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Yamareco

記録ID: 2199059 全員に公開 沢登り 丹沢

四十八瀬川水系 一ノ沢右俣左沢 冬期沢登り講習

情報量の目安: S
-拍手
日程 2020年01月30日(木) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
, その他メンバー2人
天候晴れ(風少しあったが、まぁ暖か)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
表丹沢県民の森駐車場
・台風の被害も復旧され通行には問題なしです。
 駐車場は林道分岐を左に上がったところですが、林道ゲートへ行く真っ直ぐ方向
 へは工事用ゲートが置いてあり、ゲート手前は入れません。
・駐車枠は7〜8台程度。トイレは駐車場奥にあり。
・登山計画書届出ポストは周辺にはないので渋沢駅北口バス停で投函。
 (以前は二俣にもありましたが数年前に撤去されております)
・駐車場から黒竜ノ滝経由西山林道方面へ四十八瀬川へ下りて渡る木橋は昨年の台風
 で流失しており復旧していません。
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GPS
--:--
距離
4.8 km
登り
378 m
下り
371 m

地図/標高グラフ


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コース状況/
危険箇所等
■四十八瀬川水系 一ノ沢

 西山林道周辺を歩いたことのある方ならご存知の「黒竜の滝」(約10m)が
 一ノ沢のF1にあたる。
 西山林道横断点から入渓する。少し遡れば水無堀山林道が排水溝で横断して
 いる。
 そのすぐ上で実質上の二俣。水量比は2:3(当日現在)。
 左俣は小滝の連続で、その後8〜10m級の滝と棚が2つ出て、これらの
 高巻きと直登が核心部。高巻きを間違うと悪くなるので、そこはリーダーの
 オブザベーション力次第。
 詰めは大倉尾根の堀山下部930m辺りに出る。
 右俣も劣らず小滝と小釜、古い石積み堰堤が続き割と楽しめる。
 600mで変形三俣。いずれも緑色凝灰岩が露出した小振りなナメ滝となって
 いる。
 左沢に入り650m辺りから等高線を見ると間隔が数本狭くなり難物があるのでは
 と期待してみるが、2段7m、2m、2m、トイ状3m滝が連続していて
 どれも慣れたメンバーなら直登は可能。一部脆いが卦蕕魃曚┐襪發里呂覆ぁ
 水が涸れた上流部は次第に急になり涸棚が続いているのが見える。
 今回は740m辺りから上部が植林帯の右岸尾根(一ノ沢左俣と右俣の中間尾根)
 に上がって遡行終了した。

 左俣の記録と遡行図(トポ)・・・拙著『丹沢の谷200ルート』に掲載
 ※右俣は今回初めての遡行なので未掲載。

 遡行グレード 1級(卦蘢度の滝クライミングが問題なくでき、高巻きの
 ルートミスをしなければ、が前提)

■一ノ沢左俣右俣中間尾根

 概ね尾根上は植林帯だが、450mの一ノ沢二俣に下りる尾根末端はなかなか急に
 なる。ホールドになる木をつないで背を空に向けたフェイシング・インで
 確実に下りたい。
 尾根末端近くで左側の右俣方向に向けた方が楽に右俣に下りられるが、3m滝や
 小釜を持った小滝を下りるのは大変で懸垂下降を交えなければならないから
 急ではあるが尾根末端まで下った方がよいかもしれない。
 二俣まで下りれば目の前に水無堀山林道があるので、右に行けば(左は行止り)
 西山林道との十字路に出られる。

■マウントファーム登山学校(JMIA認定)
 http://mt-farm.info/
 ※冬期でも沢登り講習は適宜実施しています。その他クライミング、読図、
 雪山講習なども。
  
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図 [pdf]

写真

朝の表丹沢県民の森駐車場
平日なのに6台ほど停まっていた。
2020年01月30日 09:40撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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朝の表丹沢県民の森駐車場
平日なのに6台ほど停まっていた。
西山林道上の一ノ沢入渓点
2020年01月30日 10:03撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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西山林道上の一ノ沢入渓点
出合の堰堤は左から巻く
2020年01月30日 10:03撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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出合の堰堤は左から巻く
2つ目の堰堤は相変わらず左が小滝になった半壊堰堤。
右隅は倒木がうざいので、左の小滝の左から越える。
2020年01月30日 10:07撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2つ目の堰堤は相変わらず左が小滝になった半壊堰堤。
右隅は倒木がうざいので、左の小滝の左から越える。
左の小滝の左を上がって楽に越えられる
2020年01月30日 10:09撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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左の小滝の左を上がって楽に越えられる
越えているところ
2020年01月30日 10:10撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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越えているところ
3番目堰堤は右から越える
2020年01月30日 10:13撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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3番目堰堤は右から越える
1
右壁が立ってきて小滝群が続く
2020年01月30日 10:15撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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右壁が立ってきて小滝群が続く
濡れるのを嫌い左から巻いていく
2020年01月30日 10:18撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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濡れるのを嫌い左から巻いていく
左から越える
2020年01月30日 10:21撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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左から越える
左からへつって左壁を登る
2020年01月30日 10:36撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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左からへつって左壁を登る
1
その先に下がえぐれた堰堤(以前と変わってない)
2020年01月30日 10:42撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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その先に下がえぐれた堰堤(以前と変わってない)
1
右隅のギザギザ壁を登る(卦蕁
2020年01月30日 10:44撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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右隅のギザギザ壁を登る(卦蕁
堰堤を越えれば水無堀山林道が排水溝で横断している
2020年01月30日 10:48撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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堰堤を越えれば水無堀山林道が排水溝で横断している
中を潜るのも一興だが、明らかに濡れそうなので止めた
2020年01月30日 11:04撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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中を潜るのも一興だが、明らかに濡れそうなので止めた
2
水無堀山林道
2020年01月30日 11:07撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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水無堀山林道
すぐ二俣となり右俣には2m小滝
左壁を登る
2020年01月30日 11:13撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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すぐ二俣となり右俣には2m小滝
左壁を登る
1
左俣は小滝が連続している
2020年01月30日 11:13撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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左俣は小滝が連続している
右俣2m滝の上には渕があり、両岸とも足を濡らさないでへつるのは少々テクニックが必要。
右壁に垂れていた残置トラロープを引き寄せゴボウで突破してみたら、(当然だが)残置ロープが付けられた上部の腐った細木が抜け、この冬空の中、腹までドボンしてしまった(笑)
2020年01月30日 11:18撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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右俣2m滝の上には渕があり、両岸とも足を濡らさないでへつるのは少々テクニックが必要。
右壁に垂れていた残置トラロープを引き寄せゴボウで突破してみたら、(当然だが)残置ロープが付けられた上部の腐った細木が抜け、この冬空の中、腹までドボンしてしまった(笑)
2
ナメ小滝が続いて楽しい
2020年01月30日 11:20撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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ナメ小滝が続いて楽しい
1
上がり過ぎてはいけない
2020年01月30日 11:29撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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上がり過ぎてはいけない
3m滝は左壁登る(卦蕁檗
2020年01月30日 11:34撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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3m滝は左壁登る(卦蕁檗
1
古い石積み堰堤
2020年01月30日 11:36撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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古い石積み堰堤
1
600m変形三俣
いずれもナメ滝になっている
2020年01月30日 11:49撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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600m変形三俣
いずれもナメ滝になっている
先もちょっとした緑色凝灰岩のナメ
2020年01月30日 12:07撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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先もちょっとした緑色凝灰岩のナメ
1
この石積み堰堤はなかなか原始的な作り。
昨年の台風によく耐えたね。
2020年01月30日 12:08撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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この石積み堰堤はなかなか原始的な作り。
昨年の台風によく耐えたね。
3
650mで方角がNNWからNNEに変わり等高線が混雑した箇所に差し掛かると、まず2段7m滝
2020年01月30日 12:15撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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650mで方角がNNWからNNEに変わり等高線が混雑した箇所に差し掛かると、まず2段7m滝
2段7mは右から取り付き流芯のすぐ右を越える(掘
2020年01月30日 12:22撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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2段7mは右から取り付き流芯のすぐ右を越える(掘
1
上段は左壁を登る
2020年01月30日 12:25撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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上段は左壁を登る
一見行き止まっているように見える
2020年01月30日 12:30撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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一見行き止まっているように見える
1
おそらく左岸側が木ごと崩落したのだろう
2020年01月30日 12:33撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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おそらく左岸側が木ごと崩落したのだろう
1
すぐ先に斜度のあるトイ状3m滝
2020年01月30日 12:36撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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すぐ先に斜度のあるトイ状3m滝
右足は流芯のトイ状にスメアリングし、左足は左壁の適所に置いて登る。落ち口は確実に。ステミングでも何とか登れる。(掘棔
2020年01月30日 12:39撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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右足は流芯のトイ状にスメアリングし、左足は左壁の適所に置いて登る。落ち口は確実に。ステミングでも何とか登れる。(掘棔
1
詰めは涸棚が続いているようだ
2020年01月30日 13:05撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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詰めは涸棚が続いているようだ
右岸側の中間尾根へ
2020年01月30日 13:09撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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右岸側の中間尾根へ
対岸に見えるは大倉尾根
2020年01月30日 13:24撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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対岸に見えるは大倉尾根
中間尾根を下降
2020年01月30日 14:02撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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中間尾根を下降
尾根末端は急下降なのでフェイシングインで下りる
2020年01月30日 14:25撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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尾根末端は急下降なのでフェイシングインで下りる
二俣に下りる
2020年01月30日 14:29撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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二俣に下りる
1
水無堀山林道へ出た〜
2020年01月30日 14:32撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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水無堀山林道へ出た〜
途中にあるこの滝は立派!2段15mといったところか。
2020年01月30日 14:43撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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途中にあるこの滝は立派!2段15mといったところか。
駐車場にカムバック
今日もお疲れ様ー
2020年01月30日 14:58撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
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駐車場にカムバック
今日もお疲れ様ー

感想/記録
by kamog

先日の積雪を危惧して今日の沢登りルートは直前まで迷いました。
で、標高1000m未満の水量が通常少ない沢ということで、四十八瀬川水系の一ノ沢。きれいな写真が紹介されたメジャーな沢しか行かない人には「どこ、そこ?」でしょうね。
西山林道から入渓し、小滝とえぐれた堰堤を越えて水無堀山林道を横断すれば二俣。
拙著『丹沢の谷200ルート』には左俣だけ紹介していますが、地形図上の混雑した等高線に何が出てくるか、というワクワク探検心が受講者さんたちにも沸々湧き出し右俣へ歩を進めました。
なかなかの小滝が続き登山の原点というべき探検感を満たすには充分でした。
積雪はすっかり消失してましたけど、小釜のヘツリで一旦は効いていた残置ロープが外れて真冬のドボン(笑)。一旦濡れてしまえばあとは野となれ山となれです。
真冬に沢登り?とかおっしゃる方々もいますけど、最高気温が10℃以上の晴れた日で場所を選べば、むしろ夏よりも今の方が遡行適季ですよ。本当の沢好きなら当たり前ですね。
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