鎧岳・兜岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 715m
- 下り
- 745m
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
山で一緒になった男が、「次回は兜・鎧に行く」と云っていた。兜・鎧なんて聞いた事が無いので、「それは何処にある山か」と聞くと、曽爾高原の近くの山だと云う。そう云われれば、倶留尊山の頂上で変わった形の山を見た事があるな、あれは柱状節理とか云ったな。あんな山に登ることが出来るんだとは思いもよらなかったが、私も行きたくなった。2012年2月26日、10時28分、雪の舞う中、登山口の延命地蔵から登山道に入る。沢伝いに岩の上を辿り、山道となると徐々に勾配が増す。雪が頬を叩き、フードをかぶるが直に止む。ロープがかかる急登が続く。兜岳頂上近くになると緩やかとなり、霧氷が現れる。登山口から50分で兜岳頂上920mに到着。登山口がすでに620mあり、僅か300mの登りである。枯れ木が立ち並んだ頂上でひと休みしてから下りにかかる。スギ林の中の急な下り、ロープに掴まって降りる。勾配が緩やかになり、尾根道を快適に歩く。両側が笹に覆われている道をスタスタ歩いているが、笹が途切れた所で下を見ると、右側は垂直の断崖絶壁、おそらく柱状節理であろう。おっそろし〜い。再び急坂を慎重に下り、逢坂峠に降り着いてひと休み。軽いアップダウンを越えると急登となる。これを登り切って稜線に出て、右手の尾根を行くとすぐに鎧岳山頂894mに到着。曇天の下、正面にニホンボソと、薄く雪を冠った倶留尊山が見え、その右側に茶色く染まったお椀状の曽爾高原が異様を見せている。鎧岳からの下り、しばらくは緩やかな尾根道だが、尾根から分かれて右に折れると、またまた急坂が現れる。本日一番の急坂を、ロープを握り、笹を掴み、スギの幹に抱きついて慎重に下る。急坂が終わり、スギ林の中を下って新宅本店前バス停に着いた時は、2時を回っていた。
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