駅ロックガーデンひちそう（16.7km）
11：56　上麻生駅（18.1km）
15：00　白川口駅（31.3km）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

出発：美濃太田駅
到着：白川口駅

コース状況／危険箇所等

国道41号線の八百津町〜白川町市街まで約3.5kmに歩道が無い。大型車両も通過する。

その他周辺情報

上麻生より北はトイレが少ない

写真

1/25 7:13

今回は美濃太田駅から高山本線沿いに北へ向かいます。

1/25 7:38

高山本線は単線で非電化。美濃太田より先は本数も減ってしまいます。

1/25 7:32

沿線沿いにある加茂農林高校。牛がエサを食べてました。

1/25 7:53

古井駅に到着。美濃太田駅から約3.2km。
「古井」と書いて「こび」と呼びます。

1/25 7:55

古井駅の跨線橋から。左前にある「古井の天狗山」へ寄り道。

1/25 8:11

狛犬ならぬ狛天狗？　独特の雰囲気のある場所ですが、誰も自由に参拝できます。

1/25 8:10

日本一の大天狗がお出迎え。

1/25 8:13

ものすごい数の天狗のお面

1/25 8:20

古井の天狗山を後にして、川辺町へ入ります。

1/25 8:27

鏡のような川面の飛騨川沿いに上流へ

1/25 8:59

川辺町には飛騨川に漕艇場があって「ボートの町」を押しています。

1/25 8:57

「いねむりこぐな　こぐならボート」　
センスよろし

1/25 9:01

中川辺駅に到着。古井駅から約4.5km。

1/25 9:02

駅舎は新しいですが跨線橋は木製の年代物

1/25 9:07

跨線橋の鉄柱には古レールを加工して再利用されています。もったいない精神と加工技術がすばらしい。

1/25 9:22

途中にあったモニュメントもボートのイメージ。

1/25 9:45

道端にあったよくわからない彫刻

1/25 10:01

夢に出そうな車やなぁ

1/25 10:06

下麻生駅に到着。中川辺駅から約4km。

1/25 10:17

平和錦酒造。後方の山も迫力あり

1/25 10:19

何のための煙突？

1/25 10:35

ここから七宗町に入ります。なぜか「しちそう」ではなく「ひちそう」。ローマ字表記でも「Hichiso」。

1/25 10:39

なんかかっこいい名前の街道

1/25 10:47

中麻生にある道標。

1/25 10:46

「左　飛騨街道／右　白川御嶽街道」
明治26年のものです。

1/25 10:47

恐ろしい名前のトレイ専用

1/25 10:52

「ワイドビューひだ」が通過。やっと撮れた。

1/25 10:59

日本最古の石博物館。この付近の飛騨川沿いで発見されたそうです。　しかし最近、島根県でさらに古いとされる石が発見されたようで…

1/25 11:03

道の駅ロックガーデンひちそうに到着。ここで小休止。

1/25 11:02

展望台からは飛騨川の景色も堪能できました。

1/25 11:13

そばと五平餅いただきました〜。ここの五平餅は団子3つタイプ。美味しかった。ごちそうさま。

1/25 11:56

上麻生駅に到着。下麻生駅から約5.7km。

1/25 11:56

駅前には蒸気機関車展示館がありました。

1/25 11:58

「C12−165」という機関車が中にありましたが、カギがかかって見学できず。30年間で約150km（月まで2往復）も走ったんだとか。

1/25 12:10

飛騨川飛水峡。硬い岩盤を水の力だけ今も削り続けているだと思うとすごい。

1/25 12:30

左岸の国道歩きを避けて右岸の細い道を進みます。

1/25 12:36

上麻生信号所。ちょうど徐行してきた列車を撮れました。

1/25 12:45

「お茶神」。白川茶の産地だけに神様を祀られているのかな。

1/25 13:10

川の流れの音を聞きながら歩いていくと

1/25 13:14

この道通り抜けできません…

1/25 13:12

大柿橋を渡って対岸の国道41号線へ

1/25 13:16

国道にはちゃんと歩道があってしばらくは安心です

1/25 13:19

川原の岩盤にはマーブル模様のすじがあるなど楽しみます。地質のことが全く無知なので残念

1/25 13:39

やがて歩くとついに歩道がなくなりました

1/25 13:40

八百津町との境から約3．5キロの車道歩き。

1/25 13:49

800mほどで白川町へ入ります。

1/25 13:55

道路わきに設けられた慰霊碑　「天心白菊の塔」

1/25 13:56

昭和43年、この地で観光バスが土石流に巻き込まれ104名の方が亡くなられました。

1/25 14:18

上麻生ダム。大正時代に建設されたもの。

1/25 14:19

残念ながら上は渡れません。石積みブロックに風格を感じました。

1/25 14:35

歩道復活！　神様、仏様、歩道さまという気持ち

1/25 14:50

白川町の市街に入ります。

1/25 14:55

飛騨川と飛水橋

1/25 14:56

大正13年に架橋された「白川橋」を渡ります

1/25 15:08

白川口駅に到着。上麻生駅から約13km。
電車の接続が悪く1時間40分待ち。

1/25 15:31

白川町の語源ともなっている「白川」。この川が飛騨川に合流した所を中心に町が発展しています。

1/25 16:17

白川橋を横から

1/25 16:31

今回はここで終了。

1/25 16:33

昭和の懐かしさを感じるホーム待合室

1/25 16:38

跨線橋の上には優しいメッセージ

1/25 17:33

高山本線に乗って美濃太田まで。歩いた路線を一気に戻るのも気持ちよい。ありがとうございました。

撮影機器：

FinePix T500 富士フイルム

感想

KBZ0126

　美濃太田からの高山本線は飛騨川に沿って国道41号線にほぼ並行する路線となっています。旧街道では中山道と分岐して飛騨南街道と呼ばれていました。

　特急ワイドビューひだが約1時間に1本通過していますが、単線のため普通列車は本数が少ないので利用客も少なめです。そのため駅前も閑散としており、駅舎は最近になって改築された簡素なものが多かったです。

　上麻生駅から上流は飛水峡とよばれる景勝地で、深く谷を切りこんだ水の流れや太古の自然そのままのむき出しの岩肌を堪能しながら歩けました。途中で国道に合流してからは歩道のない部分があり怖さもかんじましたが、それだけ道を開削するのに厳しい街道であったとも思えます。無事に通過できたこと、すれ違った無数のドライバーも方々に感謝です。